fx-5800P の破損ヒンジの交換、ついでにリニューアル

2018/02/24
追記 2018/02/25
追記修正 2019/06/30

fx-5800P の破損ヒンジ交換

fx-5800P の大きな弱点の1つがハードカバーのヒンジが容易に壊れる点だ。
fx-5800P:ヒンジ破損でカバーが取れた

そこで、接着剤で破損拡大の予防を試みた。
fx-5800P カバーヒンジ破損の対策
破損拡大の予防効果はあり、クラックを補修後2年ほど延命したものの、結局壊れてしまった。

そこで、きちんと完璧に修理するためにヒンジ交換を行いたいのだが、一時期部品として入手が難しかった。

私が知る範囲では、カシオの部品としてヒンジと金属のスプリングピンを購入して修理した具体的で分かり易い事例が以下のページで紹介されている。

Motoruu Instruments:fx-5800P のヒンジを直す 修理

この記事は 2012年10月のものだ。5年以上経過し状況が変わり、部品をかなり安く購入でき、修理できたので改めて紹介しようと思う。

[2019/06/30 追記修正]
コメント欄に貴重な情報を頂きました。
ピン付きヒンジの型番が現在では変更されていること(以下で修正致しました)。
さらに、修理対応は 2025年迄になっているというカシオのサポートからの情報も頂きました。
と、いうことは部品保有期間5~6年とするなら、fx-5800P はそろそろ生産中止、次機種が登場するのではないかと...
"通りがかり" 様、大変ありがとうございます。



交換部品としてのヒンジを入手

手元には、ヒンジが壊れてカバーが取れた fx-5800P が2台ある。そこで今回は、予備1個を含めて3個の部品を購入した。

現状では、4つのピンを含めたヒンジ部材として入手できる。
ヨドバシカメラでは、カシオからの取り寄せ部品の扱いで購入可能だった。なお部品仕入れの場合は、発注後にキャンセルできないので、ヒンジにスプリングピン4本が含まれているかどうかを何度か確認してもらった。

部品名カシオ部品コード番号単価 (消費税込み)数量 小計
ヒンジ / HINGE (WITH PIN)9482 2881
9481 8599 (2019/6月現在)
 ¥813¥243

届いたヒンジは、4本のスプリングピンが刺さって1体になっていた。

ヒンジ新品2 ピン付きヒンジ

ヒンジは少し曲げたくらいでは簡単に割れないので、ヒンジをたわませて取り付ける。私が試した範囲では、先にヒンジをたわませてハードカバーに取り付けてから電卓本体に取り付けると、うまくいった。ちなみにヒンジには "PC+10%GF" と刻印があり、調べてみるとポリカーボネート+10%グラスファイバの意味だと分かった。

なお、ヒンジには左右があり、突起がある方をハードカバー側にして取り付ける。

ヒンジ取り付けの方向 

たかだか¥81(税込み)で完璧に修理できるので、お勧めだ!




fx-5800P のリニューアル

ついでに、細かいキズが入ったり摺り切れたカバーを新品にすれば気分が良い。
...ということで、ヒンジに加えて以下の部品も一緒に入手した。ヨドバシカメラで注文し約一週間の納期だった。

部品名カシオ部品コード番号単価 (消費税込み)数量 小計
ヒンジ / HINGE (WITH PIN)9482 2881
9481 8599 (2019/6月現在)
¥813¥243
ハードカバー / H-COVER-GY344AY1025 8683 (変更なし)¥2433¥729
ラベル / LABEL-A-GY344AYO1026 7871 (変更なし)¥1623¥486



合計¥1458

ハードカバー新品の裏側処理 ハードカバーを部品として入手すると、簡単な取扱説明のラベル(粘着剤付き)を貼り付ける範囲に処理が施されていて、一旦貼ったラベルが取れにくくなっている。

このままだと、埃や汚れが付着し易く、汚くなることが容易に想像できる。また本来あるべきラベルが無いのはリニューアルとして不完全だ。そこで、ラベルも一緒に入手した。








ハードカバー新品1 ハードカバー新品3
ハードカバーは1個づつビニール袋に入っており、さらに緩衝材入りの箱に入っている。輸送中の損傷への配慮は日本的だ。

ステッカー新品1 ステッカー新品2
ラベルは注文した3枚が段ボールに挟まれて保護されている。輸送中に曲がったり破損しない配慮だ。

ヒンジの修理だけでなくハードカバーが新品になるので、新品のような fx-5800P にリニューアルできる。

完全修理 

たかだか ¥486 で、fx-5800P がリニューアルできた。気分一新で fx-5800P をさらに愛着を持って使えるのは良いことだと思う。

ヒンジ修理のついでにリニューアル(税込み¥486)はお勧めできる!


ところで、家電量販店 (ヨドバシカメラ) で部品購入したので、部品にもかかわらず値引きされた価格だった。一般店でカシオから部品仕入れして貰った場合は下記の価格になると思われる。
 ・ヒンジ (スプリングピン4個付き):¥100 (単価)
 ・ハードカバー:¥300 (単価)
 ・ラベル:¥200 (単価)
それでも、¥100 でヒンジ交換、¥600 でリニューアルできるのは、お得ではないだろうか?



[2018/02/25 追記]
今回入手したヒンジ部品が、ひょっとして改善されたものかどうか?気になった。
fx-5800P:ヒンジ破損でカバーが取れた で原因の1つとして挙げている残念な設計は解消していない。つまりハードカバーをひっくり返すと、本体裏面の足の突起とカバーが接触しない構造のままだった。寸法上の設計変更はなされていないことが分かる。

次に、素材の改善の可能性があるかも知れない。スプリングピンによる応力への耐性が向上している可能性だ。ヒンジに刻印されている PC+10%GF は以前から変わっていないので、あまり期待できない。しかし、しばらく様子を見て簡単に破損しないようなら、改善の可能性ありということだ。


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2019/06/25
追記修正 2019/06/27
 

今回はカシオ電卓のカタログ2009年10月版を紹介する。

全16ページのうち関数電卓が3ページ。

2009年10月版カタログの関数電卓のページ

今回のカタログのグラフ関数電卓では、fx-9860G が消えて後継機種である fx-9860GII NEW として掲載されている。海外でも2009年に fx-9860GII SD と共に新発売されている。手元の資料では、国内と海外のどちらが先に発売されたかは分からない。

fx-9860GII-2

液晶画面のバックライト機能が特徴だ。国内販売品では fx-9860GII が最初だが、2007年に海外で発売された fx-9860G Slim が初めてバックライト機能を搭載している (国内では発売されていない)。

この fx-9860GII 搭載のCPUは fx-9860G と同様に ルネサスの 32bit SH3カスタムチップが使われていた。このチップを搭載していることは、液晶画面に下に "USB Power GRAPHIC"  と標記されていることでわかる。1つ前の fx-9860G もSH3カスタムチップが使われていて、 同様に "USB Power GRAPHIC" と書かれている。

なお、fx-9860GII には後期型があり、CPUが SH4A カスタムチップに変更された。型式は同じでも液晶下の表記が "USB Power GRAPHIC 2" と変更された。

1つ前の fx-9860G に引き続いてAdd-In 機能が採用されており、カシオ純正のSDKでユーザーがAdd-Inプログラムを作成可能だ。

fx-9860GII は前期品・後期品を含めて国内では2017年半ばまで10年近く販売された。海外では 、2019年6月現在、まだ販売が継続されている。国内向けカタログでは、2013年12月版までは fx-9860GII が掲載されているが、2014年12月版では消えている。

fx-9860GII 搭載のプログラム言語は、1つ前の fx-9860G OS 1.xx  でのバグが修正され、文字列処理コマンドが追加され、プログラムで使える関数が増強された (プログラム言語は OS に含まれる)。この進化は、1つ前の fx-9860G にフィードバックするために、OSアップデートファイルがカシオから無償で提供され、OS 1.xx から OS2.xx にアップデートされた。 



fx-5800P は説明とカタログデザインが大きく変わった。電卓自体は何も変更はない。

fx-5800P_2009-10 

fx-4500P は掲載されなくなり、fx-3650Pfx-71F がその他のプログラム関数電卓として掲載されている。

fx-3650P fx-71F 
搭載言語については、fx-3650P にループ機能、具体的には For文、While文 そして Breakコマンドを追加した((Do文はない)ものが fx-71F に搭載されている。これによりプログラミングの自由度が多少向上しているが、言語としては fx-5800P には遠く及ばない。それでも、繰り返し計算をより便利に行えるようにすることをプログラム機能の主な目的にしているのは、fx-71F の取扱説明書の以下の記述でわかる。

fx-71F_Prog_Manual

fx-3650Pfx-71F 搭載のプログラム言語は、繰り返し計算の利便性を高めるためのマクロ言語とといって良いと思う。



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2019/06/18
追記更新 2019/06/27
 

今回はカシオ電卓のカタログ2007年12月版を紹介する。

全16ページのうち関数電卓が3ページ。

2007年12月版カタログの関数電卓のページ

今回のカタログでは、電卓販売台数が2006年で累計10億台達成とある。

今回のカタログのグラフ関数電卓では、CFX-9850GC PLUS が消えて後継機種である fx-9860G が掲載されている。fx-9860G は海外では 2005年に発売されているが、日本国内は 2007年 であった。発売開始で NEW と記載されているカタログは残念ながら持っていない。

fx9860G

[2019/06/26 追記]
fx-9860G は、CPU に 日立 (現ルネサス) の SH3カスタムチップ (32bit RISC) を使い処理の高速化がなされた。搭載言語は 1つ前の CFX-9850GC PLUS よりも進化した BASIC-Like 言語で、欧米のカシオファンの間では Casio  Basic と呼ばれている。

1.5MBのストレージメモリを搭載し、そこにAdd-In プログラムを自由に導入できるようになったのが fx-9860G の大きな特徴だ。Add-In機能は、fx-9860Gシリーズと最新の fx-CGシリーズに引き継がれている。

[MENU]キーを押して現れるメニュー画面にある各種機能の多くが、Add-In プログラムとして提供されている。それだけでなく、カシオが提供する純正SDKを使ってユーザーがPCでAdd-Inを作成できた。カシオ純正SDKは、fx-9860G (SD / Slim) や fx-9860GII (SD) のAdd-In 作成に使える。残念ながらカシオは fx-CGシリーズのAdd-In 作成用SDKの提供を止めている。

Add-Inプログラムは、Casio Basic よりも遙かに高速な動作し、Casio Basic で実現不可能な自由度の高い処理が可能になった。
=== 追記ここまで ===

[2019/06/27 追記修正]
なお、極めて初期にはストレージメモリのバックアップ用にリチウムボタン電池(CR2032)を用いるものが混在している。
管理人所有(昨日入手)の fx-9860G AU (OS 1.03) にはストレージメモリハックアップ電池があるが、fx-9860G (OS 1.04) にはバックアップ電池が無い。
=== 追記修正ここまで ===

1つ前の CFX-9850GC PLUS では、PROGRAM-LINK (シリアルケーブルとデータリンクソフト FA-123W) は有償だったが、fx-9860G には USBケーブルと データ通信ソフト FA-124 が付属するようになった。

[2019/06/27 追記修正]
搭載プログラミング言語は OS の一部として提供され、OSアップデートと共にバグフィックスや機能追加が行われる。
初期の OS1.xx の言語は、1つ前の CFX-9860GC PLUS の制限や問題点 が改善されたもので、プログラムで使える関数は追加されていない (MOD、RanInt# など)。
OS 2.xx にアップデートされると、バグ (" "出力命令内に区切り文字 : があるとエラーになる) が修正され、文字列処理コマンドや使える関数が追加された。結果的に後継機種の fx-9860GII とほぼ同じになった。言語仕様としては、 fx-9860G の OS 2.xx でほぼ固まり、fx-CGシリーズにも引き継がれている。

ちなみに、fx-9860G OS 1.xx の初期の言語仕様は、シリアル通信コマンドを除外し、Basicコマンド以外のCasio独自コマンド (" "、、?) を改良し、Locate や Getkey をハードウェアに合わせて変更したものが、fx-5800P の言語とほぼ同じだ (但し例外もあり、例えば RanInt#fx-9860G OS 1.xx になく fx-5800Pにはある)。
大きな流れとして、搭載言語は fx-9860G OS 1.xx をベースに fx-5800P に移植されたと推定している。
=== 追記修正ここまで ===

[2019/06/19 追記]
コメント欄でsentaro様に教えて頂いたところでは、後継機の fx-9860GII に比べて液晶のコントラストが高く応答性も速いとのことだ。つまり次機種では液晶の性能を落としているわけだ。それを検証するプログラムはコメント欄を参照ください。


なお、国内では未発売の fx-9860G SD は2005年、fx-9860G Slim は2007年に海外で発売された。プログラム言語は fx-9860G と同一である。
fx-9860G SD  fx-9860G Slim
  fx-9860G SD             fx-9860G Slim

fx-9860G SD はSDカードにプログラムやデータを保存できたが、SDに保存したプログラムを直接実行することはできない。
fx-9860G Slim はバックライト機能とヘルプ機能が特徴で、国内発売すれば売れたと思う。



fx-5800P はカタログデザインが僅かに変わっただけで、説明は前回の 2006年9月のカタログと同一だ。

fx5800P2007

fx-4500P がまだ残っている。

fx4500PA_fx3650P_fx71F

fx-71F は、前回の 2006年9月のカタログで、fx-5800P と同時に新発売になっていた。 fx-3650P から数値積分機能をはずし、新たに公式を内蔵して価格を下げた設定だ。fx-71F 搭載プログラミング言語は、fx-5800P よりもコマンド数はとても少ない。但し搭載コマンドの機能はほぼ同じになっている。fx-3650P 搭載言語のコマンドは fx-71F よりもさらに少ない。

[2019/06/19 更新]
fx-3650Pfx-71F で作るプログラムは、計算を繰り返し行う程度のならそれなりに有用なマクロとして使えるが、FX-502P/602P/603P で作ったプログラムを移植したくても、コマンドやステートメントが不十分で、同じ機能を移植できないことが多い。fx-3650Pfx-71F の言語は、実用性の高い構造制御ステートメントや入出力コマンドを備えていないので、プログラミング言語としては使い物にならなず、fx-5800Pfx-9860G には遠く及ばない。



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2018年、プログラミング機能追加の最新動向

楽 屋 裏
e-Gadget


2018/03/21
追記修正 2019/06/21



2018秋、フランス版 fx-JP500 にプログラム機能が追加される

sentaro様からの情報で、カシオのフランス版関数電卓やグラフ関数電卓に、新たにプログラミング機能が追加されるとのことです。2018年秋リリース予定。カシオフランスのニュースリリースページ

fx-92 Plusfx-92+ (フランス版)は国内の fx-JP900 に相当しますが、学校でのプログラミング授業のための簡易的なプログラミング機能が追加されるそうです。

16のコマンドがあるとの記述から、Casio Basic ではなく fx-72F 搭載のBasic風簡易言語に近いものだと思われます。

これがそのまま国内販売機種に反映されるとは思えないものの、同じハードウェアで fx-72F か fx-JP900の後継機種として国内リリースはあるかも知れません。この場合、高精細液晶+日本語表示の fx-JP900 をベースとするのでしょうから、fx-5800P 後継機種の Casio Basic の出力仕様変更の良い準備となるとも言えそうです。

高精細液晶搭載の fx-5800P 後継機種への期待が高まります。





2018年秋、フランス版 fx-CG50  に Python 搭載

GRAPH90E 最近、プログラミング言語 Python が注目されていますが、フランス版では Pyton アドインが登場します。

おそらく 純正 Casio Basic と同様に、インタプリタであり、関数機能やグラフ機能を使いこなすためのマクロ言語的なものだと推察しますが、標準ライブラリがどの程度の機能を持つのか、大変興味のあるところです。

[2019/06/21 追記]
fx-CG50 のOSアップデートで OS3.20 が発表され、国内カシオのサイトでは 2018年12月にアップデートインストーラが公開され、ダウンロード可能になりました。




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fx-CG20 / CG50 用お勧めの充電池と充電器

アドイン版 Casio Basic - お勧めの充電池と充電器
<トップページ>


追記 2018/08/14
更新 2019/06/17

本情報は古くなったので、情報更新した fx-CG20 / CG50 要お勧め充電池と充電器 を作成

fx-CG20 や fx-CG50 用アドイン版Casio Basic, C.Basic for CG は、 高速動作が特徴の1つ。最近のバージョンでは、自動的に適度なオーバークロックをする機能がある。また、fx-CG20 用の Ptune2 や fx-CG50 用の Ptune3 というオーバークロックによりチューンアップするアドインもあり、カリカリにチューンできる。
ところが、オーバークロックで大幅にチューンアップすると、電力消費が激しくなる。fx-CG50 は fx-CG20 の半分程度に電力消費が抑えられているが、それでも一日使えば電池が空になる。オーバークロックはそれだけ激しく電力を消費する。

fx-CG20 / CG50 は、アルカリ乾電池 (1.5V) か ニッケル水素充電池 (1.2V) の使用を標準としているが、ニッケル水素充電池が間違い無く経済的だ。




お勧めの単四形充電池

 アマループ (Amazon Basic OEMエネループ) 最小容量750mAh 約1000回使用

一番のお勧めがコレだ。
Amazon Basic ブランドの OEMエネループ (アマループ) のなかで、最小容量750mAh、約1000回使用を愛用している。8本入りで¥1,500弱.

fx-CG20 / CG50 に添付されている Panasonic アルカリ単4電池の Amazon平均価格の約2倍の単価だが、再充電して何回か使えばしっかり元がとれる。

もともとエネループは三洋電機の製品で、開発製造は三洋エナジートワイセルで行っていた。三洋電機がPanasonicに買収された時、富士通の子会社FDKに売却され、その子会社としてFDKトワイセルに社名が変わり今もエネループを開発製造していて、ここでアマループが製造されている。つまりアマループは国産のエネループと同じ製造ラインで作られているのが大きな安心感に繋がる。仕様上、アマループとエネループの容量は同じだが、アマループの使用回数はエネループより少ない。

なお、1年程度使ったアマループで容量を測ると 800mAh 程度、3年程度使ったもので容量を測ると 750mAh 程度なので、仕様である最小容量750 mAh は、余裕のある控えめな仕様と言え、3年程度は仕様通り使えることが分かる。 


アマループ (Amazon Basic OEMエネループ) 高容量800mAh 約1000回使用

[2019/06/17 更新]
アマループには、最小容量800mAh、約500回使用という高容量タイプもあり、こちらのほうが安い今はこの方が高価になっている。

充放電を繰り返すと容量が劣化し、劣化が大きいほど使用回数が少なくなる。

この製品は仕様上の容量が 50 mAh 大きくその分1回の充電での使用時間が長くなる。その代わり充電可能な回数が犠牲になって約半分になっている。

上のお勧めよりもこの製品は安い高い。オーバークロック動作も含めて fx-CG20 / CG50 で使う場合は、この製品の方が実際に長時間使えるかも知れない。でも十分かもしれない。

この製品を実際に使ったことがないので、実用性を確保しつつより経済的なオプションとして、 カタログ上の50mAhだけ多い容量が電流喰らいのオーバークロック利用で使用時間がどの程度長くなるのか分からない。いずれ検証してみたいと思う。

[2019/06/17 追記] お勧めできるかどうかは保留する。実使用時間の検証と併せて、いずれ評価を決めたい。今のところは上の標準タイプをお勧めとしておく。


充電式エボルタ ハイエンドモデル 最小950mAh 約300回使用

オーバードライブで最大級にチューンアップして fx-CG20 / CG50 を長時間使う場合は、1回の充電での使用時間を経済性よりも優先させたい。

その場合は、Panasonic の充電式エボルタ、ハイエンドモデル 最小容量 950mAh、約300回使用 が最強だ。



なお、色々なニッケル水素充電池を比較評価した記事で参考になりそうなものを紹介する。
 充電池はどれを買うのがお得かガチ検証した ~ 単三形2000mAh級ニッケル水素充電池編

この記事をより深く理解するためには、以下の記事が役立つ。
ニッケル水素電池 (Ni-MH) の充放電特性



お勧めの電池ケース

8個買って4個は持ち歩くのが基本で、長期出張時は上で紹介した充電式エボルタを追加して持ち歩くか、充電器を持って行く。横に繋げられるのがポイント。

 



お勧めの充電器

エネループ / アマループと充電式エボルタともに使えて、電池1本でも充電できて、電池1個ごとに充電状態を確認できるものがお勧め。

PSPOWER製 NT 1000

一番のお勧めがコレ!ACアダプタは100~240V対応なので、海外でも使える。
PSPOWER NT 1000電池ごとに、急速充電、放電後充電、リフレッシュ、充電電流を設定でき、容量、電圧、容量の測定値の表示ができる。

 
Panasonic製 BQ-CC55

上の NT 1000 が高価だと感じる場合は、急速充電、スマート充電(最適充電) ができるコレがお勧め。

スタンダードタイプの単4形充電式エボルタ4本も付属してこの価格は、結構安いと思う。



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楽屋裏 - プログラム電卓メモワール1990-12

2019/06/05
 更新 2019/06/14


今回はカシオ電卓のカタログ1990年12月版を紹介する。

全37ページのうち関数電卓が4ページ、ポケットコンピュータが4ページ割り当てられている。

1990年12月版カタログの関数電卓とポケットコンピュータのページ

FX-603P は1990年に発売開始され、今回の1990年12月のカタログに掲載されている。但し FX-603P は "新発売" になっていないので、同年のより早い時期に発売になったということだ。

FX603P_FX-502P

[2019/06/14 修正]
FX-602P はこの時点で生産中止 (★印がそれを示している) となっているが、FX-602P と並行販売されており、より高性能な FX-603P の方が安価な定価設定になっている。その後 FX-602P はすぐに販売中止となる。一方、FX603P は少なくとも国内では 2006年の fx-5800P 発売開始までの16年間にわたり生産と販売が継続された。これほど製品寿命の長いプログラム電卓は他にないと思う。


ところで、FX-602P のプログラム記憶容量は512ステップで日頃使うプログラムでメモリが一杯になり、何よりも保存できるプログラムとサブルーチンの合計が最大でも10本に限定されるのが問題だった、そこで、記憶容量 1103ステップ以内なら 何本でもプログラムを保存可能 (ファイル名で保存) な fx-4500P を 1990年に購入した。

fx4500P 

ところが、fx-4500P のプログラミング言語は使いにくいことが分かった。FX-502P で出来たことがどうにも実現できず、コマンド自体が少ない。演算速度もFX-502Pよりも遅い。メモリ容量と保存プログラム数以外何も良いところが無く、中途半端なプログラミング言語だ。

そこで、1992年に FX-603P を購入して乗り換えた。FX-602P で作った全てのプログラムが使えた上に、プログラムを20本まで保存でき、記憶可能なステップ数が格段に増え、演算速度も驚くほど向上した。

FX-603P は購入から27年経過しても、現在まだ完全動作する。


世界初のグラフ関数電卓 fx-7000G が 1985年にカシオから発売された。今回の 1990年12月のカタログには、マイナーアップグレードした fx-7000GA が掲載されている。

fx7000GA 
 

[2019/06/14 更新]
ハードウェアとしてみた場合、fx-5800P は、fx-4000Pシリーズの後継機と見えるが、fx-4000Pシリーズの搭載言語は仕様に一貫性がなく(例えば代入に = を使う機種や → を使う機種が混在) 複数行にわたった処理ができす、区切り文字:で繋いで1行に記述することを強いられるなど、言語開発に混乱が見られ、シリーズ最後の fx-4850P でも使い勝手の悪い中途半端な言語のままで fx-4000Pシリーズは終わった。実は fx-4000P (シリーズ最初のモデル) だけがシリーズ中で異なる言語仕様になっていて、ほぼ同時に発売された fx-7000G の搭載言語は fx-4000P にグラフ機能が追加された仕様になっている。

この fx-7000G から始まるグラフ関数電卓の搭載言語は、一貫性を保ちながら進化していった結果、グラフ関数電卓 fx-9860G で現在の仕様に落ち着いた (欧米では2005年発売)。そして、fx-9860G 初期型の搭載言語からグラフ描画機能とシリアル通信機能を削除し、旧来からの命令 (" "、、?→) の仕様を一部改良した仕様が fx-5800P の搭載言語に採用された。

ハードウェアや言語仕様において、FX-603P の系譜は完全に断絶されたが、実用性の高いプログラム関数電卓という FX-603P の立ち位置は、fx-5800P に引き継がれている。その意味で、16年にわたり長く販売されてきたプログラム関数電卓 FX-603P の真の後継機は fx-5800P と言って良いと思う。



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C.Basic for CG 開発が始動 - Part 3 (Ver 0.56α以降)

アドイン版 Casio Basic - C.Basic for CG - Part 3
<トップページ>

誤字脱字・記載ミスや分かりにくい表現は随時追記・修正します

更新:2019/06/08


[2019/06/15] C.Basic for CG が Ver 1.00 beta にアップデート 
      

C.Basic for CG 開発が始動 - Part 2 (Ver 0.55αまで)
 
 の続きです


Ver 1.00 Beta 以降は Part 4 に移行しました








はじめに - Part 3 - C.Basic for CG (Ver 0.56α から Ver 0.65α まで)
  Ver 1.00 beta 以降はこちらへ移動

完成度の高い fx-CG50 が登場し、この機種で走る アドイン版 Casio Basic - C.Basic for CG が公開され、次々と新機能が追加され、かなり使いやすくなっています。C.Basic for CG で追加された機能のうち fx-9860Gシリーズに適用可能なものは、C.Basic for FX にも追加されています。

現在はアルファ版です。作者の sentaro様を皆で応援し、作者とユーザーの情報交換を継続するために、Part 3 を作りました。



目 次

現行アルファバージョンについて

最新版のダウンロード - Part 3


操作法・コマンドの説明・更新履歴など

C.Basic for CG プログラミングのための役立ちツール
 

C.Basic for CG で楽しめるプログラム 

 お勧めの充電池と充電器   





現行アルファバージョンについて
C.Basic for CG は、現在アルファ版 (初期お試し版) です。現行バージョンは、まだ未完成と考えて下さい。バグの可能性もあるので、作者 (sentaro様) に連絡して応援する...というのが当ブログのスタンスです。

<目次に戻る>


最新版のダウンロード - Part 3

   C.Basic for CG Ver 0.86 (アルファ版)
  • 解凍して得られる CBASICCG.g3a ファイルを fx-CG20 / CG50 のストレージメモリに転送してアップデート完了!
  • 詳しいインストール方法はこちら 
  • 取扱説明書:同梱テキストファイルを参照。但し以下でも同じものが確認できます。マニュアルのデバッグも進行中です
  • 過去のバージョンは こちら
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操作法・コマンドの説明・更新履歴など
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C.Basic for CG プログラミングのための役立ちツール

  随時、追加・追記します。


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C.Basic for CG で楽しめるプログラム

昔懐かしいインベーダーゲーム 


  随時、追加・追記します。

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楽屋裏 - プログラム電卓メモワール1981-7

2019/06/05
 更新 2019/06/07

今回はカシオ電卓のカタログ56年7月版を紹介する。

全8ページのうち1ページが関数電卓で、プログラム電卓は9機種。これには、FX-501P/502P と FX-601P/602P が含まれる。

56年7月版カタログの関数電卓のページ

FX601P602P


世界初の手帳サイズ型のプログラム関数電卓 FX-501P / FX-502P の後継機 FX-601P / FX-602P が追加されている。1981年2月のカタログには掲載されておらず、7月版に掲載され、しかし "新発売" となっていないので、発売開始は3月~6月の間だと分かる。

私は、FX-602P を1984年6月に購入した。記憶できるステップ数が FX-502P の倍の 512 に増えたことが購入動機だったとしっかりと覚えている。購入から35年経過しても、現在まだ完全動作する。

このカタログには、FX-702P が "新発売" で掲載されている。
FX702P

カシオの初代ポケコンの登場だ。そしてBASIC搭載も初めてではないだろうか?


さらに FX-9000P というPCのような機種が掲載されている。
FX-9000P. 

このカタログが発行された1981年7月は、NEC PC9801初代 (標準価格¥298,000) が発売される前の年で、PC8000シリーズや PC8800シリーズの時代だったことを思い起こせば、確実にPCよりは安い価格設定。業務用に使うことを前提にしているようだが、私自身はこの機種は見たことが無い。FX-9000P という型式からは電卓のカテゴリ-に位置づけられるのだろう。数年前の電卓はこのような外観だったので、当時の人にはこれが電卓と言っても違和感が無かったのだと思う。

"ポケットコンピュータ" と "パーソナルコンピュータ" というカテゴリは、56年2月版にはなくて、今回の56年7月版で新たに登場している。その後、電子手帳、PDA といったカテゴリの製品が花開いてゆくが、今では殆ど無くなっておりスマホのアプリに置き換わっている。

今後、年代順に昔のカシオのカタログを眺めながら、日本のエレクトロニクス技術の変遷を思い出し、味わいたいと思う。



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楽屋裏 - プログラム電卓メモワール1981-2


今回はカシオ電卓のカタログ56年2月版を紹介する。

全6ページのうち1ページが関数電卓で、プログラム電卓は5機種。これには、FX-501P と FX-502P が含まれる。

56年2月版カタログの関数電卓のページ

本当のところは、FX-501P / FX-502P 発売開始時の "新発売" と書かれているカタログが残っていれば嬉しいのだが、手持ちの中で最も古いものでも "新発売"  の後のものだった。

FX501P_502P

世界初手帳サイズのプログラム関数電卓で、アセンブリ風の言語を使って、実用プログラムやゲームなど本格的にプログラミングができた。型式が これら2機種だけ大文字の FX で始まっている。その後発売された新機種機種でも 大文字の FX と 小文字の fx が混在している。私なりの想像であるが、ハードウェアとしてポケコンと同じCPUを使うなど設計が近いものは大文字の FX、最初からポケコンを意識せずにプログラム関数電卓として設計したものは小文字の fx ではないかと思っている。

なお、後継機種の FX-602P は、1981年(昭和56年) に発売されているが、このカタログが発行された 1981年2月は発売直前となるので、FX-602P がまだ掲載されていない。

国内だけでなく世界で高く評価された FX-501P/502P は、業界としても私個人としてもプログラム電卓の原点であり、このカタログが残っていたのは感慨深いものがある。

私が初めて手にした関数電卓が、1979年に親に買ってもらった FX-502P だった。もっぱら関数電卓として使っていて、分子量計算プログラムを作って使っていたくらいだった。初めてプログラムを作ったのが FX-502Pだった。
FX-502P / FX-6-2P / FX-603P のプログラム

購入から40年経過しても、現在まだ完全動作する。
その堅牢な作りには驚くばかりだ。



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since Oct 30, 2013


プログラム電卓は、プログラムを作って、使ってナンボ!

プログラム電卓を実際に使って気づいたこと、自作プログラム、電卓での Casio Basic, C.Basic そして Casio Python プログラミングについて書いています。

なお管理人はカシオ計算機の関係者ではありません。いつでもどこでもプログラミングができるプログラム電卓が好きな1ユーザーです。


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