fx-290 イースタエッグ - 診断機能
2018/08/14
現在国内で販売されているカシオの関数電卓のなかで、fx-290 が唯一2行表示の数式通り入力タイプ (第2世代)だ。一見かなり古いように見えるが、現在も製造販売されていて、関数電卓として最もベーシックな機能を持つ廉価版だ。今ならアマゾンで¥1,000 以下だ。
そこで、自己診断機能のイースタエッグをまとめる。
fx-290 の診断モード

診断モードに入るには、[SHIFT]+[7] を同時押ししたまま [ON]を押す。この操作は電源が入っている、入っていないに関わらず有効。すると以下の表示になる。
DIAGNOSTIC
AC
ここで、[8] キーを押すか、[9] キーを押すとそれぞれ異なる診断モードに入る。
[8] キーを押すと液晶表示診断が始まる。
キー操作 | 画面出力 | |
0 | [SHIFT]+[7]+[ON] | DIAGNOSTIC AC |
1 | [8] | 液晶のインジケータ、セグメント、ドットの半分が表示 |
2 | [SHIFT] | 液晶のインジケータ、セグメント、ドットの残り半分が表示 |
3 | [SHIFT] | ROM507 P010 AC |
4 | [AC] | 10 15 26 31 35 39 44 |
5 | [x3] [log] [ ) ] [9] [5] [1] [0] (順不同) | [x3] を押すと10 が消える [log] を押すと15が消える [ ) ] を押すと26が消える [9] を押すと31が消える [5] を押すと35が消える [1] を押すと39が消える [0] を押すと44が消える |
6 | 全て押す | 8888888888 8,888,888,888 |
6 | [SHIFT] | 電源OFF |
[9] を押すと別の診断モードに入る。
操作 | 画面出力 | |
0 | [SHIFT]+[7]+[ON] | 液晶のインジケータと全セグ・ドット点灯 |
1 | [SHIFT] | 液晶のインジケータと全セグ・ドット消灯 |
2 | [SHIFT] | 液晶のインジケータとセグメント・ドットの半分が点灯 |
3 | [SHIFT] | 液晶のインジケータとセグメント・ドットの残り半分が点灯 |
4 | [SHIFT] | ROM507 P010 AC |
5 | [AC] | ◀L 09h D▶ AC CASIO 左右矢印で液晶輝度を調整可能 |
6 | [AC] | 00と表示 |
7 | [SHIFT] | 01と表示、他のキーは受け付けない |
8 | [ALPHA] | 02と表示、他のキーは受け付けない |
9 | [上矢印] | 03と表示、他のキーは受け付けない |
10 | [右矢印] | 04と表示、他のキーは受け付けない |
11 | [MODE/CLR] | 05と表示、他のキーは受け付けない |
12 | [x-1] | 06と表示、他のキーは受け付けない |
13 | [nCr] | 07と表示、他のキーは受け付けない |
14 | [左矢印] | 08と表示、他のキーは受け付けない |
15 | [↓矢印] | 09と表示、他のキーは受け付けない |
16 | [Pol(] | 10と表示、他のキーは受け付けない |
17 | [x3] | 11と表示、他のキーは受け付けない |
18 | [分数] ~ [ln] まで順に押す | 12, 13, 14, 15, 16, 17 と順に表示、他のキーは受け付けない |
19 | [(-)] ~ [Ans] まで左から右、上あら下へ順に押す | 18 から 48まで順に表示、他のキーは受け付けない |
20 | [=] | TEST OK AC |
21 | [AC] | 診断モード終了、計算モードへ移行 |
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