電卓すすはらい 2022 - その2 -
2022年11月26日
電卓メンテナンスを1年未満の間隔で行ってみた。
これまでは、電卓のメンテナンスを1~2年間隔で行ってきている。ふと気になることがあって、前回 (2022年2月) から9ヶ月しか経っていないが、今回メンテナンスを行った。
▶ 電卓メンテナンスに関する過去の記事;
⇒ 年末恒例、電卓すす払い (プログラム電卓のみ, 計11台)
⇒ 2022 電卓すす払い (プログラム電卓、関数電卓、一般電卓など, 計47台)
これまでは、電卓のメンテナンスを1~2年間隔で行ってきている。ふと気になることがあって、前回 (2022年2月) から9ヶ月しか経っていないが、今回メンテナンスを行った。
▶ 電卓メンテナンスに関する過去の記事;
⇒ 年末恒例、電卓すす払い (プログラム電卓のみ, 計11台)
⇒ 2022 電卓すす払い (プログラム電卓、関数電卓、一般電卓など, 計47台)
メンテナンス時のチェック内容;
▶ 電源スイッチの ON/OFF チェック
▶ 液晶の表示チェック (自己診断機能を利用)
▶ キーの反応チェック (自己診断機能を利用)
▶ 電池の液漏れのチェック (特にソーラー電卓のバックアップ電池は要注意)
ところで、2017年末の電卓メンテナンスで、fx-991MS (関数電卓) のボタン電池が液漏れしていて、広範囲に腐食の被害が広がっていた。電卓の電源は入らない。電池まわりの電極だけでなく、基板のパターンや実装部品の一部にも被害が広がっていた。
この経験の後、関数電卓の裏蓋を明けてボタン/コイン電池の液漏れチェックを追加した。
今日は5年ほど前のこの問題を思い出し、ふと気になって全電卓のメンテナンスを行った。
▍チェックして良かった!
すると、23年前の古い関数電卓 fx-991W の電源が入らず、裏蓋を外してみるとボタン電池から液モレが始まったばかりの状態だった。この電池は購入したときに入ってたもので、GPA76 タイプだ。23年も使えていたとは驚きだ。

漏れた液が電卓側の電極を腐食するには至っておらず、軽く清掃するだけで済んだ。互換性のある新しいLR44電池に交換してメンテナンスを終えた。
※ 古い関数電卓でボタン電池やコイン電池を使っているものは、チェックの間隔は1年では長いかも知れない。
プログラム電卓については、動作確認や実験で使ったものは電源が入らない状態になっていたので、電池を交換した。
※ 途中で使うと電池が1年持たないようだ。
今後のメンテナンスは、半年間隔にしようと思う!
最も古い 43年前の FX-502P をはじめ、全ての電卓は正常稼働した。めでたし!
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