プログラムライブラリ - TimeZone
プログラムライブラリ
誤字脱字・記載ミスや分かりにくい表現は随時追記・修正します
最終更新: 2022/05/03
最終更新: 2022/05/03
Time Zone (2022年版)
※ 2022年のヨーロッパ・北米夏時間に対応 [2021/05/03]※ プログラム改善: >>>> 表示で何も入力せず確定時、値が 0 に変更されていたのを変更しないように改善した [2017/08/14]
著作権者
やす (Krtyski)
[当ブログ管理人]
対応機種
- Casio fx-9750GIII, fx-9860Gシリーズ (G, GII, GIII) で動作する純正Casio Basic および C.Basic for FX 用
▶ g1mプログラムファイルのダウンロード - Casio fx-CGシリーズ で動作する純正Casio Basic および C.Basic for CG 用
(fx-FD10 Pro の純正Casio Basicでも動作すると思われます)
▶ g3mプログラムファイルのダウンロード - Casio fx-7400GIII で走る純正 Casio Basic 用
(他のグラフ関数電卓よりも機能制限されている fx-7400GIII の Casio Basic に対応したもの)
▶ fx-7400GIII専用 g1mプログラムファイルのダウンロード
プログラムの説明
TimeZone は fx-5800P用に作成したプログラムを移植したものです。プログラム作成方法については Casio Basic 入門をご覧下さい。
TimeZone は、日本、ヨーロッパ、北米での同じ時間を表示します。その際、タイムゾーンや夏時間を考慮した時間を計算します。
具体的には、3カ所のうち、どこか一カ所の時間を入力すると、時差を計算して他の二カ所の時間を表示するプログラムです。
例えば、日本、ドイツ、モントリオールの3カ所から接続して電話会議を行う時に、それぞれが夜中にならないように時間を決める時などに役立ちます。
2022年の夏時間は、
・ヨーロッパは、3月27日午前1時 ~ 10月30日午前1時
・北米は、3月13日 午前2時 ~ 11月6日午前2時
となります。
TimeZone では、
・ヨーロッパは、3月27日 ~ 10月29日
・北米は、3月13日 ~ 11月5日
としています。
夏時間開始と終了の日付の情報が、サブルーチンファイル TZS 内に記載されているので、このファイルのみを書き換えるか更新すれば、2022年対応ができます。
本プログラムでは、以下のタイムゾーンや夏時間の設定が行えます。
- 日本
JST: 日本標準時間
- ヨーロッパ
WET: 西ヨーロッパ標準時間
CET: 中央ヨーロッパ標準時間
EET: 東ヨーロッパ標準時間
FET: 極東ヨーロッパ時間
WEST: 西ヨーロッパ夏時間
CEST: 中央ヨーロッパ夏時間
EEST: 東ヨーロッパ夏時間
FEST: 極東ヨーロッパ夏時間

- 北米(アメリカ、カナダ)
PST: 太平洋標準時間
MST: 山岳部標準時間
CST: 中部標準時間
EST: 東部標準時間
PDT: 太平洋夏時間
MDT: 山岳部夏時間
CDT: 中部夏時間
EDT: 東部夏時間

プログラムの使い方
0:JST - 日本時間 の入力と表示
[0] キー: 日本時間入力
1:CET - ヨーロッパ時間の入力と表示
[1] キー: ヨーロッパ時間入力
[1] キー長押し: ヨーロッパ内のタイムゾーン設定
[3] キー: ヨーロッパの夏時間ON/OFF
[3] キー長押し: 夏時間の期間を表示
2:EDT - 北米時間の入力と表示
[2] キー: 北米時間入力
[2] キー長押し: 北米内のタイムゾーン設定
[4] キー: 北米の夏時間ON/OFF
[4] キー長押し: 夏時間の時間を表示
※ [3] キー、[4] キー長押しで表示される夏時間について:
夏時間の開始と終了は、午前1時や午前2時などの深夜0次に近い時間設定になっています。本プログラムでは、これらの深夜の時間を午前零時に読み替えて、キリのよい日付を夏時間の句切りの日として扱っています。午前零時から実際の句切りの時間までは、1時間~2時間のズレがありますが、寝静まっている時間帯なので現実的には問題ないと思います。この点は留意してください。
プログラムの構成
メインプログラム: TIMEZONE
サブルーチン: TZC、TZD、TZM、TZS、TZL
入力ボックス: INPI
- TIMEZONE には、入力ボックス INPI が必要です(ダウンロードファイルに含めています)。
- g1m プログラムファイルは fx-9860GII あるいは fx-7400GIII 用ですが、変更せずそのまま fx-CGシリーズに転送すると正常動作します。但し fx-CGシリーズに転送後自動的にg3m プログラムファイルに変換されます。
- サブルーチン TZL は、C.Basic で使用するものです。但し純正Casio Basic では実行が無視されるので転送しても問題ありません。
メインルーチン TIMEZONE の1行目の 300→L はキー長押し時間を決める。長押しと認識するまでの時間を短くするにはこの数値を小さくする。長くするには数値を大きくする。 C.Basic では 現在設定されている実際の実行速度に対応して サブルーチン TZL で長押し時間を自動調整しているので、1行目での長押し時間の設定は動作に影響しない。これは特にオーバクロック時に有効。 ヨーロッパと北米の夏時間期間表示は、サブルーチン TZS にある。2022年の夏時間に対応した変更を行っている。
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