番外編 - バックアップの重要性 と DELL のテクニカルサポート
2018/11/25
更新 2019/03/24
更新 2019/03/24
DELLのPCは、コストパフォーマンスが良く、有償の保守契約に入れば非常にお得だ。3年ないし4年間の保守契約をし、その期間 (36回や48回) の分割払いにすれば、金利はかかるが月々の支払いが楽で、注文するPCのカスタマイズや分割払いの申し込みがネットでできるのも楽だ。特に Inspiron (インスパイロン) シリーズはお得なものが多い。
今回は、DELLの有償保守契約の有用性、有償テクニカルサポートのレベルの高さを改めて紹介するとともに、バックアップの重要性について書こうと思う。
▋3年から4年使っても手厚いサポートが受けられる

買ってしばらくの間の不具合やサポートについては、以下にまとめている。
番外編 - Dell Inspiron 11-3148 (2in1) の特徴と不具合解消(Dellのサポート)
購入後約1年で、キーボードの特定キーが認識されない問題が発生し、キーボードの無償交換をしてもらった。
先週、再びキーボードの特定キーが認識されない問題が発生し、再度キーボードの無償交換に対応してもらった。
DELLのPCでは SupportAssist というPC管理ユーティリティソフトは、ドライバ類の更新対応、自己診断目的、そしてテクニカルサポートを受ける際に便利だ。このソフトは起動に時間がかかる問題、BIOS (UEFI) ドライバを更新して最新にしても更新を勧めるというバグが長らくあったが、ソフトウェア自体の大幅見直しがあり、これらの問題は解消傾向だ。
DELL専用ユーティリティや BIOS (UEFI) は随時更新されている。
さて、このPCを購入した時、
「プロサポート : 3年間翌営業日 (6営業日9-17時) アクシデンタルダメージ付き」
という保守サポート契約をつけておいた。電話での相談は365日24時間対応で、平日昼間のチャットサポートも可能。修理はこちらが指定した場所まで出張サービスをしてくれる。消耗品の交換以外、多くの場合無償なのは有り難い。バッテリーの消耗や筐体の損耗といったものは、無償にはならない (バッテリーは1年限りの保証)。
テクニカルサポートは、DELL宮崎カスタマーサポートセンターの日本人によるサポートだ。これは助かる。
一方、テクニカルサポート以外の、例えばオプション購入の債の問い合わせ先は、今でも日本語ができる外国人 (中国人と思われる人が多い) との意思の疎通に苦労する。
保守契約には、ストレスの無い日本語でのサポートを含んでいるわけだ。
翌日には出張修理をしてくれる修理サービスと、テクニカルサポートのレベルはとても高く改善されている。
なので、もうすぐ3年の保守家約が切れるので、1年延長した。DELLの保守サービスは、PC購入時から最大4年間までとなっている。まぁ、4年も使えばPCは陳腐化してしまうので、買い換え時と言える。
さて、PCがクラッシュしてOSが起動できなくなったら、いくらレベルの高いテクニカルサポートでも初期化の方法を教えてくれるしかない。これはどのメーカーでも同じだ。初期化せずに復帰させるには、日頃のバックアップが必須だ。
...というのも、3連休の前日深夜にOS起動が出来なくなったが、バックアップを元になんとか復帰できた。
バックアップによる備えの重要性を改めて思い知った!
Windowsシステム以外の自分で作るデータは、毎日データのバックアップをとっている。さらに、1ヶ月から3ヶ月に1回程度、イメージバックアップをとっている。今回はこれらに救われたので、改めてバックアップについて紹介する。
気楽に初期化しても良いような使い方なら、毎日のデータバックアップだけでも良い。一方私は、自分なりに必要と思うソフトを色々とインストールしてカスタマイズして使いたい。保守的なのだ。すると初期化後のソフトのインストールとカスタマイズの作業が結構大変なので、できるだけ初期化はしたくない。私にはイメージバックアップが必須になる。
▋FreeFileSync - 日々のデータバックアップ
このソフトの利点は、
- 予め指定したフォルダ内のファイルを、更新したものだけミラーリングするといったように、色々なバックアップ条件を指定できること、
- 個別のバックアップ条件を指定した複数のフォルダを、まとめてバックアップするバッチ処理ができること、
- バックアップ動作が速いこと、
フリーソフトだが、頻繁にアップデートしていて、私は7年以上使ってきている。安心して使える。
私の場合は、外付けHDDにバックアップするようにしている。バックアップ設定は、日時の新しいファイルのみバックアップし、削除や移動されたファイルはそれを反映してバックアップするようにしている。PC内の対象フォルダの内容を外付けHDDに確実に反映させるわけだ。FreeFileSync ではこれをミラーバックアップと称している。そして、それらを1つのバッチ処理ファイルにまとめている。
当然復帰用のバッチ処理ファイルも作って、万一に備えている。
ソフトを起動し、画面上でバッチ処理のファイルを選び [同期処理] とうボタンをクリックするだけなので、毎日のバックアップが苦にならない。各国語に対応していて、日本語にも対応している。
FreeFileSync はこちら
▋True Image - イメージバックアップ
Acronis社のパッケージソフトで有償だ。緊急時の最後の頼みの綱となるので、信頼性にお金を払っても良いと思っている。
私は、2005年から数年ごとにアップデートして使い続けている。
このソフトの利点は、
- バックアップが速いこと、
- バックアップファイルからエクスプローラから普通にファイル1つにアクセスして取り出せること、
- フルバックアップだけでなく、差分バックアップや増分バックアップもできること、
- 隠しバーティションに Linuxプログラムを入れておき、BIOS (UEFI) を呼び出す前に [F11] キーで Linux版 の True Image を起動して、修復やバックアップができること、(但し BitLockerで暗号化されている場合はこれが使えず、下記のブタブル レスキューメデイアから起動する必要がある) [2019/03/24 修正]
Linux版Windows RE版の True Image を入れたUSBドライブメモリ (ブータブル レスキューメディア) からブートして、修復やバックアップができること、[2019/03/24 修正]
イメージバックアップは、Win10 の大きなアップデートの前、動作に不安のあるソフトのインストール前、WInidowsシステムや各種設定を色々と触る前、長期旅行の前、などに行うようにしている。それ以外には、基本的に毎月イメージバックアップをするよう心がけているが、忙しい時などは数ヶ月間があくこともある。
True Image はこちら
▋バックアップの重要性
いずれにせよ、何ヶ月前であれ、きちんと動作する環境さえ取り戻せば良い。その後は、毎日の行うデータバックアップがあるので、直近のデータが取り戻せる。
今回のクラッシュでは、イメージバックアップが3ヶ月前のものだった...
おまけに、プアなCore i3 CPU、4GBしかないRAM、50GBしか残っていない HDD という状況なので、Windows Update には嫌になるくらい時間がかかる。特に今回は、Wn10 Ver 1803 へのアップデートがあったので、時間ばかりかかって大変だった。
そろそろ、買い換えPCを探している。コスパが良くて保守サービスが充実している DELLにしようと思っていて、機種はほぼ決まっている。
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