C.Basicのインストール
C:Basic - アドイン Casio Basic
内容の更新や修正を随時行います.
2016/03/27
更新 2019/09/01
2016/03/27
更新 2019/09/01
▋C.Basic の使い方
▋C.Basicのインストール
C.Basic の初めてのインストールや最新バージョンへのアップデートを行う時、ダウンロードした C.Basic のプログラムファイルを グラフ関数電卓に転送する。
fx-9860Gシリーズに転送する場合は、電卓に同梱されている PCリンクソフト FA-124A とUSBケーブルを使う。そして、アドインプログラムである C.Basic for FX のプログラムファイル (CBASIC.g1a) を、一旦 FA-124A に登録した後(読み込んだ後)、FA-124A上の操作で 電卓のストレージメモリ へ転送すれば良い。
fx-CG20 や fx-CG50 に転送する場合は、同梱されているUSBケーブルでPCと電卓を接続すると、電卓はPCの外部ドライブとして認識される。そして、アドインプログラムである C.Basic for CG のプログラムファイル (CBCGxxx.g3a、xxxはバージョンを示す3桁の数字) を エクスプローラを使って外部ドライブである電卓にコピーすれば良い。但しコピー先は外部ドライブのルート (ストレージ領域)である。
- C.Basic をダウンロードする
- fx-9860Gシリーズ用 - C.Basic for FX のインストール
- fx-CG20 / fx-CG50用 - C.Basic for CG のインストール
・ fx-CG20 / fx-CG50をPCとリンクして CbasicCG.g3a をコピーする
- メモリを最適化する
▍C.Basicをダウンロードする
最初に、最新バージョンをダウンロードし、適当なフォルダに解凍して保存する。C.Basic for FX は、拡張子が G1A の CBASIC.G1A ファイルが プログラムファイルだ。C.Basic for CG は、拡張子が G3A の CBCGxxx.g3a (xxx はバージョンを示す3桁の数字) がプログラムファイルだ。
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▍fx-9860Gシリーズ用 - C.Basic for FX のインストール
▍FA-124A をインストールする
FA-124Aの日本語マニュアルを併せてインストールするには、fx-9860GII に添付されているCDから言語に「日本語」を選んでインストールする。
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▍C.Basic を FA-124A に登録する
▶ FA-124A を起動する
FA-124A を起動する。右ペインのツールバーに電卓のボタンが選択された状態になっている。
電卓のボタンにマウスを持ってくると、Main とポップアップされる。これは、メインメモリが選択されたことを示す。

左ペインが電卓内のファイルの状況を示し、右ペインがPCにあるファイルの状況を示す。今は右ペインに注目する。
fx-9860GII には、メインメモリとストレージメモリの2種類が内蔵されている。それに会わせて、FA-124A ではメインメモリとストレージメモリを切り替えて管理するようになっていて、起動した直後はメインメモリが選択されている。
アドインプログラムである C.Basic はストレージメモリに転送して使うので、ダウンロードした C.Basic はストレージメモリへ転送する必要がある。従って、起動時に メインメモリの状況を表示している FA-124A を、ストレージメモリの状況を示すように切り替える必要があるわけだ。
▶ FA-124A でストレージメモリに切り替える
右ペインで、メインメモリの電卓ボタンの右にあるストレージメモリのボタンをクリックすると、ストレージメモリの状況を示す画面に切り替わる。

▶ C.Basic を FA-124A へインポート(Import)する
右ペインに表示されている "Default" でマウスを右クリックして、メニューから "Import"をクリックする。

ここで現れる Insert CASIO File ダイアログで、
・ ファイルの場所(I): で CBASIC.G1A ファイルを保存したフォルダを選び、
・ ファイルの種類(T): で G1A File(*.g1a) を選び、
・ CBASIC.G1A を選んで、[開く(O)] ボタンをクリック。

右ペインに、CBASIC.g1a が追加されていることを確認する。

次に、ヘルプファイルを転送する。ヘルプファイル ~~HELP1.G1M は、CBASIC.G1M ファイルを保存したフォルダにあるHELPフォルダの中にある。そこで、上と同様の手順で、~~HELP1.G1M ファイルをFA124にインポートする。

残るは、FONTフォルダとFONTEDITフォルダのインポートだ。
フォルダは上と同じようにインポートできない。FA-124の右ペインで一旦フォルダを作る必要がある。
Default にカーソルを移動 (マウスでクリック) し、右から4つめの New Folder ボタンをクリックする。

するとフォルダ名を入力するダイアログが表示されるので、そこで FONT と入力し [OK] クリックする。

これで、FONTフォルダが作成される。

同じようにして、FONTEDITフォルダを作成する。

最後に、フォルダの中にあるファイルをインポートする。手順は CBASIC.G1M や ~~HELP1.G1M をインポートした時と同様で、インポート先フォルダが Default ではなくて FONT フォルダや FONTEDITフォルダになるところが異なる。
FONTフォルダで右クリックして Import を選ぶ。

ファイル選択画面 (Insert CASIO File) で、ファイルの種類を All Files (*.*) とする。

多くのビットマップファイルがあるが、これらを全てインポートする。そこで、どれか1つのビットマップファイルをクリックしてから、[Ctrl] + [A] を押して、全てのビットマップファイルが選択されるようにする。

この状態で、[開く(O)] をクリックすると、

FONTフォルダに複数のビットマップファイルが無事インポートされた。
FONTフォルダへのインポートと同様に、FONTEDIT フォルダにファイルをインポートする。
全てのファイルを選び、

[開く(O)] クリックで、FONTEDITフォルダに全てのファイルがインポートされる。

これで、C.Basic for FX で転送が必要なファイルとフォルダの準備ができた。

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▍C.Basic を fx-9860GII に転送する
▶ fx-9860GII を FA-124A に接続する
fx-9860GII と PC をUSBケーブルで接続すると、fx-9860GII の画面に コネクションモードの選択画面 (Select Connection Mode) が現れる。

ここで、[F1] (DataTrans) を押し、次にFA-124A の左ペイン (今度は左ペイン) に並んでいるボタンの左端にある "Connect" ボタンをクリックすると、

接続プロセスの進行状況が表示された後、fx-9860GII が FA-124A に接続される。
接続が完了すると、左ペインに "User1" の表示が現れる。

▶ C.Basic を転送する
既に Import して 右ペインにある CBASIC.g1a にマウスカーソルを合わせてドラッグして、左ペインの User1 へドロップする (ドラッグ&ドロップ)。

すると、転送が始まる...

初めてインストールした場合は、左ペインの User1 をクリックして展開して、CBASIC.g1a が有れば、転送が成功している。

同じようにして、右ペインにある FONT フォルダを左ペインの User1 にドラッグ&ドロップして転送する。

最後に、FONTEDITフォルダも転送する。

これで、C.Basic for FX の転送が完了。
なお、転送作業の間に、FA-124と電卓のリンクが突然切れ、電卓の画面で
Memory Full
Press:[EXIT]
と表示されることがある。これは電卓側のストレージメモリの残りが少なくなった時に現れるエラーだ。
ストレージの残りがまだ十分にあるのに、このエラーが発生する時は、電卓メモリの最適化を行えば良い。
[MENU] - "MEMORY" - [F5] (Optimization)
最適化を行ったのち、再度電卓とPCを FA-124で接続し、転送作業をやり直せば良い。
C.Basic for FX をアップデートする際、もしストレージメモリの残りが CBASIC.G1M のファイルサイズよりも少ない時は、一旦電卓上で [MENU] - "memory" - [F2] (Storage Memory) と操作し、CBASIC.g1a を削除し、さらに最適化を行う。その後 CBASIC.g1a を転送するとうまくゆく。
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▶ 転送を確認する
fx-9860GII で [MENU] キーを押して、MAIN MENU を表示してC.Basic アイコンが有ることを確認し、

C.Basic アイコンを選んで [EXE] キーを押して、C.Basic を起動する。
起動すると、File List 画面になるので、そこで [SHIFT][MENU](SET UP) とキー操作すると、C.Basic のセットアップメニューが表示される。

一番下の行にあるファンクションメニューで、[F6](Ver.) を押して C.Basic のバージョンを表示し、正しいバージョンがインストールされていることを確認する。

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▍fx-CG20 / fx-CG50 用 - C.Basic for CG のインストール
▍fx-CG20 / fx-CG50 をPCとリンクして CBCGxxx.g3a をコピーする
製品に同梱されているPCリンク用 USBケーブルを使って、電卓とPCを接続すると、電卓が外部ドライブとして認識されるので、エクスプローラでそのドライブを開くと、電卓内部のファイル構造が表示される。

拡張子 g3a のファイルが幾つかあるが、これがアドインプログラムのファイルだ。ここに以下をコピーすれば良い。
- CBCGxxx.g3a (xxx はバージョンを示す)
- ~~HELP1.g1m (ヘルプファイル、ダウンロードファイル内の Helpフォルダにある)
- ~~HELP3.g3m (ヘルプファイル、ダウンロードファイル内の Helpフォルダにある)
- @Font フォルダ
- FontEdit フォルダ
電卓を起動し [MENU] キーを押し、メニューに C.Basic for CG のアイコンがあることを確認。

CBasicCG アイコンにカーソルを移動し起動すると、

ファイルリストが表示されたら [SHIFT] [MENU] (SET UP) とキー入力すると セットアップ画面になる。

[F6] (VERSION) を押すと、バージョン情報が現れる。

導入したバージョンが正しいことを確認できれば、インストール成功。
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▍メモリを最適化する
C.Basic 本体や、C.Basic で使う Casio Basic プログラムファイルは、いずれもストレージメモリに格納して使う。メモリへの書き込みを繰り返すと、ファイルの断片化が進んで実際に使えるメモリ容量が減ってしまうので、定期的にメモリの最適化作業を行う必要がある。そこで、C.Basic 本体を転送するタイミングでのメモリの最適化を勧める。
[MENU] キーを押して、MAIN MENU から Memory アイコンを選び、


[EXE] キーで、Memory Manager を起動する。


ここで、[F5] (F5: Optimization) を押して、メモリの最適化を実行する。
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