fx-9860GII / 9860GII SD のイースタエッグ - 診断機能
2018/08/13
fx-9860GII / 9860GII SD のイースターエッグ/自己診断機能を紹介する。
fx-9860GII / 9860GII SD の診断モード

注意!
自己診断機能の中には、データリセット (データ消去) するメニューを含んでいるので、万一に備えて自己診断機能を使う前に、必ずバックアップをしておくことを勧める。
診断モードに入るには、先ず電源OFFの状態で、[OPTN]+[EXP] を同時押しながら、[AC/ON] を長押しすると、
=DIAGNOSTIC MODE=
Factory Use Only!
Press : [EXIT]
と表示されるので、 [F1] を押す。ここで [EXIT] を押すとリスタートする。
[F1] を押して、自己診断モードに入ると、
=DIAGNOSTIC MODE=
Factory Use Only!
Delete all data?
Yes : [9]
No : [EXIT]
と表示される。ここで、[EXIT] を押すとリスタートする。[9] を押すと、自己診断メニューに入ります。
[GY497AX MAIN] 111
1.PATTERN 5.SERVICE
2.FUNC 6.CONTRAST
3.TEST 7.Send-Rec
4.VRSION 8.Rec-Send
+.VER&SUM 0.RESET
-.CLEAR
QUIT : [EXIT]
このメニューで、[EXIT] を押すとリスタートする。
ここで左上に表示される内容は、機種とOSバージョンで異なる。
- fx-9860GII OS 2.04: GY499AZ
- fx-9860GII OS 2.09: GY499AX
- fx-9860GII SD OS 2.09: GY497AX
1.PATTERN を実行する。画面の指示に沿って操作すると、最初にキーチェック、Ver / ROM /RAM TEST、ディスプレイチェック ([EXE] で次に進む) と進み、LIGHT TEST へ続く。fx-9860GII SD では SD AUTO TEST が続く。さらに外部機器を使う診断と思われるチェックが続く。画面の指示に従って進む。最後に自己診断メニューに戻る。
2.FUNC を実行すると、全てのキーのチェック、Ver / ROM / RAM TEST、LIGHT TEST へ進む。fx-9860GII SD の場合は、SD AUTO TEST に進む。さらに上記同様のチェックが続き、最初のメニューに戻る。
3.TEST を実行すると、MANUAL TEST として、LCD、KEY、ROM、RAM、[SD]、DETCT、TRANS、CURRENT、OTHERS、FlashINIT の項目をチェックできる。
4.VRSION を実行すると、ROM VERSION を表示する。
5.SERVICE を実行するとサービスIDが表示される。
6.Send-Rec と 7.Rec-Send は、3Pin ケーブルでの送受信チェック。外部機器が必要だと思われる。
0.RESET を実行するとリスタートする。
+.VER&SUM を実行すると、ROM VERSION (OSバージョン) の表示、ROM テストを行える。
-.CLEAR は要注意! メモリ・リセットが行われ、保存データやプログラムが消去される。
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