fx-5800P: ヒンジ破損でカバーが取れた
fx-5800P
e-Gadget
今使っている CASIO Fx-5800P は実は2台目だ。

カシオプログラム関数電卓 FX-5800P
e-Gadget 事始め で書いたように、盗難に遭ってしまったので改めて買い直したものを、今使っている。最初に購入したのが2007年、2台目の購入が2013年10月3日。
ところが購入して10日ほどで、2台目の fx-5800Pのヒンジ部の樹脂が割れてしまった。幸運なことに、購入した家電量販店に相談すると、初期不良扱いで交換してくれた。
大切に使いましょう( ^o^)ノ
さて、fx-5800P と ヒンジ でGoogle検索をかけてみると、1ページ目だけで、以下3件が現れた。
・fx-5800p のヒンジを直す 修理
https://blog.livedoor.jp/motoruu/archives/277602.html
・ふたが取れてしまいました - amazon カスタマーレビュー
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B000NWJI6C
・電化製品の破損した部品のみを家電量販店で注文できるのでしょうか?
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11107855616
落とすと簡単にヒンジが壊れるとの書き込みは他にも見られる。
交換して貰った新品を、注意深く見てみると、構造上の問題がありそうだ。
電卓本体の裏側には、樹脂成形で作った小さな出っ張りの足が、それぞれ四隅にある。

平らな机の上に置くと、この4つの足が接地して、全くガタガタしない。さすが日本のメーカー、きちんと設計・製造されている。ここまでは良いのだが...矢印で示した左下の足(出っ張り)に着目してゆく。
fx-5800Pのフタは、くるりを裏返すことができる。

上の写真はフタを裏返したところ。キーボードが下を向いていて、裏返したカバーが上にある。ヒンジは左側にある。
フタを裏返すとカバーと本体が平行になっていない。そして、左下の足(出っ張り)がカバーに接触していないのが問題だ。
青い[EXE]キー(矢印)は、最も頻繁に使う。足はカバーに接触せず浮いている。すると、繰り返し荷重はヒンジ部へ集中する。
足とカバーが接触していないところををクローズアップしてみた。

足(赤い丸)がカバーに接触していないことがよくわかる。赤丸の左にヒンジ部が見えている。どうやっても、この足とカバーは接触できない構造になっている。
結論として、ヒンジ部に直接荷重が集中する構造になっている。
fx-5800Pのヒンジ部は、金属製のピンが樹脂製の本体とフタにはめ込まれている構造だ。従って、ここが壊れる際は、肉厚の薄いヒンジ部の樹脂が割れる可能性が十分高いと考えられる。
実際、私の場合は、まさにこの部分の樹脂が割れていた。
つまり、残念な構造だと言わざるを得ない。
盗難にあった2007年に購入したfx-5800Pは手元にないので、比較が出来ないのが残念である。
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