楽屋裏 - Casio Basic プログラミング
楽 屋 裏
e-Gadget
2015/01/09
追記 2015/01/10
追記 2019/02/07
[2019/02/07 追記]
久しぶりに読み直してみると、自分でも結構面白いというか、自分の中の混沌がそのまま表現できていて、それは今も同じと気づき、追記ついでにこの記事を底から表面まで浮き上がらせます。(追記終わり)
出来の悪い入力ボックスを、なんとかしたいと思ってから結構時間がかかってしまいました。まともに使えるものが出来て、それをほぼ公開するところまできて、実はホッとしています。
⇒ fx-5800P プログラムライブラリ - 入力ボックス [2019/02/07 追記]
日頃から、いろいろと触って気がついたこと、チョット深掘りしてみたいことは結構あるのですが、いざ深く調べて見ると、色々なことが分かって、結構面白いものです。
Casio のプログラム電卓のプログラミングについて書かれているブログやホームページを拝見していると、Casio Basic 特有の出力命令や出力命令、そして Goto 文を多用したものが多いように感じるのは私だけでしょうか?
せっかく Casio Basic が進化しているのに、それにふさわしい使い方をしてあげて欲しいと思うわけです。昔から電卓でプログラミングをなさってきた方は、その時の流儀があって、そのまま適用してプログラムをかけてしまうのも、Casio Basic の素晴らしいところだと思います。Goto / Lbl 無しでプログラムを記述可能で、ブロック構造で構造制御をかけてしまうのがCasio Basicです。是非とも、本格的なBasicとして Casio Basic ならではのプログラミングを採用して頂きたいと思います。
しかし、金科玉条の如く Goto 不要論を唱えるのはナンセンスで、例外処理では Goto 文を有効活用できるのも Casio Basic の良いところです。
最近、fx-9860GII で色々とプログラムを作ってみていますが、グラフ機能は何か特定の用途でよほどグラフを書かせたいと言う目的がない限り、使う機会が無いなぁ、と感じています。学習用途なのでしょうが、私には縁がないし...文字列処理については、面白い使い勝手がありそうだと思っています。
ただ、文字列処理を除けば、Casio Basic を使う限りは、fx-5800P とそれほど大きな違いが無いように、最近思い始めています。
一応、Casio Basic コマンドリファレンスも、fx-9860GII 対応を始めていて、その作業中に上のようなことを思ったのです。fx-5800P を使い倒す意義を再発見したと言うことろでしょうか?
最後に、2つの話題を提供させて頂きます。
A: Facebook元役員「プログラミングを学ぶなら生涯仕事に困らないことを私が保証しよう。」
~これからの世の中ではプログラミングが必須のリテラシーだ、と言う論.
B: 60%の人はプログラミングの素質がない
~有名大学のコンピュータサイエンスを専攻してもプログラマとして使えない人が多いという経験の論証.
ちょっと考えさせられてしまいます。
A も B も極論に見えますが、あながち噓でもなさそう....う~む
Casio Basic 入門が、いきなり Getkey と Locate から始まっているのですが、それで良いのか?
むしろ、多くのブログやホームページで取り上げられているような、入力命令 ? や " " と 出力命令 ◢ 、そしてGoto を多用したプログラムこそが、誰でも電卓プログラミングが出来るようになるためのアプローチなのか?
...と、こんなことも考えてしまいます。
[2015/01/10 追記]
決めつけは良くない。あれから帰りの電車で半分眠りながら、ツラツラと考えたのですが、グラフ機能は結構遊べそうだと思い直しました。
ライフゲーム、フラクタル、カオスといった式だけでは分からない、やってみて分かる造形美と言うものがあります。俄然興味が沸いてきた次第。自分の浅はかさを恥じるばかりです。
[2019/02/07 追記]
アドイン版 Casio Basic - C.Basic がフラフィックスプログラムを高速化し自由に遊べるようになりました。
fx-9860Gシリーズ向け (C.Basic for FX) と fx-CGシリーズ向け (C.Basic for CG) の2つがあります。
⇒ C.Basic トップページ
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