番外編 - 外付け HDD、USBメモリ、SDカードを調べてみた

番外編
e-Gadget

2017/01/07

年末に手持ちの各種外部ストレージの速度比較をしてみました。

それまで、ストレージの速度については、USB2 より USB3 接続が速いだろう、程度にしか考えていなくて、特に気にしていませんでした。ところが実際に測定してみると興味深いことが分かったので、上の記事を書きました。

その結果をグラフにしてみると、傾向がよく分かるので、ここでまとめてみようと思います。

年末の大掃除で、USB Flash Memory で Princeton の激安 8GB USB3 メモリ (Xiao Tuen3, PFU-XT3S//8GK) が出てきたので、ここではそれも追加します。これは数年前にヨドバシカメラで 確か980円で安売りしていたもので、一時期メインで使っていたものです。

これらストレージの速度測定結果をグラフにしてみると、ちょっとした傾向が見えます。最新の状況と合わせて調べてみました。


外付けHDD

HDD Speed Comaprison 

グラフにすると分かり易いですね。
  • シーケンシャルアクセスとランダムアクセスがこんなに違うという実感が得られます。

5機種のうち、1機種のみが USB2 インターフェースです。一応 USB3 ポートに接続して測定した結果です。
USB2 HDD を USB3 ポートに繋ぐと明らかに速くなることは、年末の測定結果から分かっています。
  • USB2 よりも USB3 が圧倒的に速いことが実感できます。

たまたま私が持っている上記の HDD のなかで、Western Digital の Elements 25A2 (2TB USB3) がトップの成績なので、以下のストレージ別比較の代表選手としておきます。






USB3 メモリ

USB3 Speed Comparison 

シーケンシャルアクセスがランダムアクセスよりも圧倒的に速いことは分かりますが、製品によって傾向が異なります。チップの種類や特性の違いが出ています。

シーケンシャルアクセスについては、
  • 青の SanDisk Ultra Fit (128GB) や オレンジの Kingston DataTraveler (64GB) に対して、グレーの激安USB3メモリ Princeton PFU-XT3S (8GB) は、シーケンシャルリードでは明らかにが意外に検討しています。
  • しかし、激安USB3メモリは、シーケンシャルライトで意外に健闘しています。

ランダムアクセスでも、
  • グレーのPrinceton激安USB3メモリが書き込み性能で意外に健闘しています。ランダムライトはオレンジの Kingston DataTraveler (16GB) より比較として明らかに速い結果です。

全体のバランスを考えると、Kingston DataTraveler も悪くありませんが、私の好みで SanDisk Ultra Fit (128GB) をトップにします。並行輸入品ですが価格もお手頃です。





USB2 メモリ

USB2 Speed Comparison 

これらは、USB3 ポートに繋いで測定したものです。

USB2 メモリは、USB3 メモリよりも圧倒的に遅いものの、価格面ではかなり遊離なので、緊急時のブートドライブとして使うか、各種ソフトを入れたポータブルドライブとして使っています。

上記にはかなり古いものも含まれているので、チップ性能が向上した最近のものに軍配が上がると思います。中でも、性能トップを SanDisk Cruzer Fit (16GB) とします。5年保証付きで¥1,000 を切るのもポイントが高いと思います。






HDD、USB3 メモリ、USB2 メモリ、SDカードの比較

Storage Speed Comparison 

それぞれの代表選手に 今使っている SD カード (SDHC) を含めて比較した結果です。




速度でいえば、HDD と USB3 メモリは優劣が付けられませんが、HDD は、ギガバイト当たりのコストが圧倒的に有利で、ストレージ容量も圧倒的に多くなっています。

ちなみに、10TB の 3.5 インチHDD が登場しています。
世界最大容量・10TBのハードディスクついに発売、気になるお値段は?

この記事で、HGST製とありますが、Western Digital に買収されたので今は WD製です。

ちなみに、この記事を書いている時点で、最大容量が 10TB、Amazon では 4万円程度から入手できます。窒素に比べて熱伝導度が高く分子量の小さい(つまり軽くて、内部機構の抵抗を小さくできる)ヘリウムガスが封止されていてるようです。2年前(2014年) に 6TB の HDD が登場した時もヘリウム封止でした。

ヘリウムは全ての気体の中で最も漏れやすいので、封止が破れることが耐久性を左右するのでしょうから、内蔵HDDとして使う想定だと思います。技術の進歩により、持ち運びできる外付け HDD (2.5インチ) で 10TB が登場するのが楽しみです。




面白いのは、USB メモリも大容量化していて、現在は Kingston 製の最大 1TB のUSBメモリが発売されています。Amazonでも非常に高価ですが、いずれ指数関数的に価格が下がるでしょう。



そして、もうすぐ 2017年2月に Kingston から 2TB の USBメモリが発売予定です。
2TBのUSBメモリー、何に使う?…Kingstonが「DataTraveler Ultimate Generation Terabyte」を発表

SSD も 2TB 版が登場しており、確実に HDD からフラッシュメモリへの置き換えは進むのでしょう。当面は容量の面で HDD が有利ではありますが...

面白いことに、HDD メーカーの Western Digital が フラッシュメモリメーカーの SanDisk を買収したことも、HDD からフラッシュメモリへの世代交代を懸念してのことだと思います。


SDカードは、SD、SDHC そして SDXC の規格があって、これらSDカードの規格では、SDXC は最大 2TB ですが、SanDisk / WD が 1TB の SDXC のプロトタイプを発表しています。

現時点では、Samsung の 256GB SDXC が最大のようで、Amazonでは 200GB だと相対的にかなり安くなっています。 



SDXC カードは、カメラなどとのデータ保存&PCへの転送用といった用途があって、USB2 並の 転送速度よりもサイズが重要なのでしょう。



個人的には、最高速や最高容量のストレージを欲しいとは思わず、量産性が確保されて値段がこなれたものを使う主義だが、年末の速度測定をきかっけに調べてみた結果、業界動向なども分かり、今後は選定にある程度意識する気になりました。






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keywords: Dell Inspiron 3148、 Windows10、外部ストレージ

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