Casio fx-991MS の完全模倣品 OSALO OS-991MS (笑)

2018/11/21
追記 2018/11/25
追記 2018/11/26
追記 2018/12/24
追記 2019/01/04


OS-991MS (笑)


OS-991MS    fx-991MS-2 
 コピー品       純正品 fx-991MS

アマゾンで、fx-991MS の完全模倣品があった。¥1499 だったのでポチッとした。

こちらを見て欲しい。



電卓本体の模倣だけではなく、取説もデザインに至るまで完全コピー。著作権無視である。

カバー裏のステッカーが曲がって貼ってある写真も紹介写真に含まれている。このあたりの粗雑さは、いかにも、と笑わせてくれる。


[2018/11/24 追記]

届いたので、早速チェック!
予想通り、品質は悪い。

1. 外観
樹脂成形の品質は、カシオなら出荷しないNG品レベルだ。
表面には、成形時に出来た傷が複数ある。樹脂が型内に完全に流れていないか、型に汚れがついたまま成形したか、そんな品質。エッジの処理も小さなバリがあちこちにあり酷い。

2. カバー裏のステッカー
真っ直ぐ貼られて居らず、端が剥がれてグシャグシャになっていた。

3. キートップの印刷
テンキー、[DEL]、[AC]、[EXP]、[Ans]、[=] キーのキートップ印刷が中心から右にずれている。

4. 太陽電池
暗くても、まともに機能する。部品レベルではいい線いっている。

5. 計算機能
全てを確認していないが、おそらく問題ない。

5. 自己診断ファクトリーモード
純正 fx-991MS とは詳細が異なるが、自己診断機能はある。
純正 fx-991MS では、ROMバージョンらしき表示は無いが、これは
ROM506  P000
と表示される。
ちなみに第2世代の fx-290 は、ROM507 P010 と表示され、キー配置は異なるが自己診断モードの表示はほぼ同じだ。
これの少し前の LSI のコピー品か横流し品を使っているのだろうか?


[2018/11/25 追記]
筐体の傷だと思っていたものの殆どが、実は汚れであることが分かった。
ウェットティッシュタイプのクリーナーで、力を入れてゴシゴシするとやっと取れる程度の汚れが強くこびりついていた。
グリースのような汚れで、こすると広がるような汚れだ。

ピンポイントで汚れを取ると、まわりよりも綺麗になったので、全体が汚れていることも分かった。
全体をクリーナーで拭き取ると、とても綺麗になった(^^;


なんという品質管理レベルか、ある意味驚いた!


[2018/11/26 追記]
sentaro様からのご提案で、内部演算精度について調べてみる。
結果として、模倣品 OS-991MS が好成績を収めた。
侮れません!

Test 1: 内部演算精度
tan(355/226) = -7,497,258.18532558711290507183
※ ラジアン設定
機種結果誤差

fx-991MS-7,497,094.8762.18 x 10 -8
OS-991MS-7,497,258.2631.74 x 10 -8
fx-5800P-7,497,258.444.10 x 10 -8
fx-CG50-7,497,258.444.10 x 10 -8
ラジアン設定で計算。tan(π/2) = -∞ のところ、近似的に tan(355/226) として、tan( の内部実装の精度および内部演算精度のテストになる。
※ なんと OS-991MS の方が内部精度が高いという結果になった。


Test 2: sin の定義域
1) sin(999,999,999 rad) = -0.410137277280044
2) sin(1x109 rad) = 0.5458434494486996
3) sin(1x108 rad) = 0.9316390271097260
機種定義域結果誤差
fx-991MSsin(999999999)Math ERROR


sin(1x109)Math ERROR
sin(1x108)0.9316414182.57 x 10 -6
OS-991MSsin(999999999)-0.4101372995.30 x 10 -8


sin(1x109)0.5458434362.46 x 10 -8
sin(1x108)0.9316390271.78 x 10 -10

fx-5800Psin(999999999)Math EROR


sin(1x109)Math ERROR

sin(1x108)0.93163910268.10 x 10 -8
fx-CG50sin(999999999)Math ERROR


sin(1x109)Math ERROR


sin(1x108)0.93163910268.10 x 10 -8
OS-991MS の定義域が一番広く、さらに精度も一番高いことが分かった。


Test 3: べき乗とルート
(-32)^(3/5) = -8
機種結果

fx-991MSMath ERROR

OS-991MSMath ERROR
fx-5800P-8
fx-CG50-8
Casio純正も模倣品も、これには対応できていない。
Casio品では、fx-991ES 以降の関数電卓で、正しい値が得られる。


[2018/12/24 追記]
sentaro様からの情報で、模倣品不使用キャンペーンとアップデート品投入の動画をCasioが公開しているとのこと。



fx-991MS は国内では既に過去の機種になっているが、欧米ではまだ現役機種として売られているところ、模倣品が大々的に売られている。fx-991MSは第2世代の関数電卓としては最も完成度の高い機種だ。この動画は、模倣品は許さないというCasioの明確な意思表示だろう。Casio品は長く愛用するための品質が備わっていることを強調した動画になっている。

上で調べたように、今回取り上げている模倣品は、外観上の品質は悪いが、機能面では劣化品でない。本来自社ブランドとして発売すべきところ、Casioブランドを利用した販売戦略であることは誰がみても明確だ。こんなのを許してはダメということだ。

電卓の集積回路は立派な戦略物資なので、アメリカはこれらの中国製品も輸入禁止にするという方策があるかも知れない。


[2019/01/04 追記]
CASIO WORLDWIDE EDUCATION WEBSITE に fx-991MS 2nd edition が新製品として掲載されているのを見つけた。

fx-991MS 2nd edition

⇒ 新製品のページは、上の画像クリックするか こちら から



さらに何か分かれば、追記する。



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fx-290 イースタエッグ - 診断機能

  2018/08/14

現在国内で販売されているカシオの関数電卓のなかで、fx-290 が唯一2行表示の数学通り入力タイプ (第2世代)だ。一見かなり古いように見えるが、現在も製造販売されていて、関数電卓として最もベーシックな機能を持つ廉価版だ。今ならアマゾンで¥1,000 以下だ。


そこで、自己診断機能のイースタエッグをまとめる。


fx-290 の診断モード
fx-290    
診断モードに入るには、[SHIFT]+[7] を同時押ししたまま [ON]を押す。この操作は電源が入っている、入っていないに関わらず有効。すると以下の表示になる。

DIAGNOSTIC
AC


ここで、[8] キーを押すか、[9] キーを押すとそれぞれ異なる診断モードに入る。

[8] キーを押すと液晶表示診断が始まる。

キー操作画面出力
0[SHIFT]+[7]+[ON]DIAGNOSTIC
AC
1[8]液晶のインジケータ、セグメント、ドットの半分が表示
2[SHIFT]液晶のインジケータ、セグメント、ドットの残り半分が表示
3[SHIFT]ROM507  P010
AC
4[AC]10 15 26 31
35 39 44
5 [x3]
 [log]
 [ ) ]
 [9]
 [5]
 [1]
 [0]

(順不同)
[x3] を押すと10 が消える
[log] を押すと15が消える
[ ) ] を押すと26が消える
[9] を押すと31が消える
[5] を押すと35が消える
[1] を押すと39が消える
[0] を押すと44が消える
6全て押す8888888888
8,888,888,888
6[SHIFT]電源OFF


[9] を押すと別の診断モードに入る。

操作画面出力
0[SHIFT]+[7]+[ON]液晶のインジケータと全セグ・ドット点灯
1[SHIFT]液晶のインジケータと全セグ・ドット消灯
2[SHIFT]液晶のインジケータとセグメント・ドットの半分が点灯
3[SHIFT]液晶のインジケータとセグメント・ドットの残り半分が点灯
4[SHIFT]ROM507  P010
AC
5[AC]◀L  09h   D▶
AC   CASIO

左右矢印で液晶輝度を調整可能
6[AC]00と表示
7[SHIFT]01と表示、他のキーは受け付けない
8[ALPHA]02と表示、他のキーは受け付けない
9[上矢印]03と表示、他のキーは受け付けない
10[右矢印]04と表示、他のキーは受け付けない
11[MODE/CLR]05と表示、他のキーは受け付けない
12[x-1]06と表示、他のキーは受け付けない
13[nCr]07と表示、他のキーは受け付けない
14[左矢印]08と表示、他のキーは受け付けない
15[↓矢印]09と表示、他のキーは受け付けない
16[Pol(]10と表示、他のキーは受け付けない
17[x3]11と表示、他のキーは受け付けない
18[分数] ~ [ln] まで順に押す12, 13, 14, 15, 16, 17 と順に表示、他のキーは受け付けない
19[(-)] ~ [Ans] まで左から右、上あら下へ順に押す18 から 48まで順に表示、他のキーは受け付けない
20[=]TEST OK
AC
21[AC]診断モード終了、計算モードへ移行




関連ページ:
- fx-JP900 のイースターエッグ - 診断機能
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fx-991MS のイースターエッグ - 診断機能

  2018/08/12

2003年に購入し保管していた fx-991MSが、ボタン電池の液漏のため使用不能になった (2017/12/30に発見)。ところが今でもアメリカで製造中止ながら発売されていて驚いた。日本国内では既に廃版で、Amazonでは非常に高価な価格設定になっている (多分蒐集用か?)。

アメリカでは fx-991MS Plus として売られていて、おそらく国内の fx-991MS と同一だろうと思われる。fx-991MSは、7セグメントの数字表示行とドットマトリックスの表示行の2行表示で、通式通り入力の第2世代関数電卓であり、これほど製品寿命の長い関数電卓は珍しい。fx-991MS はカシオの第2世代関数電卓の最終形と言える。そこで記念のために Amazon USA で fx-991MS Plus を $19.99 で購入した。機能、外装ともに fx-991MS と全く同じであった。

そこで、自己診断機能のイースタエッグをまとめる (fx-991MS Plus)。


fx-991MS (Plus) の診断モード
fx-991MS-2   
診断モードに入るには、[SHIFT]+[7] を同時押ししたまま [ON]を押す。この操作は電源が入っている、入っていないに関わらず有効。これは、最近のカシオのスタンダード関数電卓でほぼ共通のようだ。















操作画面出力
0[SHIFT]+[7]+[ON]液晶のインジケータと全セグ・ドット点灯
1[SHIFT]液晶のインジケータと全セグ・ドット消灯
2[SHIFT]液晶のインジケータとセグメント・ドットの半分が中間輝度で点灯
3[SHIFT]液晶のインジケータとセグメント・ドットの残り半分が中間輝度で点灯
4[SHIFT]全セグメントで "0" (ゼロ)点灯
5[SHIFT]全セグメントで "1" 点灯
6[SHIFT]全セグメントで "2" 点灯
7[SHIFT]全セグメントで "3" 点灯
8[SHIFT]全セグメントで "4" 点灯
9[SHIFT]全セグメントで "5" 点灯
10[SHIFT]全セグメントで "6" 点灯
11[SHIFT]全セグメントで "7" 点灯
12[SHIFT]全セグメントで "8" 点灯
13[SHIFT]全セグメントで "9" 点灯
14[SHIFT]0 と表示
15[SHIFT]1と表示、他のキーは受け付けない
16[ALPHA]2と表示、他のキーは受け付けない
17[MODE/CLR]3と表示、他のキーは受け付けない
18[左矢印]4と表示、他のキーは受け付けない
19[上矢印]5と表示、他のキーは受け付けない
20[右矢印]6と表示、他のキーは受け付けない
21[CALC]7と表示、他のキーは受け付けない
22[∫dx]8と表示、他のキーは受け付けない
23[x-1]9と表示、他のキーは受け付けない
24[CONST]10と表示、他のキーは受け付けない
19[下矢印]11と表示、他のキーは受け付けない
20[分数] ~ [ln] まで順に押す12, 13, 14, 15, 16, 17 と順に表示、他のキーは受け付けない
21[(-)] ~ [Ans] まで左から右、上あら下へ順に押す18 から 48まで順に表示、他のキーは受け付けない
22※)[=]25     OK
       1
23[ON]診断モード終了、計算モードへ移行




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fx-JP900 のイースターエッグ - 診断機能

  修正 2015/06/20
追記修正 2018/03/01

akatuki様によるブログ:高機能電卓の情報の記事、素晴らしい!「CLASSWIZ」の記事 にて、コメント欄に sentaro様が fx-JP900 のイースターエッグのヒントを書き込まれました。面白いので、色々と調べた結果を紹介します。

実は、かなり以前にカシオ関数電卓 fx-373ES のイースターエッグ(診断モード)の出し方が、動画で紹介されていました。ここでもおなじみの藤堂様による投稿です。私は全く知りませんでした。⇒ オヒ!の伝殿堂3:計算機情報





fx-JP900 / JP700 / JP500 の診断モード
fx-JP900
今回見つけた fx-JP900 のイースターエッグです。基本は、 [SHIFT]+[7] を同時押ししたまま [ON] を押します。この操作は電源が入っている、入っていないに関わらず有効です。これは、最近のカシオのスタンダード関数電卓でほぼ共通のようです。

診断モードに入って何もしないと、診断モードを抜けて通常の計算モードに移行します。診断モードに入った後、タイムアウトする前に [8] を押すか、[9] を押すかで、走るルーチンが異なります。

なお、JP700、JP500 にも適用できることを確認しました。[2018/01/28 追記]



先ず、[8] を押した時の処理をみてみます。
操作画面出力
0[SHIFT]+[7]+[ON]診断モードに入る
1[8]キーマトリックスの試験
2表示されたキーを押す表示が反転する
38つ全てのキーを順不同で押す全ての表示が反転する
4全てのキーを押した後、太陽電池への光を遮蔽するBattery MODEL OK!
5遮蔽を外すSolar MODEL OK!
6[AC]計算モードへ移行

[0] キーから始まる一番下の横一列、6つのキーのキーマトリックスは、[-] キーに繋がるかたちになっているのが興味深いです。

キーマトリックス試験での表示;
[1]KI1K01[SHIFT]KI8K01
[5]KI2K02[9]KI3K03
[ ) ]KI4K04[log]KI6K05
[logab]KI7K06[0]KI5K07

[logab] キーは、fx-JP900 では [SHIFT] - [(-)] なのですが、[SHIFT] 付きや抜きで押しても反転しません。正解は [x] キーでした。実は、fx-995ES や fx-993ES のキー配置を見ると、[x] キーの位置には [logab] のキーがあることを発見! このテストルーチンが昔から存在していて、そのまま流用したのでしょう(バグ?)。概ね左下から右上までのキーマトリクスのチェックを行っているようです。

次に、[9] を押した時の処理です。[ON]を押せばいつでも診断モードがら抜けられます。
操作画面出力
0[SHIFT]+[7]+[OK]診断モードに入る
1[9]8888888888888888

   8.888888889x
1015
2[SHIFT]インジケータと全ドット点灯
3[SHIFT]インジケータと全ドット消灯
4[SHIFT]インジケータ点灯、ドットが交互(千鳥格子状)に点灯
5[SHIFT]インジケータ消灯、ドットは反転
6[SHIFT]ファームウェハのバージョン表示
・fx-JP500: CY-241 Ver B
・fx-JP700: CY-242 Ver A
・fx-JP900: CY-243 Ver A
管理人所有機の結果。JP500 だけがVer B になっているのが興味深い.
7[MENU][AC] で分岐
 - [MENU] を押した時  8 へジャンプ
 - [AC] を押した時 10へジャンプ [2018/03/01 修正]
8  [MENU]チェックサム、メモリチェック
9  [AC]シリアル番号を表示 [2018/03/01 修正]
10[AC]00 と表示 ([AC] のキーチェック?)
11[SHIFT]01と表示、他のキーは受け付けない
12[ALPHA]02と表示、他のキーは受け付けない
13[上矢印]03と表示、他のキーは受け付けない
14[右矢印]04と表示、他のキーは受け付けない
15[MENU/SETUP]05と表示、他のキーは受け付けない
16[OPTN]06と表示、他のキーは受け付けない
17[CALC]07と表示、他のキーは受け付けない
18[左矢印]08と表示、他のキーは受け付けない
19[下矢印]09と表示、他のキーは受け付けない
20[積分]10と表示、他のキーは受け付けない
21[x]11と表示、他のキーは受け付けない
22[分数] ~ [ln] まで順に押す12, 13, 14, 15, 16, 17 と順に表示、他のキーは受け付けない
23[(-)] ~ [Ans] まで順に押す18 から 48まで順に表示、他のキーは受け付けない
24[=]コントラスト調整画面
25[AC]TEST OK

Reset All
Press AC
26[AC]診断モードから計算モードへ移行
※ [ON] を押せばいつでも診断モードが中断

動作がおかしい時に、メーカーでは先ずこのチェックを行うのでしょう。異常時にどのような表示になるのかは分かりません。これも興味ありますが、さすがに壊すつもりはありません(^^;)



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fx-260 Sollar II のイースタエッグ

  2018/02/20

fx-260_Solar_II.png1行液晶、第1世代 の古い設計のまま、外装だけを fx-JP900 や fx-CG50 とほぼ同じデザインにリニューアルしたのが、fx-260 Solar II です。海外では 2017年に発売されたもので、国内では未発売です。同じ機能の fx-260A が国内でも発売されていましたが、現在は製造中止になっています。

なお、第1世代の設計というのは、例えば 30 と先に入力してから [sin] を押すような関数後置式の入力を行い、表示が1行のタイプです。リニューアルとは言え、新発売の関数電卓が第1世代のタイプというのは珍しいと思います。

そこで、fx-260 Solar II のイースターエッグ - 自己診断機能をまとめてみます。


左から fx-CG50、fx-JP900、fx-260 Solar II
Casio New Design


自己診断機能を開始させるキーの組み合わせと診断モードに入る隠しキーは、第3世代の fx-991ES、fx-993ES、fx-995ES と同じで、診断モードでは液晶表示チェックとキー入力チェックを行います。但し液晶がドットマトリックスではなく8セグメントなので、表示診断の詳細は異なります。


自己診断モード

診断モードに入るには、[SHIFT]+[7] を同時押ししたまま [ON]を押します。この操作は電源が入っている、入っていないに関わらず有効で、最近のカシオのスタンダード関数電卓でほぼ共通です。

診断モードに入ると、左端に AC と表示されます。
ここで何もしないと、診断モードを抜けて通常の計算モードに移行します。この表示がされた後、タイムアウトする前に [9] を押すと診断ル-チンが始まります。

その後は以下のように推移します。どの段階でも [ON] を押せば診断モードが中断し、計算モードになります。

操作画面出力
[SHIFT]+[7]+[ON]診断モードに入る、左端に AC と表示
1[9]液晶のインジケータと全セグメントON
2[SHIFT]液晶のインジケータと全セグメントOFF
3[SHIFT]偶数位置のインジケータとセグメントの半分がON
4[SHIFT]上記がOFF、残りのインジケータとセグメントがON
5[SHIFT] 010 P010 AC と表示
ファームウェアバージョン表示か?
6[AC]00 と表示
7[SHIFT]01と表示、他のキーは受け付けない
8[MODE]02と表示、他のキーは受け付けない
9[x-2]03と表示、他のキーは受け付けない
10[log]04と表示、他のキーは受け付けない
11[ln]05と表示、他のキーは受け付けない
12[ab/c]06と表示、他のキーは受け付けない
13[°’ '']07と表示、他のキーは受け付けない
14[hyp]08と表示、他のキーは受け付けない
15[sin]09と表示、他のキーは受け付けない
16[cos]10と表示、他のキーは受け付けない
17[tan]11と表示、他のキーは受け付けない
18[+/-] から [MR] まで左から右へ順に押す12, 13, 14, 15, 16, 17 と順に表示、他のキーは受け付けない
19[7] から [AC] まで左から右へ順に押す18 から 22 まで順に表示、他のキーは受け付けない
20[4] から [÷] まで左から右へ順に押す23 から 27 まで順に表示、他のキーは受け付けない
21[1] から [ー] まで左から右へ順に押す28 から 32 まで順に表示、他のキーは受け付けない
22[0] から [=] まで左から右へ順に押す33 から 36 まで順に表示、他のキーは受け付けない
23[M+]Good    AC と表示
23[AC] 他何かキーを押す診断モード終了、計算モードへ移行

なお、ステップ5で  010 P010 AC と表示されている状態で、
 - [0] を押すと、右端のインジケータ SD が点灯、
 - [1] を 押すと、- - 09 -1 - AC と表示
となり、さらに [AC] を押すと ステップ 6 に戻る



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新しい "カシオのカタチ" の広がり - Casio fx-260 Solar II

追記 2018/02/17

fx-260 Solar II のデザイン

fx-260_Solar_II.png 
とね日記でこの電卓が紹介されたのをみて、興味を持った。

なんと、fx-JP900 や fx-CG50 とほぼ同じデザインだ。ただその一点で購入した。海外では 2017年発売だが、日本では未発売のモデルだ。Amazon Japan で入手できたのでポチッとした。

関数電卓としては3世代前の古いタイプで、30 と入力してから [sin] を押す方式で、表示は1行しかない。この機種は、既に国内で製造中止になった fx-260A と同じ機能で、デザインのみが刷新されたもの。関数電卓マニア での fx-260A の評価は低い。

Casio Basic がメインテーマの当ブログで紹介するのは、こんな古い設計の電卓をデザインだけリニューアルして発売したことに興味を持ったからだ。

関数電卓の設計としては非常に古い第1世代のもので、カシオは国内では既に発売していない、しかし、リニューアルして海外で売り出す意図はどこにあるのか?私が勝手に言っている"新しいカシオのカタチ" がこんな形で広がりを見せるのは、とても興味深い。

液晶表示タイプのカシオ関数電卓の進化について、私は以下のように考えている。

  世 代表示行数入力方式出力方式代表的機種 (管理人所有機種)
第1世代1行表示
置数後に関数入力

置数と計算結果fx-260 Solar II
FX-502P, FX-602P
 
第2世代2行表示数式通り入力入力表示行と結果出力行を分けるfx-991s, fx-991W, fx-991MS
FX-603P, fx-4500P
 
第3世代複数行表示数式通り自然入力数学自然表示 (積分や総和記号入力も)fx-991ES, fx993ES, fx-995ES
fx-5800P, fx-9860Gシリーズ
 
第4世代高精細
複数行表示
数式通り自然入力数学自然表示 (積分や総和記号入力も)fx-JP900, fx-JP700, fx-JP500
fx-CG50
※ "新しいカシオのカタチ" 適用機種は赤文字で示した。

ハードカバーと裏面が白のもの、左から fx-CG50、fx-JP900、fx-260 Solar II
Casio New Design 

前面パネルまで同じもの、左から fx-CG50、fx-JP900、fx-700JP、fx-500JP、fx-260 Solar II
New_Casio_Design 

第1世代の fx-260 Solar II は小型で薄型、軽量なので、ワイシャツの胸ポケットにすっぽり収まる。普段はせいぜい四則演算くらいしか使わず、実験や工作中にチョット関数計算をしたいという需要は結構あるのだろう。私も工具箱に放り込んでいる。アメリカ価格 $8.99、実売はおそらく半値に近いとすれば、販売台数が見込めるのではないか?

カシオは、新しいデザインをマーケティングに利用したいのだろうか?
使用部材を一定数以上確保するために、新デザインでリニューアルしたのだろうか?
今後一般電卓にも同じデザインが適用されるのだろうか?


プログラム関数電卓への広がりを期待する

プログラム関数電卓といえば、fx-5800P が唯一の製造機種だ。今後の展開が楽しみだ。fx-5800P に "新しいカシオのカタチ" を適用し、以下のチョットした機能が追加されたらうれしい。

▶ 同様の分離型のハードカバーを適用 (ヒンジ破損の解消)
▶ 高精細度液晶を搭載
 ・ Casio Basic で21桁x7行テキスト表示 (fx-FD10 Pro準拠で良い) [2018/02/17 追記]
▶ 3桁区切り機能を搭載


最低この程度が実現したら、間違い無く買いだと思う。

[2018/02/17 追記]
fx-FD10 Pro の Casio Basic は fx-9860Gシリーズのサブセット版になっていて、グラフィックス機能のないテキストベース出力のみになっている。fx-5800P の後継はこれで良いと思う。fx-JP900 や グラフ関数電卓の MENU画面は、アイコンを並べた形式で共通点がある。以前から fx-FD10 Pro は fx-5800P 後継機のテスト版ではないかと思っており、新しいデザインの展開が始まったことから、いよいよ fx-5800P の後継機への期待が高まってくる。



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Casio fx-JP900 (その3)

  更新 2015/08/05

fx-JP900.png 
fx-JP900 は、なかなかエポックメイキングな新製品で、高精細液晶(黒液晶)の採用と日本語表示、CPUの高速化というハードウェアの大きな進化が見られます。

実は、fx-JP900 の1つ前のモデル fx-995ES は、ソフトウェアにおいて関数電卓としての新機能搭載と重要な改善が多くなされましたが、デザインや主要なハードウェアは fx-993ES に近いもので、fx-JP900 への移行モデルだった、と言えます。fx-995ES は、そのソフトウェア改善だけをとっても、エポックメイキングなモデルだと思っていました。

そんな fx-995ES を経て、ハードウェアが大幅に更新され1つの完成形としてJP900 が登場しました。当然ながらソフウェアについては、多くは fx-995ES を踏襲していますが、3桁区切り記号の追加など重要な改善もみられます。

fx-JP900 のソフトウェア上の新機能のなかで、統計計算での四分位数計算の追加、これまでグラフ関数電卓限定で今回初めて関数電卓に搭載された表計算機能があります。表計算については、Casio fx-JP900 (その2) で取り上げています。今回は、四分位数について、そしてCPUの高速化を見るために積分計算について取り上げます。

fx-JP900 は単なる関数電卓ですが、新機能が搭載され、高精細液晶が搭載され、さらにCPUも高速化されたことから、近い将来のプログラム電卓への展開が気になります。

以下は、Casio fx-JP900(その2)の追記部分の後半の分量が多くなったので、別エントリーにしたものです。


全般的な操作系
fx-995ES、fx-993ES そして fx-5800P まで遡っても、fx-JP900 はキー配置の共通性が高いので、戸惑うこと無く操作できるのが有り難いです。ここにも、過去からのユーザーの継続利用を十分考慮したカシオらしさが現れています。


四分位数と箱ひげ図 - 統計とCLASSWIZ [2015/06/04 追記あり]
fx-995ES で初搭載され、fx-JP900/JP700/JP500 にも含まれている四分位数(第1四分位数、中央値、第3四分位数)の計算ですが、四分位数はよく知りませんでした。そこで、ネット検索してみたところ、2012年度から高校の数Iで教えるようになったとあります。不勉強なことに、これをグラフ化した箱ひげ図についても、どこかで見た気がする程度で、よく知りませんでした。

fx-JP900 の QRコード表示機能を使い、CLASSWIZ のWebサービスで箱ひげ図を表示してくれるので、興味を持ちました。
 
ざっと調べてみると、バラツキが大きいデータをざっくり分析するのに、四分位数や箱ひげ図が用いられるらしい。私自身はこれまで本格的とはいかないまでも、多くのデータを解析するのに、標準偏差、分散、二乗平均、平均、移動平均、差分、ヒストグラム、ガウス分布、ポアッソン分布、ワイブル・プロットなどの考え方を使っていますが、これで特に困ることはありませんでした。高校で必修になった四分位数や箱ひげ図は、ビッグデータ時代を反映しているのだろうか?と思い、仕事でも役に立つ可能性を感じたので、ちょっと調べてみました。

面白いことに、極めて多くの高校教科書では間違った記述がなされているらしいことが分かりました。

- 小林道正, データ分析における「「箱ひげ図」の誤解、中央大学論集, 第34号 (2013)

全く異なるヒストグラムを示すデータでも、箱ひげ図は全く同じになることが当然ありますが、箱ひげ図で示される四分位範囲が広いか狭いかで、データの散らばり具合(分散)を論じている点が、誤りだという指摘がなされていて、確かにその通りです。

教科書の著者や検定を行った人が、大きな勘違いをしていたと言うことでしょうか?だとすれば、ちょっとお粗末です。このような教科書で教えられた高校生は気の毒です。但し、現場の先生達はきっと誤りを修正して教えておられることとは思うし、2013年の教科書の誤りは、2015年版では既に改訂されていることを祈ります。

箱ひげ図と散布図を1つのグラフに書き込んで一緒に眺めたら、全体の傾向と特異的なデータを同時に把握できるので、これらの併用が良さそうだと思います。実際のデータ分析を行う時、特に箱ひげ図が役立つ局面がまだよく分からず、個人的にはもう少し勉強してみようとは思います。

但し、電卓のおかげで、良いきっかけをもらいました。プレゼンで話をうまく誘導する目的で使えそうです(但し自分で自分を騙してしまうことには要注意ですね!)。

[2015/06/04 追記]
仕事で色々な技術資料を目にしますが、今回の記事を書いた後、箱ひげ図にお目にかかりました(アメリカ人技術者が作った図です)。過去に箱ひげ図を見た記憶があまり無いのですが、そもそも知らなかったから気がつかなかったのかも知れません。
箱ひげ図 
上で、箱ひげ図は散布図と一緒に書けば、使い物になるだろうと書きましたが、まさに散布図と一緒に描かれています。少ないサンプル数の場合は、このように役立つことが分かりました。散布図だけよりも、箱ひげ図を重ねて描くことにより、中央値やデータの広がりが一目瞭然です。
=== [2015/06/04 追記] おわり ===


CLASSWIZ - グラフ表示のクラウドサービス
CLASSWIZ のWebサービスは、QRコードの表示ができる局面が限られており、主に学習用に考えられているように思います。 式情報をQRコードで渡して Web上でグラフ化するのは、クラウドサービスによる電卓の機能拡張と言え、グラフ描画機能がなくてもグラフが書けることを証明しています。面白いサービスですね。積分した結果をグラフ上の領域で表示するなどが出来れば、さらに面白くなりそうです。

また、電卓の液晶画面上の数式を、クラウドで画像ファイル化するのは、どのような用途を想定しているのでしょうか?


素因数分解

fx-995ES で素因数分解の機能が追加され、fx-JP900 にも搭載されています。fxJP900 では素因数分解が改良され、処理速度が速くなっています。幾つかの素因数分解結果を、fx-995ES、fx-JP900、fx-5800P のプログラム、カシオの高精度計算サイトKe!san で行った結果を一覧にしてみます。

整数fx-995ESfx-JP900fx-5800PKe!san
1,234,567127x(9721)127x9,721127x9721127x9721
98,765,43223x37x(333667)
(1.7秒)
23x37x333,667
(0.4秒)
23x37x333667
(27秒)
23x37x333667
9,516,208,47332x172x(3,658,673)32x172x(3,658,673)32x172x365867332x172x3658673
123,456,78932x(13717421)32x(13,717,421)32x3607x380332x3607x3803

fx-JP900 では、fx-995ES よりも計算速度が大幅に向上しています。

因数分解できない場合は ( ) 付きで表示される仕様で、そこは fx-955ES も fx-JP900 も同じ。fx-995ES は素因数が4桁以上で ( ) 付きになっていましたが、fx-JP900 では素因数の桁数制限が大幅に緩和され、上の例ですと6桁まではOK。

ところで、fx-JP900 の取扱説明書17ページを見ると、素因数が 1,018,081 以上の時は計算エラーになると書かれていますが、上の1つめ、2つめ、3つめの例では、( ) 付きで結果が表示されています。これ以上計算できないが、たまたまそれが素因数だったと解釈すれば良さそうです。( ) 付きの場合は、それが正しいかどうかの保証が無いと言うことでしょう。

4つめの例では、( ) 付きの結果は、さらに因数分解できるが、これ以上計算できないことを示しています。

fx-JP900 では計算速度が速くなったことは、積分計算の速度向上で明かなのですが、計算可能な素因数の桁数が増えた理由に興味があります。計算速度が向上したらたタイムアウト設定を変えただけとは考えにくく、使用するメモリ量を増やしたのかロジックが変更されたとも考えられます。

なお、fx-5800P は自作プログラムで計算していますが、電卓の精度が保証されている10桁以内なら、時間が多少かかっても正しい結果が得られています。精度範囲ならば桁数制限とは無関係に計算するアルゴリズムなので、当然ではありますが、それにしても時間がかかります。桁数制限があっても高速化できないだろうか?と少し考えてみています。
Casio 関数電卓の素因数分解


積分計算
遠藤先生による関数電卓マニア のページで、以下の積分計算をさせてみると、fx-995ES に比べて fx-JP500 で非常に速くなったとの記載があります。
積分1 
そこで、実際に fx-995ES、fx-JP900、fx-5800Pfx-9860GII (ノーマルクロック、29MHz) で、実行時間を比較してみます。
さらに時間のかかる別の積分(下記)も測定してみます。
積分2 
この積分区間の下限は、0 としたいところですが、数値計算をするとき x = 0 の場合に ln x がエラーになるので、電卓の仕様上精度が得られる範囲での最小値(1x10-10)を使っています。

ちなみに積分の式は、fx-JP900 で入力してQRコードを取得し、CLASSWIZのサイトから得た画像です。

機 種積分1
積分1
積分2
積分2
計算結果0.5
fx-995ES25.6秒4.7
241秒
4.9
fx-JP9005.5秒48.7秒
fx-5800P10.1秒1.856.7秒1.2
fx-9860GII1.5秒0.278.4秒0.17

fx-995ES に対して  fx-JP900 は、両方の積分ももぼ同じ比率で高速化されています。
一方、fx-JP900 に対して、fx-5800P と fx-9860GII は、積分1と2で処理時間の比率に差が出ています。積分1では、fx-5800P に比べて、fx-JP900 が大いに健闘していますが、積分2では差が少なくなっています。

この差が何によるのか? 興味はありますが、まだよく分かりません。



関連ページ:
- Casio fx-JP900
- Casio fx-JP900(その2)
- Casio fx-5800P や他の電卓の数値積分
- fx-JP900 と fx-5800P 後継機への期待




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Casio fx-JP900 価格推移

 2015/06/27
  追記 2015/07/13

2015/07/13

落ち着いたようです。

 fx-JP900価格推移20150713 

一体何の騒ぎだったのでしょう?



2015/06/27

なんだか凄いことになっています。

JP900価格推移20150627 
 引用: 価格.com fx-JP900 価格推移


2015/06/18 には最安値で¥3,809 だったものが、翌日には一気に ¥4,643 へ、その後若干下がるも高値維持です。
なんだか急に値上がりしたと話しをしていましたが、これほど激しいかったとは...

akatuki様のブログ「高機能電卓の情報」でのこちらの記事にあるような、ASCII の記事がきっかけで、一気に在庫不足になったのだろうか...




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fx-995ES / fx-993ES / fx-991ES のイースターエッグ

  2015/06/20

fx-JP900 以外の最近のカシオ製スタンダード関数電卓、特にドットマトリックス液晶を備えた機種のイースターエッグ/自己診断機能を、所有している電卓についてもまとめてみます。

発端は、akatuki様によるブログ:高機能電卓の情報の記事、素晴らしい!「CLASSWIZ」の記事 のコメント欄でのやりとりです。fx-JP900 以外のカシオ関数電卓の自己診断機能についてもまとめてみます。

自己診断機能を開始させるキーの組み合わせは、fx-995ES、fx-993ES、fx-991ES は全く同じです(fx-JP900 とも同じ)。診断モードでは、液晶表示チェックとキー入力チェックを行う。これら3機種は、同じパターンの青液晶のパネルを使っていて、ドットマトリックスと、その上のインジケータでパターンが構成されています。

なお、fx-JP900 の診断モードで行うキーマトリックスのチェックと電源チェックは、これらの機種では行いません。他の診断モードがあるならば、これを起動するキーの組み合わせがまだ不明です。


fx-995ES / fx-993ES / fx-991ES の診断モード
Int_fx-995ES Int_fx-993ES Int_fx-991ES 


診断モードに入るには、[SHIFT]+[7] を同時押ししたまま [ON]を押します。この操作は電源が入っている、入っていないに関わらず有効です。これは、最近のカシオのスタンダード関数電卓でほぼ共通のようです。

診断モードの動作は、fx-995ES と fx-993ES は全く同じです。これらは、診断モードに入ると、

DIAGNOSTIC

Press AC


と表示されます。ここで何もしないと、診断モードを抜けて通常の計算モードに移行します。この表示がされた後、タイムアウトする前に [9] を押すと診断ル-チンが始まります。

fx-991ES は、診断モードに入ると、すぐに液晶チェックが始まります。その後の動作は、fx-995ES / fx-993ES とほぼ同じです。

操作画面出力
[SHIFT]+[7]+[ON]診断モードに入る
1[9]液晶のインジケータと全ドットON
2[SHIFT]液晶のインジケータと全ドットOFF
3[SHIFT]ドット領域外縁の1ドットのみON(枠の表示)、但し中間輝度
4[SHIFT]インジケータ半分、ドットは1つおき(千鳥格子)にON、但し中間輝度
5[SHIFT]残りのインジケータとドットを表示
6[SHIFT]ファームウェアバージョン表示、
CPUとメモリチェック(?)
7[AC]コントラストチェック
8[AC]00 と表示 ([AC] のキーチェック?)
9[SHIFT]01と表示、他のキーは受け付けない
10[ALPHA]02と表示、他のキーは受け付けない
11[上矢印]03と表示、他のキーは受け付けない
12[右矢印]04と表示、他のキーは受け付けない
13[MODE/SETUP]05と表示、他のキーは受け付けない
14[CALC]06と表示、他のキーは受け付けない
15[積分]07と表示、他のキーは受け付けない
16[左矢印]08と表示、他のキーは受け付けない
17[下矢印]09と表示、他のキーは受け付けない
18[x-1]10と表示、他のキーは受け付けない
19[log□]11と表示、他のキーは受け付けない
20[分数] ~ [ln] まで順に押す12, 13, 14, 15, 16, 17 と順に表示、他のキーは受け付けない
21[(-)] ~ [Ans] まで左から右、上から下へ順に押す18 から 48まで順に表示、他のキーは受け付けない
22※)[=]TEST OK

Reset All
Press AC
23[AC]診断モード終了、計算モードへ移行

※) fx-991ES では、出力メッセージの3行目が Press ON となる。
TEST OK

Reset All
Press ON
 



関連ページ:
- fx-JP900 のイースターエッグ - 診断機能
- fx-995ES / fx-993ES / fx-991ES のイースタエッグ - 診断機能
- fx-991MS のイースターエッグ - 診断機能
- fx-290 のイースターエッグ - 診断機能
- fx-260 Solar II のイースタエッグ - 診断機能

- fx-5800P のイースターエッグ - 診断機能
- fx-9860GII / 9860GII SD のイースターエッグ - 診断機能
- fx-CG50 のイースターエッグ - 診断機能





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fx-JP900 と fx-5800P 後継機への期待

  更新 2015/06/14

fx-JP900_x480 

これまで、独断と偏見で fx-JP900 に関して述べてきましたが、実際に使っているうちに、このデザインが益々好きになってきました...カシオの電卓で初めての気分です。

前の記事で、白の筐体とカバーは長期使用を考えるとよろしくないと書きましたが、エンボス処理した黒と白を基調にシルバーがアクセントを添えるこのデザインには、ケースの白色の必要性がわかります。

素因数分解の計算速度をプログラム電卓と比較することで(sentaro様の分析を参照)、 fx-JP900 の CPU は fx-5800P と同等以上で、なおかつ低消費電力 (1Vでの動作保証?)と、推察されます。メモリは、fx-955ES の倍の容量になっています。

関数電卓のターゲットは教育市場で、学生や先生に学校で使って貰えることを主眼に設計されていて、高精細液晶も教育現場の声が反映されていて、理工系の学生が想定ユーザーなのは既知のことです。ところが、今回は学校を卒業した後の技術者に所有する喜びを持って貰うデザインにしたのだそうです(下記の参考ホームページにある記事の動画で、開発者が語っています)。

ニュースリリースでは、fx-JP900/700/500 まとめて年間20万台生産の計画になっています。海外では それぞれの現地に合わせた異なる型式が国内よりも多いラインアップで投入されています。デザインに拘って、従来の関数電卓ユーザーの買い換え需要を意識しているに違いないのです。



カシオの関数電卓には、スタンダード関数電卓、グラフ関数電卓、そしてプログラム関数電卓の3つのカテゴリがあります。それらが、それぞれ1歩づつ進化し、互いに取り込み、さらにそれぞれが進化する、これまでのやり方です。

最近のスタンダード関数電卓では、主に表示と入力方法が進化しています。グラフ関数電卓では、主に表示のカラー化とCasio Basicの進化が進んでいます。おそらく新しい要素技術の量産化は、スタンダード関数電卓で低コスト化を主に進め、プログラム関数電卓ではマーケティング要素で製品化する過程で、互いに良いところを取り込みながら進化してきています。

進化の一例としては、現在のグラフ関数電卓では、プログラム実行のためには、いちいち Program モードに入る必要があります。日常的にプログラムを使うにはこれが、なかなか不便です。これに対して fx-5800P は、Programモードに入らずに、プログラムリストを表示して実行させるための [FILE] キーが備わっているので、日常的にプログラムを使うには、とても利便性が良くなっています。このように、グラフ関数電卓のプログラム機能を、使いやすくチューニングしているわけです。これが、プログラム関数電卓の位置づけのように思われます。



スタンダード関数電卓 fx-991ES での新機軸、自然数学入力機能をベースに、fx-9860G の Casio Basci を融合させて、fx-4850P のハードウェアデザインとソフトウェアメニューを組み合わせて fx-5800P が作られたと考えられます。

最近の流れはどうか?

土木測量専業電卓 fx-FD10 Pro は、これまでのグラフ関数電卓をベースに、fx-5800P に備わったプログラム実行の利便性、そして旧来の命令である 入力命令にも fx-5800P と同じ利便性が備わっています。私は、fx-FD10 Pro は、fx-5800P の1つの進化形としての実験的なモデルだと見ています。

10年以上(16年間)継続発売されていた FX-603P の後継機としての fx-5800P は、2006年の発売開始から今年で9年目。このタイミングで、最新のハードウェアとデザインで、新機軸を打ち出した関数電卓 fx-JP900 の登場。さらに、プログラム電卓として fx-FD10 Pro で先行実験も済んでいます。fx-5800P 登場前夜とよく似た状況です。

準備完了!いよいよ次の10年を目指したプログラム関数電卓、fx-5800P の後継機が登場するに違いないのです。

是非とも、現行機の欠点を解決し、fx-JP900 の改良点を取り入れ、さらに所有する喜びを満たすデザインを纏い、グラフ関数電卓とはひと味違った実用本位のモデルを開発して頂きたい。

電池駆動で良いので、fx-FD10 Pro の機能を、fx-JP900 のデザインに融合したモデルが理想です。



参考ホームページ: 異様に欲しくなった電卓の話 カシオ CLASSWIZ

関連ページ:
- Casio fx-JP900
- Casio fx-JP900(その2)
- Casio fx-JP900 (その3)
- Casio fx-5800P や他の電卓の数値積分



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プログラム電卓は、プログラムを作って、使ってナンボ!

実際に触って気づいたこと、自作プログラム、電卓プログラミングについて書いています。

なお管理人はカシオ計算機の関係者ではなく、Casio Basicが面白いと感じる1ユーザーです。


写真: 「4駆で泥んこ遊び@オックスフォード郊外」

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