Casio Basicでグラフィックス

Casio Basic入門 - Casio Basicでグラフィックス
<目次>


2015/10/21 更新
2015/12/07 追記


「Casio Basic でグラフィックス」を Casio Basic入門で連載を始めています。
 ⇒ Casio Basic入門G01 から (詳しくは Casio Basic入門 - 目次 - を参照)


これまでは、「Casio Basic を使ってみる」の連載で、Casio Basic入門50 まで続いています。グラフィックス プログラミングについては、敢えて別シリーズに分けており、今後も引き続き Casio Basic入門51 以降は続くと思います。

基本的に楽しんでやっているのですが、プログラムのネタを思いつくのは、用途や位置づけといった大枠からの発想に助けられることが多いので、一見面倒な感じの「電卓でグラフィックス プログラミングとは?」といったことも考えています。


このあたりは、今後まとまってくると思いますが、今のところ考えていることを白状しておきます。



プログラム電卓でグラフィックスプログラミングには否定的でした。今でも否定的な考えは少なからず残っています。

電卓にPCと同じ機能を求めるのではなく、電卓ならではの利点を活かしたプログラムを作って、利用すれば良いと主張してきました。特に、Casio のプログラム電卓のグラフィックス機能は、グラフ機能に特化(制限)されていて、LCDの解像度や描画速度を考えると、敢えて電卓でグラフィックスプログラミングを行うメリットは無い、というのが理由です。

では、私自身が Casio Basic のグラフィックス機能(グラフ機能) を本当に分かった上で、これを言っていたのかと問われると、幾つか味見程度のプログラミングを行った程度だったと、白状しなければなりません。

つまり、当ブログのポリシー「実際に試して、確認した内容を公開する」を考えると、中途半端です。

実は、これまでに以下のような記事を書いています。私の考えの変化がそのまま現れています。

fx-9860GII グラフィックス - モンテカルロ法
  • [2015/02/28] fx-5800P で作ったプログラムを fx-9860GII へ移植し、さらにグラフィックス表示を追加するために、プログラム電卓で初めてグラフィックスコードを書いた。グラフィックス描画は思った以上に処理時間がかかることが実際に分かり、画面全体を埋め尽くすようなグラフィックスプログラムには向かないと思った。
楽屋裏 - Casio Basicプログラミング
  • [2015/01/19]  少しだけグラフィックスプログラミングについて、考えを変え始めたことに触れている。
楽屋裏 - Casio Basic のグラフィックス描画
  • [2015/02/17] Casio Basic ではグラフィックス描画速度が遅いが、グラフィックスコマンドの動作に少し興味を持った。
楽屋裏 - Casio Basic のグラフィックス プログラミング
  • [2015/06/24] グラフィックスコマンドは、マニュアルには殆ど記載が無いので、実際に調べ始めたところ、従来の Basicコマンドから想像するだけでは全く分からない機能が隠されていること、プログラムに依っては処理速度が問題にならない用途も有りそうなこと、そして何よりも、実際に調べてみなければ判断するのは早いと思った。
  • そこで、Casio Basic でのグラフィックスプログラミングを徹底的に調べて、Casio Basic入門で取り上げることにした。
楽屋裏 - 酔っ払いの虫 (Drunk Bug)
  • [2015/07/20] Casio Basic のグラフィックスコマンドが少し分かってきて、安心してシミュレーションゲームを作ってみた。面白い。

「楽屋裏」で記事を書いていたのは、Casio Basic でのグラフィックスをブログで取り上げるかどうか、少しは考えていた証拠ですが、Casio グラフ関数電卓でグラフィックス プログラミングについて、本腰を入れて調べるまでに半年ほど逡巡していたことになります。そして、実際に詳しく調べ始めると、取扱説明書には全く説明されていない、重要な仕様が次々と分かってきています。宝探しのようで、やっていて面白いものです。

これまでに調べて分かっているだけでも、仕様を知っていれば有用なプログラミングが出来る一方で、仕様を知らないと想定外のバグで悩むことになりがちなのが、Casio Basic のグラフィックスコマンドだと分かってきました。


ところで、新世代Casio Basic は、Basicプログラミングの入門に良いと、これまで主張してきました。グラフィックスに否定的で、テキストベースでのプログラミングを前提にすれば、いまでも同じように考えています。

ところが、グラフィックスコマンドについては、かなり Casio 色が強い仕様になっていて、果たして Basic修得の入門に良いと言えないかも知れません。さらに、電卓でのグラフィックス・プログラミングでは、繰り返し処理を頻繁に使うように思うので、繰り返し処理に不慣れな初学者には、その分敷居が高いようにも思います。

グラフィックス・プログラミングには電卓特有のグラフ作成機能が活きてくるのかどうか、これはまだ分かりません。そこで、グラフィックスコマンドについて、さらに知見が深まるまで、結論は保留にしておこうと思っています。


先ずは Casio Basic でのグラフィックス プログラミングを徹底的に調べて、なにか楽しいプログラムを作ろうと思います。


[2015/12/07 追記]
Casio Basic グラフィックスコマンドの探索が進むにつれて、純正 Casio Basic では、グラフィックスコマンドが限られており描画速度が遅いので、本格的なグラフィックスプログラミングには向かないという感覚はやはり正しいと分かってきました。画面を埋め尽くすような描画やビットマップを扱うのは純正Casio Basic では無理があります。

ところが、「アドイン版高速・高機能Casio Basic」 の開発 "C:Basicプロジェクト" が始まり、テスト版でグラフィックスプログラムを作ってみると、速い処理速度でグラフィックスプログラムが走ることが経験できます。これの最大のポイントは、Casio Basic の上位互換なので、基本的にCasio Basic でプログラムが書ける点にあります。試しにライフゲームを作ってみたところ、現実的な速度でビットマップ処理が出来るので、Casio  Basicでグラフィックスプログラミングが面白くなってきました。

Casio Basic のグラフィックスコマンドを詳しく探索した結果を反映した「アドイン版 Casio Basic - C:Basic」うという新しい選択肢が現実的になってきたので、電卓でグラフィックスプログラミングへの否定的な感覚がかなり薄くなっています。適材適所で開発処理系の使い分けると良いのです。




応援クリックをお願いします。励みになるので...

人気ブログランキングへ


FC2ブログランキングへ




  



keywords: fx-9860GIICasioBasic、グラフィックス, プログラミング入門プログラム関数電卓

リンク集 | ブログ内マップ


関連記事

テーマ : プログラム関数電卓
ジャンル : コンピュータ

コメントの投稿

非公開コメント

最新記事
最新コメント
カテゴリ
C# (3)
検索フォーム
Visitors
Online Counter
現在の閲覧者数:
プロフィール

やす (Krtyski)

Author:やす (Krtyski)
since Oct 30, 2013


プログラム電卓は、プログラムを使ってナンボ!

実際に触って気づいたこと、自作プログラム、電卓プログラミングについて書いています

おもしろい・役に立つならクリックしてください。励みになります。
にほんブログ村 IT技術ブログ 開発言語へ
にほんブログ村


人気ブログランキングへ


FC2ブログランキングへ


写真: 「4駆で泥んこ遊び@オックスフォード郊外」

リンク
月別アーカイブ
Sitemap

全ての記事を表示する

RSSリンクの表示
最新トラックバック
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR