番外編 - Dell Inspiron 11-3148 (2in1) の特徴と不具合解消(Dellのサポート)

番外編
e-Gadget

初版 2016/01/17
追記修正 2016/02/01
情報更新 2016/08/21
追加更新 2016/11/05
追加更新 2016/11/11
追記修正 2017/01/09
追記修正 2018/01/29
追記修正 2019/03/21
追記更新 2020/02/13
追記更新 2023/01/04

Dell Inspiron 11-3148 (2in1)
 - 購入してから4年間の記録

Inspiron 3148_1新しくノートPC、Dell Inspiron 11-3148 を買いました。有償保守契約に最初3年入り、さらに1年延長したので、合計4年間の記録を、備忘録を兼ねて書き留めておきます。

サポート期間が終了したこのパソコンに関する続編があります。
番外編 - 2015年の古い Dell Insprion 11-3148 (2in1) のリフレッシュ




Dell のパソコンとサポートについて
Dell はサポートが良くないという風評があるので、過去の Dell 製品については特段の追加サポート契約をしていません。ネットで最近のDellのサポートが良くなっていると書いているケースが散見されたので、今回は3年間のサポート契約をフルに付け、さらに1年間延長してみました。そして、Dell のオンサイト無償修理(プロサポート)サービス付きのプレミアムサポートを利用してみたところ、良いこと、良くないことなど、色々と分かったことについてもメモを残します。

一言でいえば、宮崎のプレミアムサポートセンターの担当による電話サポート、チャットサポートは、真面目に対応してくれます。丁寧なフォローのメールや電話をしてくれるのは、他社のテクニカルサポートと同等以上だと思います。場合によっては Dell のほうがお得かも知れません。但し、担当者のスキルレベルによって当たり外れがあるのも事実です。いずれにせよ Dellのテクニカルサポートは大きく変わってきていると強調しておきます。

今回購入したPCは不具合なしとは言えず、テクニカルサポートの協力で解決してゆきます。前回購入した Dell Inspiron 11-3137 では不具合は全く無かったので、PC自体は外れを引いてしまったのかも知れません。

私自身が納得して問題解決できれば問題ありません。その場合はテクニカルサポート(有償のプロサポート契約) のレベルについて書きます。

一言付け加えると、テクニカルサポート以外のオプション販売などは、担当が中国系の日本語でのコミュニケーションが難しく、話の進め方が全く日本人に合わないので、レベルはとても低いと言えます。私自身は結果的にたいした問題にならなかったのですが、配達遅延などでの悪い経験はネットに溢れています。

私自身が理解し納得して問題が修正できれば、それで何の問題も感じません。その際にはテクニカルサポートが大変重要になってきます。それらを総合して、次も Dell 品を買うかどうか? 多分買うでしょうね(^^;

[2020/02/13 追記]
実際、次も DELL PCを買いました(^^)
番外編 - DELL Inspiron 14-5480 Platinum の特徴と不具合解消



4年間のサポート契約の総括 [2020/02/13 追記]
有償サポートはコストパフォーマンスが非常に良いので、必ず契約することを強くお勧めします。

買ってきたPCの初期不良や使い込んでからの異常は、いわば当たり外れの問題です。DELLのやり方は1年保証付きのPCを安く売り、最大4年の手厚いサポート契約を必要な人に販売するというものです。

サポート契約には、全ての問題をユーザーの望むタイミングで、完璧な新品状態に修復することは含まれていません。出来る範囲のサポートを提供するだけです。サポート契約が無ければ、自分で調べたり自費で部品を購入し、自分で修理を行うのは当然で、場合により結構厄介です。そんな厄介な作業を助けてくれるのがDELLのサポート契約です。

修理のためにユーザーが自分の時間を提供するのは当然。プレミアムサポート契約では技術者がユーザー宅に訪問してその場で修理をしてくれるもので、DELL以外のメーカーは提供していないサポートです。ユーザーの時間が節約できます。私はDELLのこのサービスを一番高く評価しています。


私の感覚に近い論評:
『DELLのサポート』悪い評判、悪評は本当なのか? [2017/01/09 追記]
DELL (デル) 方式のBTO解説 [2017/01/09 追記]
何故DELLやSONYは悪評や口コミが多く富士通や東芝は少ないの [2017/01/09 追記]
初心者向けに「DELL について」分かりやすく解説 [2020/02/13 追記]

マニュアル類のありか:

マニュアル類のダウンロード [2017/01/09 追記]



目 次

1. Inspiron 11-3148 と周辺機器 / アクセサリ

2. Inspiron 11-3148 の特徴や不具合解消
3. Dell のサポート



Dell Inspiron 11-3148 と周辺機器 / アクセサリ

主なスペック
  • CPU: Core i3 4030U
  • ディスプレイ: 11.6インチ LCDタッチディスプレイ (1366 x 768)
  • OS: Windows10 Home 64bit 日本語
  • RAM: 4GB DDR3L 1600MHz (4GB x1)
  • Graphics: Intel HD Graphics 4400
  • HDD: 500GB (SATA, 5400rpm)
  • USB: 3ポート(このクラスで3ポートは貴重、但し USB3 は1ポートで、USB2 x2 の仕様、仕方ないか)
  • ビデオ出力: HDMI (さすがにアナログは無い)
  • イーサネット: 有線接続用 RJ45コネクタは無い。USB-LANアダプタを別途購入※1
  • サイズ: 19mm (薄い) x 300mm x 201mm (11.6 インチディスプレイ機としてはやや大きめ)
  • 重量: 1.4 Kg (モバイルとして持ち歩く限界かも...)
購入時オプションソフト
  • Microsoft Office Hoome & Business Premium (これには Office365 の1年間サブスクリプションも付いてくる)
3年保証
  • コンプリートケア/アクシデンタルダメージ: 火災、盗難、落下、水没等への保証(無償あり)
  • 翌営業日出張修理: 16:00までだと翌日に来てくれる
  • IT・プロサポート: 24時間年中無休の電話受付、法人向けサービスの個人版のような感じか?
リカバリー
リカバリーメディアは付属しておらず、購入後に Dell のサイトの説明を参考に 16GB USBドライブ※3をリカバリメディアとして作成する。

ディスプレイをクルリと回すとタブレットになるので、なにやら面白そうです。まだタブレットとして使ってないけど...もしタブレットとして使う場合は、液晶画面が汚れるので、お掃除用クロスで有名なトレシーを大きめサイズで購入して※4、自分で切って使うことにしました。

ゲームやコンパイルをガシガシ行わないのなら、2台目PCとして十分割り切れるスペックでしょう。
Inspiron 3148_1 Inspieon 3148_2 

なお今回は、上記のように3年保証の契約をしてみました。3年は使おうと思っています。
そこで、外装が痛まないように持ち歩き用のパソコンケースを買いました※2


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=====

ちなみに、Inspiron 11-3148 用に購入した周辺機器やアクセサリ類について...

※1: Anker 製 USB-LANアダプタ:
Giga-Ethernet (1000bps)に対応して USB3に繋げるタイプ。実際に950bps以上は出るので十分な速度です。

価格がリーズナブルで、アルミ筐体なので放熱性が良さそうで、アルミ筐体の色合いが今回のパソコンに合っているので選びました。

Windows 10では、USBに挿すだけで使え、事前にデバイスドライバのインストール作業が不要でした。あまり馴染みのないメーカー名かも知れませんが、たまたま充電器や外付けバッテリーで知っていたので購入してみました。実際に問題なく使えます。ちなみに Windows 8.1 機で試したところ、Win10と同様に挿すだけで使えました。


※2: Inspiron 11-3148 にピッタリのケース:
少し寸法に余裕があると思って購入したのですが、衝撃吸収のウレタン材がケースの縁で曲がってPCを包み込むようになるので、実際にはピッタリサイズでした。この価格でなければ買うことは無かったかも知れません。

なお、Dell オンラインのPCアクセサリのページでは、同じものがアクセサリーとして良心価格で販売されていました。どうりでぴったりサイズなわけです。運良くAmazonで安く購入できました。

Dell オンラインでの情報;
ELECOM Ultrabook用ZEROSHOCKケース#ZSB-IBUB02BK
製造元番号 ZSB-IBUB02BK
パーツ番号 A8003660
本日時点では、¥1,648

3年使ったところで結構ボロボロになったので、同じものを再度購入した。






※3: 16GB USBドライブ:
リカバリー専用メデイア(回復ドライブ)用として購入しました。

USB2 なので遅いのですが、そもそもリカバリーメディア作成作業自体に1時間以上かかり、書き込み時間による遅さではないので、これで十分と考え、むしろ小さいことを重視して選びました。かなり安い価格ですが、ネットでの評判を参考にして決めました。

リカバリメデイアの作成については、Dell サポートを利用して Dell の該当説明のページを教えてもらいました。自力でこの情報にたどり着くのは少々骨が折れます。せっかく豊富なコンテンツがあるのに、欲しい情報に届きにくい Web の作りは、チョットもったいないと思います。

但し、これだけに依存するのは危険なので、昔から愛用している Acronis True Image でドライブ丸ごとのイメージバックアップも併用しています。逆に言えば、トラブル時には先ず True Image で回復を行います。定期的にイメージバックアップを行っているので、実際に使っている環境に戻せます。万一それで問題があれば、このUSBで工場出荷状態へ回復する作戦です。

[2016/08/21] 追記:
Inspiron 11 3148 では無くて、Inspiron 11 3137 でWindows が起動しなくなった際に使用したところ、このUSB ドライブが起動ドライブとして正しく認識されて使えることが確認されました。一方、他のUSBドライブ(ブータブルとして販売されいるもの)では起動ドライブとして認識されなかった。回復ドライブやリカバリーメディアとしてこのSanDiskのUSBドライブは使えることを改めて確認できました。



※4:拭き取り用クロス、トレシー - Lサイズ:
コスパの良い大きめサイズを購入。

それを液晶の表示部分のサイズに合わせて切って、液晶を閉じる時にキーボードの上に置いて挟むようにして使っています。

混雑した電車やバスで鞄をおされて、ノートPCの液晶が割れた経験がありますが、そんな場合の緩衝材の役割も果たす程度の厚みがあります(厚すぎるとヒンジに力がかかって良くないですが、そんなことが無い程度の厚さです)。

以前から使っている Inspiron 11-3137 用にも同様に切って使っています。この切り方だとノートPC4台分程度に使えます。

[2016/08/21] 追記:
何度も洗濯して使っていて、性能が劣化せず継続的に使えることが確認できています。



※5:格安ACアダプタ - Dell 製再生品:
ACアダプタ
このACアダプタのページへ
元々、小型軽量なので旅行などに持ち歩くのは苦になりませんが、会社や学校にもう1つあれば持ち歩かずに済みます。

そこで、色々と探していたら、お膝元のデルオンラインで、激安ACアダプタを発見!

但し、電源ケーブルは別売りですが、このサイトで電源ケーブルのみの注文ができません。電源ケーブルは秋葉原などで買うと確実に安いでしょう。しかし手間や交通費が追加で必要なのは盲点だったりします。一度チャットか電話でDellに相談して、¥500程度なら一緒に追加購入すると良いかも知れません。以下の画面からチャットや電話ができます。担当の営業部には日本語会話で問題のある人が多いので、チャットの方が記録が残るので良いと思います。
ACアダプタの紹介


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Inspiron 11-3148 の特徴や不具合解消

今回購入した Inspiron 11-3148 に関して、気がついたこと、気になったことを列挙します。
Inspiron 3148_3 
Inspiron 11-3148 製品紹介ページ


届いた製品の箱を開ける

以前 Dell のノートPC、Inspiron 11-3137 を買った時は、製品の入った化粧箱がさらに発送用の段ボール箱に入った状態で届きました。今回は、製品の化粧箱に外に極めて重要な付属品※3納品書送り状を貼り付けた状態で、届きました。
※3: これについては、以下で紹介。

箱を開けてみると、パソコン本体、ACアダプタ、AC電源コードに、クイックスタートガイドという紙を折りたたんだもの、そして安全および認可機関に関する情報というペラペラの紙を折りたたんだものが入っているだけ。極めてシンプルなのは、Dell らしい。環境に配慮したという名目での合理的なコストカットですね。だから困るかといえば、初めてパソコンを使う人でなければ、まぁわかると思うので、2台目以降を購入するには問題ないでしょう。

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クイックスタートガイドに従ってWindows 10 をセットアップ

添付された唯一まともな印刷物「クイックスタートガイド」に従って、PCの電源を入れ、OS のセットアップを行います。
面倒でもマイクロソフトアカウントに登録しましょう。一番厄介なのは、以前登録したことがあるものの、登録したメールアドレスとパスワードを完全に忘れているケースです。メールアドレスさえ覚えていればなんとかなるのですが...(コレ私のこと(^^;)

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重要な付属品が配送外箱に貼り付けてある

パソコンが届いて、先ず箱を開けて気づいたことがあります。一緒に購入したはずの Microsoft Office を登録して使うためのプロダクトキーやライセンスキーが書かれたものがどこにもない....

届いた配送用の箱(これが製品の化粧箱そのものでした)に送り状と納品書が透明の袋に入って貼り付けてあるので、それを取り出してみると、納品書一緒に「付属品在中」と書かれた緩衝材付き封筒が混ざっていました。この封筒にOfficeを登録するための目的の情報が書かれた厚紙が入っていました。

うっかり外箱と一緒に捨ててしまう可能性もあり(私ならやってしまいそう...)、これは危ないと思います。ここは改善が必要ではないでしょうか?

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筐体が歪んでいて、平らな机の上に置くとガタつく [解決]

筐体の裏蓋が正しく組み立てられていない可能性を疑い、開けて様子をみようとネジを緩めたら、複数あるネジの一部だけきつく閉められていて、他は緩いことがわかりました。これでは歪むのも理解できるし、早急に対処しなければ歪みが貯まってしまって修正できなくなります。そこで、念のためにテクニカルサポートにこのことを話したら、この機種の分解の経験はありますか?と聞かれますので、そこで 「ハイ!」と答えるのがお約束のようです。それならオーナーズマニュアルの記載に従って慎重に作業してください、但し何かあれば保証の対象外となります...はいそれは当然ですよね。このあたりのグレーでアメリカンな感じは好きです。

== [2017/01/09 追記] ==  
このオーナーズマニュアルは、図解だけで分かり易く書かれていて凄い。オンサイト修理の技術者向けの資料の可能性を知ったので納得です。
==========

全てのネジを同じトルクで締めて良いかどうか分かりませんが、どうせ相手はプラスチックのタップなので、締め過ぎは御法度。同じトルクで軽めに締め直したところ、筐体はちゃんと平らになりました。

組み立て工程でのトルク管理に抜けがあったのが原因だと推測しています。...というか中国工場でトルク管理はされていないでしょう。


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お勧め最初の作業

最初の作業として、スタートメニューにある「デルのヘルプとサポート」のメニューをクリックしましょう。

そして 製品登録を行いましょう。スタートメニューから Dell の下にあるメニューで 「の商品登録」 という妙な日本語のメニューをクリックして、製品登録を行います。この時、Dell のマイアカウントを作ることで、ユーザーの個人情報と購入製品個体との紐付けが行われ、それに基づき必要な情報へのアクセスやサポートを受けます。特にサービスタグは、PC個体を特定するために必ず必要な情報で、これを使ってアプリやドライバを正しくアップデートしたり、サポートを受けやすくなります。

スタートメニューにある、「デルのヘルプとサポート」というアイコンをクリックすると、ユーティリティーが起動して、以下の4つのメニュー項目が現れます。それを一つづつ上から見ながら、作業を進めるのが良いでしょう。
  • 保証: 購入時に契約したサポート内容が一覧で説明されている。
  • SupportAssist : このユーティリティをインストールすると、Dell のホームページと連携して、必要な情報へアクセスできる。
  • マニュアル: ここでやっとマニュアルにお目にかかる。Dell が優れている点の1つがオーナーズマニュアル。パソコンの分解の方法、部品の取り替え方の手順が一通り書かれている。ここまで詳しいものは国産のPCでお目にかかったことがない。
  • ドライバ: ここから、ホームページの製品サポートページへジャンプして、最新のドライバへのアップデートが行える。購入直後でも3種類のドライバアップデートがあったので、先ずはこれを行うのが良いだろう。
ここまでくると、後は SupportAssist を起動するだけで、そこから必要な情報にアクセスできます。これは意外に便利です。パソコンが起動しなくなった時に備えるためのリカバリドライブの作成(HDDを工場出荷状態に戻すための準備)も、SupportAssist を起点に必要なWebページへ誘導され、そこからからできます。これもやっておく方が良いでしょう。今回のPCは、16GBのUSBドライブ(OS起動ができるもの)に必要なデータを書き込む作業を要求されました。工場出荷状態に戻すには、このUSBドライブからシステム起動して工場出荷状態にリカバリーすることになります。非常に時間がかかるので時間の余裕のある時に作っておくのが良いと思います。

また、SupportAssist のシステム情報では、極めて詳細な情報が得られ、ハードウェアやソフトウェアの極めて詳細なテストが行えます。

[2016/02/01 追記]
SupportAssist を起動して「通知」をクリックすると「SupportAssist を登録してください」という趣旨のメッセージが現れることがあります。ここで登録をしておくことをお勧めします。登録すると、メールが送られてきて、そこには SupportAssist のダウンロードページへのリンクがあります。このリンクから SupportAssist のアップデートができます。この2月に入ってからSupportAssist がアップデートされ、動作が非常に軽くなり、保存したシステム情報の日本語 (ダブルバイト文字の言語)の文字化けが解消されています。重要なアップデートです。

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タッチパッドの性能が向上している

先ず最初に感じたのは、タッチパッドの性能向上です。二本指で上下左右に動かすと上下左右にスクロールできるジェスチャー機能は、現在使っている Inspiron 11-3137 (Windows8.1搭載機) よりも遙かにスムーズです。また、タッチパッドの上に手のひらが来るとその影響でマウスカーソルが飛ぶ現象が、かなり軽減されています。飛行機や新幹線のテーブルのような狭いところで使うにはマウスでなくてタッチパッドを利用する必要がありますが、タッチパッドだけでもかなりの便利に使えます。マウスを繋いで使う場合でもタッチパッドをオフにせずに使えていて、PCを起動するたびにモビリティーセンターからタッチパッドをオフにする手間が省けます。

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バッテリー駆動時間は悪くない

購入時のデフォルトの省電力設定で、フル充電でバッテリー駆動に切り替え、初期設定のDellの電源オプションにすれば5時間30分ほど使え、バッテリー節約機能にすれば7時間程度は使えます。ACアダプタは比較的軽くて小型の部類で、持ち歩く場合も助かります。

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音が思ったよりも良い [2016/01/16 追記]

ステレオサウンドが、この手のノートPCとしては悪くありません。タッチパッドの左右の位置にスピーカーの磁石があって、ケーブルのコネクタが吸い付けられます。うっかりこのあたりに外付けHDDを置かない方が良いでしょう。
[2016/11/05 修正] タッチパッドの左右にある磁石は、ディスプレイを閉じたときに蓋の対応する位置にある磁石と吸い付くようになっていてます。

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HDDアクセス表示が無い - 白色LEDの謎

Inspiron 11-3148 は、Officeを使ったりネットアクセスしたり、動画を見る程度では、あまりストレスもなく(サクサクとはいかないが)使えますが、それでもしばらく反応が無い時に HDDアクセス表示があれば、状況が分かります。これまで10台以上のPCを使ってきていて、HDDアクセス表示は有って当たり前な存在でしたが、このPCには有りません。不便です。

右手前に1個だけ表示LED(白色)があります。これがHDDアクセス表示かと思ったものの、バッテリーの状態を示すだけのものです。こんなのは不要で、必要なものが有りません。

ダウンロードした「inspiron-11-3148-laptop_Reference Guide.pdf」(やっと探してダウンロードした)には以下の説明があります。

<白色LEDの動作>
  • 単色の白:  電源アダプタに接続されており、バッテリーを充電中です。
  • 無地の黄色: バッテリーの充電が低またはクリティカルです。
  • オフ: 電源アダプタに接続されており、バッテリーがフル充電されている、または電源アダプタに接続されていません。
このPCは、2in1 つまりタブレットとしても使う前提だと考えると、普通はHDDを搭載しないタブレットではHDDアクセス表示は無くて、電源状態をLEDで表示するのは自然です。SSD搭載が標準で、500GB HDD はオプション的な位置づけなのでしょう。理解はしましたが、やはり納得できないですね。HDD搭載の場合はアクセス状態の表示をファームウェアで切り替えることはできそうだから、是非ともファームのバージョンアップで対応してもらいたいものです。

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バッテリー充電管理が無い?

バッテリー充電を80%程度に留めておくと、繰り返し充電による劣化を低減できるとよく言われており、実際にバッテリーを満充電せずに80%程度で止めるための充電管理ユーティリティが食み込まれている製品も多く見られます。おそらく Panasonic の Let's Note がこれを採用した最初ではないかと思いますが、今では多くのノートPCで採用されています。現在使っている Dell Inspiron 11-3137 でもこのユーティリティが提供されており、モビリティーセンターで設定のON/OFF ができます。さらに、電源接続で使う場合の満充電(温度の高い状態で満充電を繰り返すと劣化が早まる)への対策ユーティリティまであります。


ところが、今回購入した Inspiron 11-3148 にはこの機能が見当たりらず、残念です。3年も使えばバッテリーはかなりへたってくると思うので、サポート契約の範囲内でバッテリー交換費用がどの程度抑えられるのか確認してみようと思います。

[2016/01/28 追記]
バッテリーの保証期間は1年なので、3年サポート期間内でも1年を過ぎれば交換バッテリーは有償です。自分で交換すればバッテリー費用のみ、交換作業を依頼すれば作業費用は必要になります。

[2016/01/30 追記]
BIOS(このPCにはUEFIが搭載されているが、Dell はBIOSと呼ぶ)のメニューで Advance タブの下に項目"Battery Charge Configuration"があることを発見!これには4つの選択肢があって、その1つに"Custom"があって、 充電開始と充電終了の充電%を設定できるようになっています。とりあえず、充電開始50%、充電終了85% と設定して使ってみています。
既に使っている Dell Inspiron 11-3137 では、モビリティーセンターから呼び出せる Dell QuickSet の1機能として、バッテリー充電を80%で止めることで、バッテリー劣化を抑制するようになっていて、2年半以上使ってバッテリ劣化が確実に抑制されていることを経験しています。そこで、テクニカルサポートに相談したところ、情報が上がってきていないので確認するとのことです。

50%で充電開始、85%で充電ストップに設定してみて使っていると、タスクバーの通知領域のバッテリーアイコンにカーソルを持ってきて現れる表示を見ると、84%と85%を行ったり来たりし、「電源に接続:充電しています」と表示されるのが、気になります。本当に84%と85%を行ったり来たりして充電回数が異常に増加すれば却って劣化を早めます。そこで、テクニカルサポートからの回答に時間がかかるなら、さしあたりデフォルト設定の Adaptive に戻しておこうと思います。


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デル拡張バッテリ駆動時間オプションで設定できない [解決]

コントロールパネルから電源オプションを開くと、左ペインのメニューの下から2つめに「デル拡張バッテリ駆動時間オプション」という項目があります。

電源オプション 

「デル拡張バッテリ駆動時間オプション」をクリックすると、デフォルトで次のダイアログが現れ「デル拡張バッテリ駆動時間の有効化」にチェックが入っていました。

バッテリメーター 

電源オプションで「バッテリーメーターに表示されるプラン」で「Dell」「省電力」の2項目がありますが、電源に繋ぐと自動的に「Dell」に切り替わり、バッテリー駆動にすると自動的に「省電力」に切り替わります。これは、Windows10の「省電力機能」とは異なり、Dell の拡張機能です。

さて、ここで[設定]ボタンがグレイアウト(無効化)されていて、どうやっても設定ができない問題を発見。テクニカルサポートセンタのアドバイスで、先ず QuickSet を入れ替えてみたが問題解消せず、次にアドバイスされた BIOS の入れ替えで問題が解消しました。


「AC電源アダプタのタイプを特定できません」警告 [解決]

ACアダプタ警告 

購入当初から、このような警告がたまに現れました。PC本体へACアダプタケーブルのプラグを刺し直したら解消されたので、刺し方が悪いのだろうと思っていました。ところが、ACアダプタからのケーブルが確実にPCに刺し込まれている状態で使っても、いきなりこの警告が現れることが何回かあり、プラグはしっかり刺さっていることを念のために確認したので、これは不具合だろうと考え、デルテクニカルサポートに相談しながら解決することにしました。

BIOS(実際のファームウェアはUEFIですがデルではBIOSと呼んでいます)レベルでACアダプタによる給電かどうかを検出していて、アプリケーションレベルとの通信ができなくなるとこの警告が現れるようです。

追加購入したACアダプタを使っても同じ警告が現れ、ACアダプタ本体と電源ケーブルの組み合わせを変えても症状が消えません。そこで、テクニカルサポートのアドバイスで BIOSを入れ替えてみました。今のところこの警告が現れないので一旦問題解決としていますが、しばらく様子を見てみます。

[2016/08/21] 更新:
SupportAssist アプリを導入していて、何らかの更新情報があったり不具合が検出されると、プッシュ情報としてアイコンの i マークが付加されるので分かります。それにはドライバ更新の通知があり、そのたびにドライバを更新しているうちに、この問題が全く発生しなくなった。メーカーでは問題を把握して解決したと理解しています。結論として、BIOSアップデートで問題が解決しました。
 
 
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SupportAssist から保存したシステム情報が文字化けする問題 [解決]  [2016/01/30 追加]

購入時には、SupportAssist で得たシステム情報を保存すると、htmlファイルが作成されるが、これが文字化けして読めませんでした。
テクニカルサポートに問い合わせると、この問題はダブルバイト文字に対応していない不具合として認識されているが、修正されるかどうか分からない、ことでした。アメリカ企業らしい対応と言えますね。

ところが、修正の見通しなし、との連絡をサポートから受けて1週間も経たないうちに SupportAssist を開いて、色々と使っているうちに、なにやら意味不明な通知があり、覗いてみると SupportAssist のアップデートでした。アップデート後起動すると、ウィンドウデザインが少し変更され、上部のタイトルバーに言語選択のプルダウンメニューが追加されていています。ひょっとしてと思い、日本語に戻して情報を保存してみると、ハイ!文字化けが解消されているではありませんか!

やることはやってくれるのに、コミットせず日本の顧客をイライラさせる、典型的なアメリカンな姿勢ですね。間に入っている日本のサポート部隊は大変です。それでも真摯に対応してくれるので、Dell のサポート部隊は確実にサービス向上していると思います。でも技術なり本国が対応しなければ、どーにもならないのですから...

[2016/02/01 追記]
今回、偶然に SupportAssist のアップデートが出来たのですが、意図的にアップデートするにはどうしたら良いのか、調べてみました。以前から使っていた Inspiron 3137 にインストールしている SupportAssist も古いバージョンのためシステムの情報を保存して作成される html ファイルを開くと文字化けするので、これもなんとかしたいわけです。

SupportAssist の登録を行うと、登録終了通知のメールが来ます。そのメールには、幾つかのリンクがあり、そのなかに PCおよびタブレット向けSupportAssist というリンクがあるので、それをクリック。そこから、PCおよびタブレット向けSupportAssist のダウンロード をクリックしてダウンロードした実行ファイルを走らせると、古いバージョンのアンインストールと新しいバージョンのインストールが完了しました。

バージョンアップインストーラがダウンロードできるページは、
Dellホームページ > サポート > 製品サポート > サポートライブラリ > デルダウンロードセンター > PCおよびタブレット向け SupprtAssist 
といった感じでリンクが繋がっています。

アップデートした SupportAssist は、それまで非常にモッサリして嫌になるほど動作が重かったのが改善されています。起動が速くなり、情報更新が素早く始まり、各ページへの移行も軽くなっています。


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特定のキーを押しても反応しなくなった [解決] [2016/11/11 追加]

[0] [-] [P] [@] [;] [:] [/] キーの応答が不安定になり、連打して一旦受け付けるようになると使えるといった感じになりました。しかし、次第に症状は悪くなり、連打でも回復しなくなりました。

PCをシャットダウンし、[Fn] キーと電源ボタンを同時に押して起動し、診断メニューからハードウェア診断を起動してテストしましたが異常なし。次に再起動して、DELLのマークが表示される時に[F2]キーを連打して BIOS設定を起動し、パスワード設定のところでキー入力を試すと、全く同じキーが入力できないので、キーボードが物理的に問題があることが分かりました。

この問題は、Inspironではあまり発生しないが、少ないながらも発生しているとのことでしたが、フレキケーブルとコネクタの接続が問題なのか、キーボード自体の問題なのかは不明のようです。

そこで、DELLのサポートに連絡をとったところ、技術者が来てキーボードの無償交換作業を行ってくれました。これで問題は解消。

キーボードはパームレストカバー(筐体)と一体になっていて、それを交換する必要があります。、そのためには裏のカバーを外し、液晶パネルを取り外し、マザーボードやHDDなど全てを取り外し、新しいパームレストカバーに全てを組み付けなおします。

タッチパッドは交換しないので、パームレストカバーにあいた四角い穴にタッチパットを組み付けます。ところが新しいパームレストカバーの穴が少し大きすぎて、タッチパッドの周囲の隙間が偏って、孔の中央に来ない問題が発生しました。これでは埃やゴミが容易に入り込みやすいので、改善を依頼したところ、パームレストカバーにタッチパッドがと正しく収まるタッチパッドをまとめて、再度交換してくれることになり、日を改めて対応してもらった結果問題は解消しました。タッチパッドはネジ止めするので微妙な位置決めができす、位置の合うロットの部品に交換する必要がありました。

なお、約1年間使用したタッチパッドは、クリックボタン機能のある領域以外の色が赤みを帯びた色に変色していました。機能的には問題は無いのですが、新品に変えてもらい見た目も元に戻りました。

Dellが修理で用いる部品は新品でなく再生品を使うことが多く、新品だとしてもロットが違えば寸法が異なることが普通にあるそうです。

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[再発]特定キーを押しても反応しなくなった [2019/01/29 追記]

上記の修理のあと約2年で、異なる特定キー (T, Y, P, @, 左Ctrl) が反応しなくなりました。既に経験した異常なので、DELLのサポートに連絡し、お決まりのチェックを行った結果、オンサイト修理に来てもらうことになしました。今回はコネクタやフレキ断線なども疑われるから、キーボードだけでなく基板(マザーボード)の交換の可能性があるということで、実際に修理してみたら交換用に用意したキーボードか基板のどちらかあるいは両方に問題があるらしく、交換品を使うとキーボードが全く反応せず、オリジナルの組み合わせでのみキーボードが反応する(但し特定キーは反応しないまま)という結果になりました。

交換部品は必ずしも新品というものではなく、再生品 (リファービッシュ品)であることが多いので、このようなことがレアケースとは言えないようです。いずれにせよ出直してもらい、無事キーボードと基板を交換して修理完了。

...と思ったら、修理の技術者が帰った直後、タッチパッドとキーボードがロックされて全く反応しなくなるトラブル発生!どうも修理作業に原因があるとしか考えられません。(下に続く)


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タッチパッドとキーボードがロックされてしまう [2019/01/29 追記]

基板(マザーボード)とキーボード交換の作業直後、タッチパッドとキーボードがロックされて、全く反応しない異常が発生。
技術者を電話で急遽呼び戻し、とりあえず問題が解消したかに思えたが、実はそうではなかったのです。

Inspiron 11-3418 は 2-in1 PCで、液晶部をくるりと360度回すとタブレットPCとして使えます。そしてタブレットとして使う場合は、液晶の裏側に来るキーボードとタッチパッドは無効になるのが仕様です。

今回修理作業の結果新たに発生したキーボードとタッチパッドがロックされるトラブルについて、テクニカルサポートに相談してデバイスドライバの入れ直しなど様々な方策を試しても効果無く、結局タッチパッドとキーボードのデバイスの設定で "決してロックしない" という項目にチェックを入れるしか、対処方法がない...と一旦なりました。しかし、それではタブレットとして使えなくなって不都合この上ないので、色々と調べた結果、液晶ディスプレイを140度以上倒すことで必ず再現することがわかりました。

そこで、改めてテクニカルサポートに連絡し、ロックの条件として液晶ディスプレイの角度が140度というのはおかしい、以前は180度にしてもロックされなかったので、元に戻すように修理してほしいと依頼。しかし、液晶の角度は仕様に明記されておらず、そういうものだと諦めてくれということで、修理前の状態に戻す修理が拒否されました。

上で述べている「AC電源アダプタのタイプを特定できない」問題の時、とても丁寧なサポートをしてくれるものの、途中で相談にも乗ってもらえずに放り出されました。結果的に BIOSアップデートのプッシュ情報によりアップデートしたら (要は、自力で) 解決した経験があります。今回も同じように放り出されたように感じました。途中で放り出されたと感じたこの2件、同じ担当者でした。担当者が調べるデータベースに必要な情報が無く、担当者個人の経験や知識そしてスキルで対応できなければ打ち切らざるを得ないのでしょう。これはDellに限らず、どこでもそうです。

...ところが吉報現る...

不便ながら、なんとか工夫して数ヶ月間使っているなかで、ふとしたきっかけで、Dell のサイトで Inspiron 3000 (3418) のトラブルシューティングのページが見つかり、そこには液晶がロックされるのは角度が 200~225度の時だ、との記載がありました!

Dell Inspiron 3000 (3148) の使用方法とトラブルシューティング方法

改めて、新しいケースとして Dellプレミアムサポートに連絡し、これまでとは異なる担当であることを確認し、これまでのいきさつ (サポートセンターの記録に残っています) に加えてこの証拠のページをご確認頂き、ようやくプレミアムサポート期間内の無償修理対応の運びとなりました。

怒らず、騒がず、しかし諦めないことが大切ですね!

他のメーカーにない Dell の特異性は、Dell のサイトにある情報が膨大であることです。英文を翻訳するだけでも大変でしょう。だからサポート担当者が知り得なかった情報を私が数ヶ月後に偶然見つけ、今回の修理対応に結びつきました。サポート担当者がこれらすべての情報に簡単にアクセス可能になっていれば、途中で放り出すことはあり得ません。サポート担当者向けのシステムが完備していないことが、今回の「放り出し」の根本原因ではないかと感じます。
なお今回の修理は、オンサイト修理ではなく DellにPCを送って、Dellにて検査・修理することになりました。オンサイト修理は契約した会社が行うので、その結果の新たなトラブルだからDellで直接検査するのだろうと思います。

少し前に Insppiron 14-5480 を購入して使い始めていたので、Inspiton 11-3148 がしばらく手元になくても問題ありません。とても良いタイミングです。そして改めて有償保守契約 - プレミアムサポート の有用性を実感しました。サポートを1年延長して良かった!

修理から戻ってきて、液晶パネルの角度が小さいのにキーボードとタッチパッドがロックされる異常が解消されているのを確認しました。

ところで、修理作業が原因で新たな不具合が発生していました。PC固有のService Tag (英数字の文字列) が間違った内容になっていました。(下に続く)

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基板交換時に Service Tag が誤入力された問題 [2019/03/21 追加]

上記の修理から戻ってきたPCを使っていて、妙な現象を発見しました。

Dellのサイトでマイアカウントにアクセスする前に、登録されているPCの一覧表示をすると、登録したことのないPCが現れました。この一覧にはPCの型式と Service Tag が表示されます。そして、以前から登録していた正しいPCは登録されています(右側)が、今回新たに別のPCがリストに現れました(左側)。
Wrong_Service_Tag_Mos

このPCの保証内容が確認できてしまいます。他人のPCのService Tag や保証内容が分かってしまうのは問題ではないでしょうか? もし私の登録した内容が他人に見られるのはセキュリティ上の大問題です。

一方で、SupportAssistを起動すると、以下のように "サービスが期限切れです。" と表示され、併せて表示されている サービスタグを見ると、マイアカウントで誤表示されているPCのサービスラグと同じだと分かりました。私のPCはプレミアムサポートの期間中なので明らかに誤りです。

SupportAssist_Mos

実は、本来の正しいサービスタグと、上の2つに共通して現れる誤ったサービスタグは、1文字だけ異なっていて、Z (アルファベットのゼット) が 2 (数字) に変わっています。ここで、修理中に基板交換した際にサービスタグを入力する必要がありますが、そこで読み違えをして誤入力したことが疑われました。

そこで、実際に BIOSを開いて確認すると、ハイッ見事に誤入力されている証拠が見つかりました。一方で、PC本体の裏に貼られているシールには正しいサービスタグが記載されています。そして本体のBIOSに記録されたサービスタグに基づき Dellサイトのマイアカウントで本来登録されていないPCの情報が現れることになったようです。

これは明らかに五反田にあるDELLの工場での基板交換時の人為的な入力ミスで、全てのサポートに必要になる極めて重要な情報の入力ミスが見落とされていたという、極めて重大な過失です。
ダブルチェックは行っているのでしょうか? たぶん行われていないと思います。

この問題はDELLのカスタマーサポートにかなり強く申し入れました。猛省して欲しいと思います。

この問題を解決するため、オンサイト修理により基板交換を行うことになりました。

結果については、後日追記します...まだ問題が続くのでした...

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動作が異常に遅くなった [2023/01/04 追記]
動作が異常に遅くなりました。HDDがすぐに使用率100%になり、PCが使い物にならないくらい重くなる症状です。
そこで上記の五反田工場での修理の際に、同時に原因調査と修理を依頼しました。すると、工場からの連絡で、HDDからの異常音があり、クラスタ異常が多いことから、HDD交換を無償で実施することになりました。幸いPCを工場に送る前にHDDのイメージバックアップ(Acronis TrueImage 使用) していたので、スグに元に戻せます。

戻ってきたPCは、動作確認のため Windowsのセットアップが行われていました。但し勝手な名称のユーザー名でセットアップされていたのは気に入りません。工場出荷状態で返すか、ユーザー名などセットアップに必要な情報の事前の確認をすべきです。
このあたりも、客のことを全く考えていない行動であり、お粗末としか言いようがありません。

その上問題は解消されず、動作は重いままでした!
この問題の対策としては、いずれストレージ交換とメモリ増設を行おうと思っています。


今回の連鎖的な問題発生、単なるキーボードの交換修理から始まって、次々と新たな問題を呼び起こし、4ヶ月以上かかってようやく収まったというのは、なかなかなものです。

DELLが用意する交換部品は品質管理レベルが低く(適当)、寸法さえ管理されていないのですから、契約会社によるオンサイト修理の技術者や工場の技術者一人ひとりのスキルレベルに大きく依存しているのが実体です。そして実際にはオンサイトや工場の技術者もスキルレベルのばらつきが大きく、けっこう当たり外れがあることが、大変よく理解できました。
私は連続して外れを引いたのか、そもそもスキルレベルの低い技術者が圧倒的に多いのか、そこは分かりません。

DELLのプレミアムサポートは非常に有効であること、さらにスグに使えるバックアップPCを常に用意しておく必要性を実感しました。さらにDELL製PCのオーナーは、ある程度のPCの知識があったほうが良いと思います。

そして、プレミアサポートの最大4年間の保証期間が切れました...

現在のところ、DELLの無償サポートは4年間が最大です。
そこで、HDDをSSDに交換し、メモリを8GB に増設しようと思っています。そしてメインマシンが使えなくなった時のためのバックアップマシンとしてアップデートする予定です。それについては、別途記事にするかも知れません。

[2023/01/10 追記]
OS (Windows 10) を初期化、メモリを 8GB へ増設、500GB HDDを 1TB SSDへ換装し、ビジネスPCとしては実用的で快適に使えるようになりました。
詳しくは以下にまとめています;
番外編 - 2015年の古い Dell Inspiron 11-3148 (2in1) のリフレッシュ




Dellのサポート


Dell は初心者には優しくない?

Dell のサポートは最悪だと、よく聞いていました。ところが、今回 Dell のテクニカルサポートを受けてみて、プロサポート/プレミアムサポート (有償保守契約) のレベルは大きく向上しているとハッキリ言えます。

Dell のテクニカルサポートは、チャットが使えるのが良いと思います(但し平日の昼間のみ)。そして、必要に応じて電話やメールでのサポートに切り替えてくれるのも、大きな利点です。チャットやメールでのサポートならホームページの豊富なコンテンツへのURL をもらって、それをクリックするだけなので、非常に便利です。

ちまたで言われるような中国のサポートセンタによる「日本語ができる外国人」による、コミュミニケーション不能なサポートを覚悟したのですが、プロサポートやプレミアムサポートは、宮崎にあるサポートセンターから日本人によるネイティブ日本語での対応でした。現在のところ、スキルレベルにはバラつきが感じられましたが、対応の姿勢は間違いなく一定レベル以上の良いものです。

但し、営業は昔のままのようです。営業部で私の対応をしてくれたのは、日本語が少し話せる中国系の人でした。いきなり「デル カイシャ(会社)でございます」と言うので、一瞬何を言っているのか分からなかったのですが、Dell Inc の直訳をやらかしているのだと思います。普通に意思疎通が難しい経験をしました。但し、すべきことはキチンとやってくれましたので結果オーライです。

[2019/01/29 追記]
購入して3年ほど経って再び営業と電話で話す機会があって2人の担当と話しましたが、1人は上記のコミュニケーション困難レベルで、もう1人はかなりネイティブ日本語に近くて驚きました。営業でもチャットサービスが使えるので、やりとりの記録が残せるチャットが安心で良いと思います。

[2019/02/01 修正]
結論から言えば、有償保守サポートには絶対に入るべきです。というのも、サポート費用は別途契約としてお金をとる代わり、パソコン本体のコストを下げて提供するのが、Dell のスタイルです。つまりある程度の不具合の発生を前提としているわけです。従って不具合が発生した時に、自分のPCの症状を他人に伝えられる程度の人なら、プロサポートやプレミアムサポートを利用できるので、コストパフォーマンスに優れている Dell はお勧めです。一方、故障を前提にしたパソコンなど買いたくないとお考えだったり、自分のパソコンの状態を他人に伝えることができす、短気ですぐにイライラする方は Dell に手を出さない方が良いと思います。

[2020/02/13 追記]
パソコン初心者は、必ずプレミアムサポート契約を付けるべきです。但し、何かあれば全部人のせいにして、何でもかんでもお膳立てが必要な人にはDELLのPCはお勧めできません。

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Dell の有償保守契約 - プロサポート / プレミアムサポートを利用してみた

3年保証にも入っていることだし、色々と疑問や不具合らしいものもあるので、Dell のサポートを初めて利用しようと、Dell のホームページでサポートについて調べてみると、チャットでサポートしてくれるのを見つけたので、早速ログインしました。殆ど待たされることなく、担当者が応答。名前を見ると日本人。

Norton Intternet Security などのサポートでは、中国系の人にしかお目にかかったことが無く、Dell も噂では外国人が対応すると聞いていたので、日本人が出てくれてチョットびっくり。とても丁寧なサポートでした。そのうち電話サポートに移行したいとのことで、電話を頂いたら間違い無くネイティブの日本語でした。

宮崎にあるDellのサポートセンターは、正社員の日本人が対応してくれる。テクニカルサポートのレベルは他のメーカーと同等以上だというのは強調しておきます。

敢えて言うならば、ユーザー登録と「デルのヘルプとサポート」が完了して、SupportAssist のインストールと登録までは、印刷した丁寧なマニュアルを準備すべきだと思います。私が販売窓口なら、間違いなくそうするでしょう。これだけで、世間の評価は大きく変わって行くはずです。実にもったいないと思います。

[2017/01/09 追記]
キー不良でプロサポートに問い合わせ、結果的にオンサイト修理で解決したのですが、約束の日時に来てくれて、目の前で話をしながら修理をするのは良いものです。交換部品は約束の日時の前日に時間指定で送られてきます。
なお、キーボード交換は、Inspiron 11 3148 の場合非常に込み入って難易度の高い分解が必要でしたので、オンサイト修理の価値があります。
後日、その作業中のミスかも知れない不具合が見つかったのですが、本当に作業ミスかどうかは確定的でなく可能性が考えられる程度だったのに、再びオンサイト修理での対応により部品交換してくれました。全て無償でしたが、予め契約していた有償のプロサポートは価値があると思います。

[2019/01/29 追記]
購入当時、3年の有償保守契約 - プロサポートを契約しましたが、3年が満了する直前に 延長することにしました。今はプロサポートとは呼ばずプレミアムサポートと名称が変わっていますが、内容は同じです。新品購入時から最大4年間が限度とのことで、1年間延長しました。結果的に1年延長は大正解でした。


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なお管理人はカシオ計算機の関係者ではありません。いつでもどこでもプログラミングができるプログラム電卓が好きな1ユーザーです。


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