fx-9860GIII の概要

 
初版: 2020/04/05


Casio fx-9869GIII POWER GRAPHIC 3

fx-9860GIII USB POWER GRAPHIC 32020年3月上旬、ヨーロッパ限定で fx-9860GIII が発売されました。明らかに fx-9860GII の後継機種で、既にフランス限定版として販売されている GRAPH 35+EII のインターナショナル版の位置づけです。この記事を書いている時点では、アメリカや日本では未発売です。

このデザインは GRAPH 35+EII とほぼ同じで、さらに最近の関数電卓の模倣品対策用の新デザインと極めて類似しています。

管理人は、Amazon France で購入しましたが、現在は日本への出荷を行わないと表記されています。eBayセカイモンで入手可能です。




fx-9860GIII の製品紹介は、CASIO INTERNATIONAL のページ や CASIO WORLDWIDE EDUCATION WEBSTITE のページで確認できます。

日本国内では、モノクロ液晶のグラフ関数電卓 fx-9860GII は既に販売していないので、後継機種として fx-9860GIII の国内発売が期待されます。


はじめに

Casio Basic の機能に着目すると、以下に列挙した機種が同じカテゴリに含まれるプログラム電卓です。

 - 2006年発売 fx-5800P 
 - 2007年発売 fx-9860G (OS Ver 2 以降)、生産中止
 - 2009年発売 fx-9860GII (国内販売中止)
 - 2011年発売 fx-CG10 PRIZM (北米のみ)
 - 2012年発売 fx-CG20 (fx-CG10 PRIZM の約1年後)
 - 2013年発売 fx-FD10 Pro
 - 2017年発売 fx-CG50 (欧米先行、2017/10/20国内発売)
 - 2020年発売 fx-9860GIII (ヨーロッパ限定発売)

fx-9860GIIIと fx-9860GII / fx-CG50 との比較
 fx-9860GIIIfx-9860GIIfx-CG50
 電池 単四 x 4 単四 x 4 単四 x 4
 電池寿命 (メーカー測定基準) 230 時間 200 時間 170時間
 サイズ (mm) 18.7 x 83.5 x 175.5 21.2 x 91.5 x 184 18.6 x 89.0 x 188.5
 重さ (g) 190 225 230
 液晶ディスプレイ
 ・Casio Basic グラフィック
 ・Casio Basic テキスト
 ・バックライト
 64 x 128 pixel
・63 x 127 dot
・7 x 21 文字
なし
 64 x 128 pixel
・63 x 127 dot
・7 x 21 文字
・あり
 216 x 384 pixel
・187 x 379 dot
・7 x 21 文字
・あり
 仮数 + 指数 10桁 + 2桁 10桁 + 2桁 10桁 + 2桁
 内部演算桁数 15桁 15桁 15桁
 プログラムメモリ容量 最大 ~62 KB 最大 ~62 KB 最大 ~61 KB
 メインメモリ (利用可能) ~62 KB ROM ~64 KB ROM ~61 KB ROM
 ストレージメモリ  ~3 MB SDRAM ~1.5 MB SRAM ~1.6 KB SDRAM
 プログラムファイル名 最大8文字 最大8文字 最大8文字
 CPU SH4A (SH7305) SH4A (SH7305) SH4A (SH7305)
  クロック ~59 MHz ~29 MHz ~118 MHz
 - FLL:  14.75 MHz x900 14.75 MHz x900 14.75 MHz x900
 - PLL:  FLLx16, 235.93 MHz FLLx16, 235.93 MHz FLLx16, 235.93 MHz
 - IFC: CPUコアクロック 1/4 PLL, 58.98 MHz 1/8 PLL, 29.49 MHz 1/2 PLL, 117.96 MHz
 - SFC: SuperHywayバスクロック 1/8 PLL, 29.49 MHz 1/8 PLL, 29.49 MHz 1/4 PLL, 58.98 MHz
 - BFC: メモリバスクロック 1/8 PLL, 29.49 MHz 1/8 PLL, 29.49 MHz 1/4 PLL, 58.98 MHz
 - PFC: I/Oクロック 1/16, 14.74 MHz 1/16, 14.75 MHz 1/8, 29.49 MHz
 PCリンク Screen Receiver  FA-124 Screen Receiver
 OSバージョン 3.21  2.09 3.30
 Casio Basic あり あり あり
 Python あり なし あり

fx-9860GIII での fx-9860GII からの主な変化を列挙します;
CPUクロックが倍になった
PCリンクが fx-CGシリーズと同様に楽になった - 電卓をPCの外部ドライブとして認識
Pythonが追加された
サイズが小さくなった
  GIII_GII_CG50 
液晶のバックライトが無くなった (個人的には不便を感じる)
液晶サイズが小さくなった (個人的には不便を感じる)
 

 
目 次

1. 海外から直接購入


2. 到着したパッケージ

3. 外 観

4. ソフトウェアダウンロード
 4.1 OSアップデート
 4.2 取扱説明書
 4.3 アドインプログラム
 4.4 サポートソフトウェア

5. データ転送
 5.1 PCとのリンク
 5.2. 電卓同士のデータ転送

6. バックアップ

7. ハードウェア
 7.1 ゴム足が取れやすい

8. 関数電卓としての機能
 8.1 ユーザデータのバックアップ機能
 8.2 3桁区切り表示
 8.3 複素指数関数
 8.4 積分関数の処理速度
 8.5 周期関数の積分

9. Casio Basic の互換性

10. カタログ機能

11. Casio Bsic の処理速度
 11.1 計算主体のプログラム
 11.2 動きのあるテキスト出力プログラム
 11.3 動きのあるグラフィック出力プログラム

12. さらなる高速化
 12.1 オーバークロック
 12.2 アドイン版Casio Basic (C.Basic)
 

 
海外から直接購入

fx-9860GIII はヨーロッパ限定で発売されたので、現時点では日本や北米では販売されておらず、Amazon France、e-Bayで直接購入するか、e-Bayと提携しているセカイモンから購入できる。

そこで、管理人は送料を含めて最も安い価格が提示されていた Amazon France から購入した(詳しくはこちらを参照)。但し購入直後 "このセラーは日本へ出荷できません" と表示された。従って Amazon France で別のセラーが出品するか、Amazon USA や Amazon Japanでの並行輸入品で出品されるのを期待します。 
 
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到着したパッケージ

fx9860GIII_Package  fx9860GIII_Package_Backside 

ブリスタパッケージのような分厚いプラスチックがガッチリと融着されているものではなく、楽に開けらます。

GIII_Contents2 

fx-9860GIII 本体、Quick Start Guide、単四アルカリ電池4本 (試供品)、PCリンク用のUSBケーブル、電卓同士を接続する3Pinケーブル、廃棄処理の注意書き、保証書が入っています。CDは同梱されていません
 
 
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外 観

 9860GIII_991MS2ndEdition   Back_Desig 

(写真左) サイズと色合いは異なりますが、関数電卓 fx-991MS 2nd edition (右) とデザインが同じです。白い筐体への印字はとても見やすくなっています。

(写真右) 本体裏には、微妙な凹凸で形成された放射状の綺麗な模様があり、電池蓋を含めた広い領域に及んでいます。放射模様の中心にRESTARTボタンが配置さえています。これは摸倣防止対策の1つなのかも知れません。
 
 
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ソフトウェア ダウンロード

 
OSアップデート 
fx-9860GIII 本体で、[MENU] - [System] - [F4] (Version) で確認すると、OSバージョンは 03.21.0200 となっていました。
今のところ、これが最新です。
 
 
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取扱説明書 
日本語取扱説明書はまだ公開されていません。

英語版は、Casio World Education Website の Download Resources のページからダウンロードできます。
 
 
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アドインプログラム
グラフ関数電卓のDownload Resourcesのページで、SOFTWARE LICENSE AGREEMENT に [Accept] クリックすると、OS、マニュアルと各種アドインプログラムをダウンロードできます。ここでダウンロードできるOSは、製品にインストールされている Ver 3.21 よりも古いものなので、ここからOSとマニュアルのダウンロードは意味がありません。アドインの中で、購入した fx-9860GIII にインストールされているのは、Geometry のみです。
 
 
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サポートソフトウェア
Screen Receiver - 電卓画面をPCで表示するソフト
Screen Receiver はPC画面に電卓の画面を表示するだけでなく、画面イメージを画像ファイルで保存できます。fx-9860GIII の Download Resources のページで、Support Software をクリックし、Screen Receiver がダウンロードできます。バージョンは 3.02 で、fx-CG20 /10 用と同じバージョンで、共通して使えます。
 
  
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データ転送
 
PCとのリンク


標準添付の USBケーブルを使います。
USBケーブルで fx-9860GIII と PC を繋ぐと、fx-9860GIII の液晶での表示が接続モード (Connection Mode) になります。
ここで、[F1] (USB Flash :[F1]) を押すと、ポップアップウィンドウで Preparing USB と表示され、少し待つと接続完了です。

後は、エクスプローラで fx-9860GIII がドライブとして表示されるので、PC上と同じ操作でファイルのやりとりができます。 

Calc_Drive 
fx-9860GIII 内のフォルダ / ファイル はこのように表示されます。

fx-9860GIII を接続した時のドライブには最初は名前が無いので、FX-9860GIII と名前を付けました。ドライブを右クリックしてプロパティを選び、そこで名前を入力できます。

Calc_Drive_Named 

アドインプログラムのインストールは、ドライブのルートにアドインファイルをコピーします。リンクを終了するには、Windows PCの通知領域 (タスクトレイ) で「ハードウェアを安全に取り外してメディアを取り出す」で [CASIO MassStrage Device の取り出し] をクリックします。外付け USBハードディスクや USBメモリの取り出しと同じ操作です。
 
 
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電卓同士のデータ転送

3Pinコネクタの接続ケーブル (SB-62) を使って2つの電卓を繋ぎ、接続する両方の電卓で CABLE (ケーブルの選定) で [F2] (F2:3Pin cable) を設定後、一方で TRANSMIT (送信)、他方で RECV (受信) に設定すれば、データのやりとりができます。このケーブルは、海外で購入すると fx-9860GIII には標準添付されています。

プログラムを含むデータのやりとりができるのは、fx-9850Gシリーズ、fx-9860Gシリーズ、fx-9860GIIシリーズ、fx-CGシリーズ、そして fx-9860GIII で、Menu に Link 項目があって、3Pin コネクタが付いている機種です。なお、fx-5800P と グラフ関数電卓とのデータ転送はできません。

詳しくは、Sofware Manual に書かれているので確認できますが、使ってみれば分かると思います。

fx-CGシリーズ から fx-9860GIII へ転送すると、ファイル形式は g3m から g1m へ自動変換され、カラーや細線設定など、fx-9860GII で未対応のコマンドは @ に自動的に置き換えられます。
 
 
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バックアップ

万一に備えて、電卓内部のデータをバックアップしておくことを勧めます。PCに保存フォルダを作り、PCとのリンク機能を使って電卓内のデータをPCの保存フォルダに丸ごとコピーしておきます。
Backup_Factory_State 
上は、購入時のバックアップです。そして適宜バックアップをすると良いと思います。特にチューンアップツールでオーバークロックを行う場合は、エラー発生時に電卓のリセットが必要になりプログラム、データやプログラムが失われることもあるので、バックアップしてあればこれらを簡単に戻せます。
 
 
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ハードウェア
 
 
ゴム足が取れやすい
管理人が購入したものは、ハードカバーのゴム足が最初から1つ欠損していました。工程で取れたままを見逃し、パッケージに入れられたようです。本プログの読者の sentaro様が保有している GRAPH35+EII のゴム足も取れやすいとのこと。つまり GRAPH35+EIIfx-9860GIII は本質的にゴム足の接着工程に問題がありそうです。
  
 
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関数電卓としての機能

fx-9860GIII のキーの種類と数、および配置は、[SHIFT] - [OPTN] のバックライト 機能以外は、fx-9860GII と同じです。関数機能も同じです。計算の内部桁が15桁と同じで、各関数の精度範囲も同じなので、fx-9860GIII の関数電卓としての使い勝手は fx-9860GII と同じです。
 
 
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ユーザーデータのバックアップ機能
カシオのスタンダード関数電卓は電源をオフにすると、作業内容やユーザーデータが消えますが、fx-9860GIII は各モードでのユーザーデータは一旦電源を切ってもバックアップされます。このバックアップ機能は、他のプログラム電卓 fx-5800P、fx-9860GII、fx-CG20/50 とも同じです。
 
 
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3桁区切り表示
カシオの最新のスタンダード関数電卓 fx-JP900 / 700 / 500 では、関数電卓として3桁区切りが登場しました。一般電卓には3桁区切りは普通に搭載されている使い勝手の良い機能なので、登場が遅すぎるようにも思います。

これまでのプログラム電卓には3桁区切り機能は有りません。fx-9860GIII も残念ながら3桁区切り機能には対応していません。

Casio Basic での出力コマンドにも3桁区切り機能がありません。しかし、作ったプログラムに3桁区切り出力機能を付加することは出来ます。
Casio Basic入門59, Chapter 10-5:3桁区切りサブルーチン グラフ関数電卓版
 
 
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複素指数関数
複素数を表示するように設定して、計算させてみると、fx-5800P はエラー、fx-9860GII と fx-CG20 は正しく計算結果を表示します。fx-CG50 でも同様に複素指数関数を正しく計算します。

Complex_1  Complex_2 
※ Screen Receiver で取得した画面イメージ 
 
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積分関数の処理速度
 
積分計算速度の比較をしてみます (Rad モード)。
機種積分1積分2
fx-JP9005.5秒48.7秒
fx-5800P10.1秒56.7秒
fx-9860GII (SH4A)1.5秒8.4秒
fx-CG201.0秒5.8秒
fx-CG500.7秒3.2秒
fx-9860GIII1.1秒5.8秒

積分計算は fx-9860GIII よりは高速化していますが、fx-CG20 とほぼ同じ、fx-CG50 よりは遅くなります。
 
 
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周期関数の積分
積分計算にガウス・クロンロッド法が使われていることから、このアルゴリズムが苦手な多項式で表せない関数の代表選手として周期関数の積分を行って、タイムアウトする限界を比較してみます (Rad モード)。

積分3
機種計算できる nタイムアウトする n
fx-JP900
fx-5800P
fx-9860GII6061
fx-CG206061
fx-CG506061
fx-9860GIII6061

fx-9860GIII での結果は、fx-CGシリーズや fx-9860GII と同じなので、積分計算の内部ロジックは変わっていないようです。
 
 
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Casio Basic の互換性

Casio Basic について、少し詳しく調べます。

fx-9860GIII に搭載されている Casio Basic は、2006年に海外で発売された fx-9860G とそれ以降に発売されたグラフ関数電卓、そして fx-5800P に搭載さているものと同じカテゴリに属します。これらの Casio Basic は、構造化風コーディングができて意外に高機能です。当ブログでは、このカテゴリを新世代 Casio Basic と呼んでいます。

< 新世代Casio Basic搭載機 >
 - 2005年発売 fx-9860G (生産中止)
 - 2006年発売 fx-5800P
 - 2009年発売 fx-9860GII
 - 2010年発売 PRIZM fx-CG10 (北米のみ)、fx-CG20と同じ
 - 2012年発売 fx-CG20
 - 2013年発売 fx-FD10 Pro
 - 2017年発売 fx-CG50
 - 2020年発売 fx-9860GIII

新世代 Casio Basic については、Casio Basic の勧め を参考にしてください。

fx-9860GIII 搭載の Casio Basic は、fx-9860GII と異なる点が見つからず、完全互換と言って良いと思います。

 ⇒ fx-9860GII への移植 - 厄介な旧来の命令
 ⇒ Casio Basic 機種間の互換性

当ブログで公開している Casio Basic入門逆引きCasio BasicCasio Basicコマンドリファレンスプログラムライブラリ は、fx-5800Pfx-9860GII の違いを理解しておけば、そのまま fx-9860GIII に適用できます。
 
 
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カタログ機能

fx-9860GIII には、fx-9860GII と同様にコマンドの一覧を検索して入力できるカタログ機能が備わっていて、
[SHIFT] [4] (GATALOG) を押すと、カタログ画面が現れます。

Cat_GII  Cat_GIII_1 
左が fx-9860GII で、右が fx-9860GIII です。

左の fx-9860GII に比べて右の fx-9860GIII には機能が増えています。1つは HIST メニュー(履歴メニュー)の追加で、もう一つは一番上の行の "Catalog" の右に検索入力欄が追加されています。過去に検索して入力したコマンドを再入力するためには HIST メニューは大変便利です。 検索入力に1文字入れると絞り込み検索が行われるので、コマンドがうろ覚えの時に便利です。

CTGYメニューを選ぶとジャンル別一覧が現れます。

Cat_GIII_2  

履歴メニューは、fx-CG20 で追加され fx-CG50 でさらに改善されていますが、fx-9860GIII には fx-CG50 の機能が引き継がれています。 
 
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Casio Basic の処理速度

fx-9860GII シリーズ用に作成したプログラムが そのまま fx-9860GIII で動作します。そこで、いくつかのプログラムの処理速度を fx-5800P、fx-9860GII、fx-CG50 と比較してみます。fx-9860GIII は g1m ファイルが動作します。

 計算主体のプログラム

PRIME - 素因数分解

ダウンロード
- fx-5800P用 pdf ファイル
- fx-9860GIII / fx-9860GII 用 g1m ファイル
- fx-CG50 / fx-CG20用 g3m ファイル

※ 使い方やプログラムソースについては、fx-9860GII への移植 - 素因数分解 参照

プログラムを起動すると...

Prime_1  
数値を入力して [EXE] で素因数分解を始め、[EXE] を押しながら結果を1行ずつ表示させる。
このプログラムの実行中は、ビジーマーカー以外に表示の更新が無いので、計算速度の比較に向いています。今回は、以下の10桁の数の素因数分解の計算時間を比較します。

計算する数値: 7,849,516,203 = 32 x 9811 x 88897

fx-CG50 の画面は以下のようになります。

   Prime_2 Prime_3 

機種別処理時間の比較
fx-CG50fx-9860GIIIfx-9860GIIfx-5800P
118 MHz59 MHz29 MHz---
46秒69秒89秒444秒
11.51.939.65
0.6711.297.05
0.520.7818.73

fx-9860GIII の計算処理は、fx-9860GII より 30% 程度速くなっていますが、fx-CG50 よりも33%遅くなっています。

計算速度の違いは、クロック数の違いと相関していることが分かります。

  
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動きのあるテキスト出力プログラム

PYTHA - ピタゴラス数探索

ダウンロード

- fx-5800P用 pdf ファイル
- fx-9860GII用 g1m ファイル
- fx-CG50 / fx-CG20用 g3m ファイル

※ 使い方やプログラムソースについては、fx-9860GII への移植 - ピタゴラス数 を参照。

このプログラムを起動すると1つめのピタゴラス数を表示して一旦停止します 。
 [EXE] キーを長押しすると、連続的に次々とピタゴラス数が表示し続けます。
そして、500個のピタゴラス数を探索して表示するまでの時間を計って比較します。
    Pytha_1

このピタゴラス数探索プログラムは、テキスト表示が常に更新し続けます。
500個のピタゴラス数が見つかるまでの時間を、機種別に比較してみました。

機種別処理時間の比較
fx-CG50
fx-9860GIII
fx-9860GII
fx-5800P
87秒
57.2秒93秒
441秒
10.661.075.07
1.5211.6324,0
0.940.6214.74

fx-9860GIII は、fx-9860GII の1.6倍弱の処理速度、fx-CG50 の1.5倍程度の処理速度になりました。
fx-9860GIII は、Locateコマンドによるテキスト更新速度が大きく向上しています。
 fx-9860GIIILocateコマンドによるテキスト更新速度は、fx-9860G以降の新世代Casio Basic搭載機で最速です。

 
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動きのあるグラフィック出力プログラム

MONTECAR - モンテカルロ法による円周率計算

ダウンロード
- fx-9860GII用 g1m ファイル
- fx-CG50 / fx-CG20用 g3m ファイル

※ 使い方やプログラムソースについては、fx-9860GII グラフィックス - モンテカルロ法 を参照。この記事では、実際の画面の変化を動画で見られます。

 GIII_Monteca_1 GIII_Monteca_2

[EXE]
キーを押すと、ランダムに点を打ち始め、それが円内にある割合から円周率を求める、モンテカルロシミュレーションプログラムです。このプログラムは、グラフィックスの Textコマンドと Plotコマンドによる表示更新を頻繁に行うものです。そこで、Text と Plot を500回繰り返す時間を、機種別に調べて比較してみました。
機種別処理時間の比較 
fx-CG50
fx-9860GIII
fx-9860GII
174秒
87.5秒
135秒
10.500.78
2.0011.54
1.20.651

fx-9860GIII は、fx-9860GII の 1.5倍の処理速度を達成。しかも fx-CG50 の 2倍の処理速度になりました。
fx-9860GIII は、TextコマンドとPlotコマンドによるグラフィックス更新速度が大幅に向上しています。

fx-9860GIIITextPlot コマンドによるグラフィックス更新速度は、fx-9860G 以降の新生代Casio Basic搭載機で最速です。

 
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さらなる高速化

fx-9860GIII は、Casio Basicによるテキストならびにグラフィックス出力処理速度が大幅に向上していることが分かったのですが、それでもゲームなどのピクセル単位での描画が多いプログラムには全く不十分です。プログラムをより高速化するには、現在のところ2つの方法があります。1つはチューンアップ (オーバークロック)ツール による高速化、もう一つはアドイン版 Casio Basic - C.Basic の利用です。

チューンアップ
これまで、fx-9860Gfx-9860GII そして fx-CG10 PRIZM / fx-CG20 そして fx-CG50 に対応したオーバークロックツールが、sentaro様により提供されています。いずれも比較的安全性が確保されており、私も愛用しています。但しオーバークロックは、最悪ROM に記録されている内容が損傷をうけて電卓が起動できなくなってもメーカー保証を受けられないので、自己責任で利用しましょう。

 Casio グラフ関数電卓を限界までチューンアップ

fx-9860GIII 向けには、チューンアップツール - Ftune3 が提供されています。 


本ブログでは、作者の sentaro様から直接サポートを受けられるように、以下の以下のエントリーを用意していて、そこでは Ftune3 のダウンロードと質問ができます。

グラフ関数電卓のオーバークロック - Ftune / Ptune -

安全に使う第一歩は、デフォルトの[F5]での設定を使うことです。


なお、チューンアップは、CPUコアクロックだけでなく、メモリバスクロック、I/Oバスクロック、ウェイトなどを機種に応じて調整します。

 
アドイン版 Casio Basic (C.Basic)
C.Basic は、fx-9860GII を含む fx-9860Gシリーズ、そして fx-CGシリーズに対応しています。開発者はチューンアップツールと同じ sentaro様です。

C.Basic は、純正Casio Basic のソースをほぼそのまま実行可能で、特にグラフィック描画の高速化は目を見張るものがあります。
どのくらい速いかは、ここ にある動画を見れば一目瞭然です。開発開始以来、現在でも国内外のユーザーの要望に応えつつ、デバッグや機能追加によるバージョンアップが継続しています。

現在では、fx-9860G シリーズ用の C.Basic for FXfx-CGシリーズ用の C.Basic for CG が公開されており、fx-9860GIII には C.Basic for FX が対応しています。

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keywords: CasioBasicプログラム電卓、fx-CG50

テーマ : プログラム関数電卓
ジャンル : コンピュータ

速報! CASIO fx-9860GIII 発売間近? - 新しいプログラム電卓

 CASIO fx-9860GIII - モノクロ・グラフ関数電卓の新機種

2020/01/08
追記 2020/01/12
追記 2020/01/13
追記 2020/02/11
修正 2020/02/12
追記 2020/02/16
追記 2020/02/26
修正 2020/02/27
追記 2020/02/29
追記 2020/03/02
追記 2020/03/03
追記 2020/03/20
追記 2020/03/22
追記 2020/03/26
追記 2020/03/30
追記 2020/04/05

2020年1月7日 TI Planet にて、CASIO fx-9860GIII 発売か? という書き込みがあった (sentaro様の情報) 。現行フランス専用版 GRAPH35+E II のインターナショナル版として fx-9860GIII が発売されるとのこと。本記事では、新情報が得られ次第、アップデートしてゆく。

[2020/04/05]
fx-9860GIII の概要を記事にまとめた
fx-9860GIII の概要



[2020/03/30]
fx-9860GIII を入手した
Amazon Franceで 3/20に注文した fx-9860GIII が 3/27 (一週間後) に届いた。なお、ハードカバーのゴム足4つのうち、1つが付いていなかったので、Amazonに問い合わせたところ、ハードカバーやゴム足だけの供給はできないとのこと。メーカーでないので、それは当然だと思う。
missing_rubber 
左下のゴム足が無い.

Amazon Franceから提示されたのは、返品せずに本体価格(€96.65)の25%の返金とするか、全部返品して全額払い戻しにするか、という2つの選択肢であった。迷わず前者をを選んだところ、直ちに25% (= €24.16 ≒ ¥2917) 払い戻しの手続きをしてくれました(但しAmazonのクーポンでの対応)。その結果、今回は送料込みで総額¥12,201で fx-9860GIII を入手したことになる。ゴム足は別途対応しようと考えている。

ちなみに、GRAPH35R+II や fx-CG50 のゴム足も取れやすいという情報を sentaro様から頂いている。そこで、ゴム足の修理については、別途記事にして紹介しようと考えている。



[2020/03/26 12:00]
eBayとセカイモンで入手可能
fx-9860GIII は、eBayセカイモンで出品されていた。

Amazon Franceでは、私が注文した後状況が変わった。fx-9860GIII のページを開くと "このセラーは選択された商品の日本への出荷はできない" 旨のメッセージが追加されるようになった。恐らく次のようなことだろうと思われる。
「日本から注文来たぞ、やべー忘れてた、注意書き追加しとけ」という可能性も……? (Colon様談)

なお、管理人が注文したものは、これを書いている時点で成田に到着して輸入許可を待っている状況で、配達される見通しだ。今後しばらくは、eBayかセカイモンで入手するのが良いだろう。



[2020/03/22]
fx-9860GIII にはバックライト機能が無さそうだ
CASIO INTERNATIONAL のページfx-9860GIII が追加されている。
従来の fx-9860GII のページと比較しながら確認すると、バックライトに関する記述が見当たらない。やはりこの機能は無さそうだ。

ちなみに、CASIO WORLDWIDE EDUCATION WEBSITE のグラフ関数電卓のページにも fx-9860GIII が掲載されている。



[2020/03/20 追記]
実際にfx-9860GIIIを購入した!
Amazon Japan や Amazon USA ではまだ販売されていないので、Amazon Franceで購入した。
Amazon France での fx-9860GIII のページ
当ブログ管理人としては、実機を入手して評価したいのだ。

表示価格は €115.98 だが、実際の本体価格は €96.65 であった。海外向け免税価格だと思われる。日本までの送料は AmazonGlobal Eclair で €28.58 だったので、合計 €125.23、円決済額は ¥15,118 (€1 = ¥120.7231200003) であった。結構高額だと思う。送料無しの本体価格のみで換算すると ¥11,668 となる。

到着したら、色々と調べて見たいと思う。



[2020/03/03 追記] / [2020/03/02 追記] / [2020/02/29 追記] / [2020/02/27 修正] / [2020/02/26 追記] 
ヨーロッパでは3月発売開始!
Amazon France (Amazon.fr) で、fx-9860GIII の予約販売が始まっている (URL修正)のを発見した。Google翻訳で英語にした画像を示す(画像追加)。

AmazonFR2
AmazonFR

2020年3月8日に在庫予定とあるので、カシオからの公式発表前だが 3月上旬の発売開始の可能性が濃厚だ。fx-7400GIII の予約販売はまだ出ていない。

[2020/03/03 追記] 3/3の時点で、在庫予定日が 3/7 に戻っている。今後大きな変化があれば追記する。

[2020/03/02] 3/2の時点で、在庫予定日が 3/14 に伸びている。

[2020/02/29 追記] 2/28 に在庫予定日が 3月7日に前倒しになった。

[2020/02/27 修正]
ところで、115.98ユーロ なので、今のレートが €1 = ¥120 として、¥13,918になる。これに日本の住所までの送料が加わる。

なお、ここで記載されている寸法は、CASIOのサイトの記載内容と異なり、fx-9860GII と同じ寸法が記載されているので、Amazon.fr の記述が間違っている可能性が高いと思われる。実際どちらが正しいのだろうか?



[2020/02/16 追記]
カシオヨーロッパのサイトで新製品として発表
カシオヨーロッパの英語版サイトの Graph Calculator のラインアップ紹介のページで、fx-9860GIII と fx-7400GIII が新製品として記載されているのを発見。
New

ここからリンクされている英語の fx-9860GIII のページでも、バックライト機能有りと記載されているので、期待される。

また、fx-9860GIII のOSアップデートやアドインのダウンロードページも既に公開されている。

ヨーロッパでは、新発売に向けて着々と準備が進んでいるようだ。日本国内で発売されるかどうかが最も気になる。



[2020/02/11 追記 2]
 カシオヨーロッパが、fx-9860GIII と fx-7400GIII を公式発表
https://www.casio-schulrechner.de/de/produkte/grafikrechner/fx9860g3/ (ドイツ語)

fx-9860GIII USB POWER GRAPHIC 3Pyton搭載
アドインプログラム
8行 x 21桁テキスト、64 x 128ピクセル表示
バックライト
61 kB RAM、3 MB フラッシュROM
10桁+指数2桁
PCとのUSBリンク
単四電池x4本
175.5 x 83.5 x 18.7 mm (176 x 84 x 19 mm)
190 g
筐体表&ハードカバー:白、筐体裏:シルバー




このページによればバックライト機能付きとなっているが、本当だろうか? 画像からはバックライトキーが見たらない。ソフトウェアメニューからバックライトのON/OFFを行うのだろうか?

また、8行表示となっているが、最下行のファンクションキーのアイコン表示が含まれてたもので、Casio Basicでは7行しか使えないと思われる (2020/02/12 修正)



[2020/02/11 追記 1]
マニュアルがダウンロード可能になった
TI-Planet の critor様から本ブログの拍手機能経由で情報を頂いた。

"Thank you. :)The fx-7400/9750/9860GIII guidebook is now online : https://support.casio.com/cn/manual/manualfile.php?cid=004008033 If it can help, I've summed up the differences and new features over there https://tiplanet.org/forum/viewtopic.php?t=23498&p=251341#p251341"

fx-9860GIII のマニュアルがダウンロードできるようになっているとのこと。
fx-9860GIII ハードウェアマニュアル (英語)
fx-9860GIII (Ver 3.21) ソフトウェアマニュアル (英語)

発売間近と思われる。
Casio Basic の仕様は fx-9860GII と同じと思われる。Casio Basic に加えて Python も使える。



[2020/01/13 追記]
新デザインと仕様の情報
TI Planet に新製品 fx-9860GIII のデザインと仕様の情報が提供された。これの情報源はイギリスの教育機器販売サイト Oxfird Educational Supplies のページ (上から3項目め) となっている。

CASIO fx-9860GIII 外観デザインについて、キーボードとトップパネルは GRAPH35+E II とほぼ同じですが、ファンクションキーがグレーから白に変更、そして筐体ウラと保護カバーは青から白になるようだ。スウェーデンの販売会社のサイトの画像 (下記参照) と同じになっている。

また、スライド式の保護カバーは、上と下の両方からスライド可能で、裏と表の両方をカバーできるので、4通りの自由度になりそうで、裏に上からスライドしてもUSBや3Pinのコネクタを使えるようなデザインになるとのこと。

 

 fx-9860GIIIGRAPH35+E IIfx-9860GII
 電池 単四 x 4 単四 x 4 単四 x 4 
 電池寿命 (メーカー測定基準) 230 時間 230 時間 200 時間
 サイズ (mm) 18.7 x 83.5 x 175.5 18.7x83.5x175.5 21.2x91.5x184
 重さ (g) 190 190 225
 液晶ディスプレイ
 ・Casio Basic グラフィック
 ・Casio Basic テキスト
 ・バックライト
 64 x 128 pixel
・63 x 127 dot
・7 x 21 文字
・なし
 64 x 128 pixel
・63 x 127 dot
・7 x 21 文字
・なし
 64 x 128 pixel
・63 x 127 dot
・7 x 21 文字
・あり
 仮数 + 指数 10桁 + 2桁 10桁 + 2桁 10桁 + 2桁
 内部演算桁数 15桁 15桁 15桁
 プログラムメモリ容量 最大 ~62 KiB 最大 ~62 KiB 最大 ~62 KiB
 メインメモリ (利用可能) ~62 KiB ROM ~62 KiB ROM ~64 KiB ROM
 ストレージメモリ  ~3 MiB SDRAM ~3 MiB SRAM ~1.5 MiB SRAM
 プログラムファイル名 最大8文字 最大 8文字 最大 8文字
 CPU SH4A (SH7305) SH4A (SH7305) SH4A (SH7305)
  クロック ~59 MHz ~59 MHz ~29 MHz
 - FLL:  14.75 MHz x900 14.75 MHz x900 14.75 MHz x900
 - PLL:  FLLx16, 235.93 MHz FLLx16, 235.93 MHz FLLx16, 235.93 MHz
 - IFC: CPUコアクロック 1/4 PLL, 58.98 MHz 1/4 PLL, 58.98 MHz 1/8 PLL, 29.49 MHz
 - SFC: SuperHywayバスクロック 1/8 PLL, 29.49 MHz 1/8 PLL, 29.49 MHz 1/8 PLL, 29.49 MHz
 - BFC: メモリバスクロック 1/8 PLL, 29.49 MHz 1/8 PLL, 29.49 MHz 1.8 PLL, 29.49 MHz
 - PFC: I/Oクロック 1/16, 14.74 MHz 1/16, 14.75 MHz 1/16, 14.75 MHz
データ容量記号の B (Byte)だが、最近の正式表記は 1 KiB = 1,000 B = 1,024 B, 1 MiB = 1x106 B なので、iB を使用した。



[2020/01/12 追記]
ヨーロッパの販売店ホームページに新製品が掲載される
まだ不確定情報の範疇ではあるが、スウェーデンの教育機器通販のサイトに fx-9860GIII と fx-7400GIII のページが出来たとの情報がありました。TI-Planet のページ (sentaro様の情報)

 fx-9860GIII_sw1fx-9860GIII のページ
 fx-7400GIII のページ

但し商品説明が fx-9860GII のものを切り貼りしたままと思われます。fx-7400GIII についても、重量が230g と記載されておりこれでは現行フランス版 GRAPH35+E II よりも重い数値なので間違いだと思われる。信憑性については要注意だと思うが、一番気になるのが、これらのページで表示された製品画像が、現行GRAPH35+E II のデザインと色がそのままで、製品右上の製品名のところだけが fx-9860GIII  USB POWER GRAPHIC 3 と変更されている。まだ未確定情報の域を出ていない。

この画像が、切り貼りの合成画像でないのならば、[SHIFT][OPTN]でバックライトが使えるところ、[OPTN]キーにバックライトのマークが無いので、バックライト機能は無い可能性もありそうた。











[2020/01/08 初稿]
新モデルはGRAPH35+E II のインタナショナル版
ちなみに、GRAPH35+E II のCASIOページは こちら
マニュアル: ハードウェアマニュアル(仏語) | ソフトウェアマニュアル(仏語)

フランス語マニュアルを眺めたところ、Casio Basic の仕様は fx-9860GII とほぼ同じで、新たに Python が追加されている。さらにアドインプログラムが使え、C.Basic for FX も使える。 液晶ディスプレイは fx-9860GII と同じ解像度でモノクロ。

現行の fx-9860GII よりも小型・薄型・軽量、直線的なデザインで角が丸い形状。デザインコンセプトは fx-CG50 に近い。
 ・現行fx-9860GII : 21.3 x 87.5 x 184.0 mm, 225g
 ・GRAPH35+E II : 18.7 x 83.5 x 175.5 mm, 190g
Graph35+EII
   フランス専用版 GRAPH35+E II

フランスはカシオのシェアが高く、他にもフランス専用版が GRAPHシリーズとしてかなり以前から発売されている。

Amazon.fr での価格は本日時点で、64.39ユーロ (¥7,811, 1€=¥121.3)となっており、fx-5800P の日本国内価格と変わらず(僅かに高い)、Amazon.fr では fx-5800P よりも安い価格設定になっている。

さて fx-9860GIII がどのようなデザインになるのか、楽しみだ。








新たに情報が得られたら、順次追記してゆく予定だ。



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