fx-9750GIII の概要

 
初版: 2020/05/24
更新: 2020/05/31


Casio fx-9750GIII POWER GRAPHIC 3 

2020年4月、北米(アメリカとカナダ)限定で fx-9750GIII が発売されました。
2020年3月にヨーロッパ限定で発売された fx-9860GIII とは色が違うだけで機能はほぼ同じ製品です。モデル名を見るだけでは北米とヨーロッパで販売されている fx-9750GII の後継機ではないかと思われるが、機能の点では fx-9860GII の後継機と言えます。

つまり、fx-9860GII の後継機として、ヨーロッパでは fx-9860GIII、北米では fx-9750GIII が発売されたと考えられます。

fx-9750GIII_large   fx9860GIII
  fx-9750GIII     fx-9860GIII

2020年5月24日現在、Amazon USA での fx-9750GIII の価格は $51.34、一方 Amazon France での fx-9860GIII の価格は €123.77 で、日本への送料がそれぞれ掛かります。fx-9750GIII が半額近く安い設定になっています。 fx-9750GIII は、機能と価格の点で、最も推奨するモノクロ液晶グラフ関数電卓です。2020/05/31 時点で7千円台で入手できます。

ヨーロッパ向けグラフ関数電卓の紹介ページ
 - CASIO INTERNATIONAL のグラフ関数電卓のページ
 - CASIO WORLDWIDW EDUCATION WEBSITE のヨーロッパ向けグラフ関数電卓のページ

北米 (アメリカとカナダ) 向けグラフ関数電卓の紹介ページ
 - CASIO USA のグラフ関数電卓のページ
 - CASIO WORLDWIDE EDUCATION WEBSITE の北米向けグラフ関数電卓のページ

現在のところ最も安く入手する方法は Amazon USA からの購入で、この状況は続くと思われます。管理人が購入した時は COVID-19 によるロックダウンの影響でアメリカから日本への配送が止まっていたので、セカイモンで購入しました。購入時に支払った総額は ¥7,651 でしたが、Amazon USA から購入すれば 本体 $51.34 + 国際輸送料 $18.48、為替レートが 1ドル = 108円とすれば、¥7,541、1ドル = 109円としても ¥7,610 となり、セカイモン価格以下になる可能性が高いと思います。為替レートと本体価格は随時変化するので、購入検討時に両者を比較することをお勧めします。

なお、日本国内市場ではモノクロ液晶のグラフ関数電卓 fx-9860GII は既に販売していないので、国内販売の後継機種がどうなるのか気になるところです。

fx-9860GIIfx-9860GIII は、モデル名の末尾の I が1つ違うだけなので分かりにくいです。


はじめに

Casio Basic の機能に着目すると、以下に列挙したモデルが同じカテゴリに含まれます。

 - 2006年発売 fx-5800P 
 - 2007年発売 fx-9860G (OS Ver 2 以降)、生産中止
 - 2009年発売 fx-9860GII (国内販売中止)
 - 2011年発売 fx-CG10 PRIZM (北米のみ)
 - 2012年発売 fx-CG20 (fx-CG10 PRIZM の約1年後)
 - 2013年発売 fx-FD10 Pro
 - 2017年発売 fx-CG50 (欧米先行、2017/10/20国内発売)
 - 2020年発売 fx-9860GIII (ヨーロッパ限定発売)
 - 2020年発売 fx-9750GIII (北米限定発売)

fx-9860GIIIと fx-9860GIII / fx-9860GII との比較
 fx-9750GIIIfx-9860GIIIfx-9860GII
 電池 単四 x 4 単四 x 4 単四 x 4
 電池寿命 (メーカー測定基準) 230 時間 230 時間 200 時間
 サイズ (mm) 18.7 x 83.5 x 175.5 18.7 x 83.5 x 175.5 21.2 x 91.5 x 184
 重さ (g) 190 190 225
 液晶ディスプレイ
 ・Casio Basic グラフィック
 ・Casio Basic テキスト
 ・バックライト
 64 x 128 pixel
・63 x 127 dot
・7 x 21 文字
なし
 64 x 128 pixel
・63 x 127 dot
・7 x 21 文字
なし
 64 x 128 pixel
・63 x 127 dot
・7 x 21 文字
・あり
 仮数 + 指数 10桁 + 2桁 10桁 + 2桁 10桁 + 2桁
 内部演算桁数 15桁 15桁 15桁
 プログラムメモリ容量最大 ~62 KB 最大 ~62 KB 最大 ~62 KB
 メインメモリ (利用可能) 62 KB ROM ~62 KB ROM ~64 KB ROM
 ストレージメモリ  ~3 MB SDRAM ~3 MB SDRAM ~1.5 MB SRAM
 プログラムファイル名 最大8文字 最大8文字 最大8文字
 CPU SH4A (SH7305) SH4A (SH7305) SH4A (SH7305)
  クロック ~59 MHz ~59 MHz ~29 MHz
 - FLL:  14.75 MHz x900 14.75 MHz x900 14.75 MHz x900
 - PLL:  FLLx16, 235.93 MHz FLLx16, 235.93 MHz FLLx16, 235.93 MHz
 - IFC: CPUコアクロック 1/4 PLL, 58.98 MHz 1/4 PLL, 58.98 MHz 1/8 PLL, 29.49 MHz
 - SFC: SuperHywayバスクロック 1/8 PLL, 29.49 MHz 1/8 PLL, 29.49 MHz 1/8 PLL, 29.49 MHz
 - BFC: メモリバスクロック 1/8 PLL, 29.49 MHz 1/8 PLL, 29.49 MHz 1/8 PLL, 29.49 MHz
 - PFC: I/Oクロック 1/16, 14.74 MHz 1/16, 14.74 MHz 1/16, 14.75 MHz
 PCリンク Screen Receiver  Screen Receiver  FA-124
 OSバージョン 3.21  3.21  2.09
 Casio Basic あり あり あり
 Python あり あり なし

fx-9750GIII は色以外は fx-9860GIII とほぼ同じだと分かります。

fx-9860GII からの主な変化を列挙します;
CPUクロックは、fx-9860GIII と同様に fx-9860GII の倍になりました。
ストレージメモリは、fx-9860GIII と同様に fx-9860GII の倍になりました。
PCリンクが fx-CGシリーズと同様にUSBマスストレージになり、PCリンクがとても楽です。
 fx-9860GIII と同様に Pythonが追加されています。
サイズが小さく、薄くなり、軽くなりました。

以下は、改悪と思われる変化です; 
液晶のバックライトが無くなりました。
液晶サイズが小さくなりました。
液晶画面は、fx-9860GIII と同様に fx-9860GII より視認性が低下、応答性も悪化しました。

個人的には、十分に明るい場所で使う限り液晶画面の視認性は気にならず、黒い筐体は白よりも気に入っています(汚れが芽出しにくい)。液晶の問題を除けば fx-9750GIII は良いモデルだと思います。特に小型・薄型になったことで、1万円未満で国内販売されれば、fx-5800P の代わりに使えるモデルになるかも知れません。
 

 
目 次

1. 到着したパッケージ

2. 外 観

3. ソフトウェアダウンロード
 3.1 OSアップデート
 3.2 取扱説明書
 3.3 アドインプログラム
 3.4 サポートソフトウェア

4. データ転送
 4.1 PCとのリンク
 4.2. 電卓同士のデータ転送

5. バックアップ

6. ハードウェア
 6.1 液晶画面の応答性悪い NEW!

7. 関数電卓としての機能 [2020/05/31 追記]

8. Casio Basic の互換性

9. カタログ機能

10. プログラムリスト

11. Casio Bsic の処理速度
 11.1 計算主体のプログラム
 11.2 動きのあるテキスト出力プログラム
 11.3 動きのあるグラフィック出力プログラム

12. さらなる高速化
 12.1 オーバークロック
 12.2 アドイン版Casio Basic (C.Basic)
 

 
到着したパッケージ

fx9750GIII_Package_1 fx9750GIII_Package_2 
分厚いプラスチックがガッチリと融着されているものではなく、楽に開けらます。
TI-84 Plus が想定ライバル機のようです。

fx9750GIII_Delivered 
パッケージを開けると、fx-9750GIII 本体、英語版 Quick Start Guide、単四アルカリ電池4本 (試供品)、英語版保証書、英語版注意書きが入っています。PCリンク用のUSBケーブル、電卓同士を接続する3Pinケーブル、CDは同梱されていません。

 
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外 観

fx-9750GIII_large   fx9860GIIIfx991es_2
  fx-9750GIII     fx-9860GIII    fx-991ES PLUS
                          2nd edition


fx-9750GIII (写真左) と fx-9860GIII (写真中央) は、色以外は全く同じデザインです。
ところで、スタンダート関数電卓 - ESシリーズ 2nd edition - 例えば fx-991ES PLUS 2nd edition (写真右) とデザインがよく似ており、カシオの最新モデルの共通コンセプトのようです。また、このスタンダート関数電卓のサイズと大きく変わらず、小型化が進んでいることが分かると思います。

9750GIII_Backside 9750GIII_Cover 
fx-9750GIII のケース裏側のデザインは、凝った美しい凹凸模様が入っています (fx-9860GIII と同様)。模様の中心にリスタートボタンがあります。ハードカバーは CASIO の刻印が入っているだけのシンプルなデザインになっています。

なお、ケース裏側をよく見ると MADE IN THAILAND とあるので、カシオもいよいよ脱中国に動いているのかも知れません。

 
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ソフトウェア ダウンロード

 
OSアップデート 
fx-9750GIII 本体で、[MENU] - [System] - [F4] (Version) で確認すると、OSバージョンは 03.21.0200 となっていました。
今のところ、これが最新です。

 
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取扱説明書 
日本語取扱説明書はまだ公開されていません。

英語版は、Casio World Education Website の Download Resources のページからダウンロードできます。
- fx-9750GIII のマニュアル
 
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アドインプログラム
グラフ関数電卓のDownload Resourcesのページで、SOFTWARE LICENSE AGREEMENT に [Accept] クリックすると、OS、マニュアルと各種アドインプログラムをダウンロードできます。アドインの中で、購入した fx-9750GIII にインストールされているのは Geometry のみです。

なお、ここで OS アップデートファイルもダウンロードできますが、購入した製品にインストールされている Ver 3.21 よりも古いものなので、今はダウンロードの意味がありません。
 
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サポートソフトウェア
Screen Receiver - 電卓画面をPCで表示するソフト
Screen Receiver はPC画面に電卓の画面を表示するだけでなく、画面イメージを画像ファイルで保存できます。fx-9750GIIIDownload Resources のページで、Support Software をクリックし、Screen Receiver がダウンロードできます。バージョンは 3.02 で、fx-9860GIIIfx-CG20 /10 用と同じバージョンで、共通して使えます。

  
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データ転送
 
PCとのリンク


標準添付の USBケーブルを使います。
USBケーブルで fx-9750GIII と PC を繋ぐと、fx-9750GIII の液晶での表示が接続モード (Connection Mode) になります。
ここで、[F1] (USB Flash :[F1]) を押すと、ポップアップウィンドウで Preparing USB と表示され、少し待つと接続完了です。

後は、エクスプローラで fx-9750GIII がドライブとして表示されるので、PC上と同じ操作でファイルのやりとりができます。 

Calc_Drive 
fx-9750GIII 内のフォルダ / ファイル はこのように表示されます。上の画像は、Ftune3C.Basic がインストールされた状態のものです。

fx-9750GIII を接続した時のドライブには最初は名前が無いので、FX-9860GIII と名前を付けました。ドライブを右クリックしてプロパティを選び、そこでドライブの名前を入力できます。

E_Drive_9750GIII 

アドインプログラムのインストールは、ドライブのルートにアドインファイルをコピーします。リンクを終了するには、Windows PCの通知領域 (タスクトレイ) で「ハードウェアを安全に取り外してメディアを取り出す」で [DEVICE の取り出し] をクリックします。外付け USBハードディスクや USBメモリの取り出しと同じ操作です。

 
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電卓同士のデータ転送

3Pinコネクタの接続ケーブル (SB-62) を使って2つの電卓を繋ぎ、接続する両方の電卓で CABLE (ケーブルの選定) で [F2] (F2:3Pin cable) を設定後、一方で TRANSMIT (送信)、他方で RECV (受信) に設定すれば、データのやりとりができます。

プログラムを含むデータのやりとりができる他のモデルは、fx-9850Gシリーズ、fx-9860Gシリーズ、fx-9860GIIシリーズ、fx-9860GIIIfx-9750GIII、そして fx-CGシリーズで、Menu に Link 項目があって、3Pin コネクタが付いている機種です。なお、fx-5800P との間でのデータ転送はできません。

詳しくは、Sofware Manual に書かれているので確認できますが、使ってみれば分かると思います。

fx-CGシリーズ から fx-9750GIII へ転送すると、ファイル形式は g3m から g1m へ自動変換され、カラーや細線設定など、fx-9750GII で未対応のコマンドは @ に自動的に置き換えられます。

 
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バックアップ

万一に備えて、電卓内部のデータをバックアップしておくことを勧めます。PCに保存フォルダを作り、PCとのリンク機能を使って電卓内のデータをPCの保存フォルダに丸ごとコピーしておきます。
Backup_Factory_State 
上は、購入時のバックアップです。そして適宜バックアップをすると良いと思います。特にチューンアップツールでオーバークロックを行う場合は、エラー発生時に電卓のリセットが必要になりプログラム、データやプログラムが失われることもあるので、バックアップしてあればこれらを簡単に戻せます。

 
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ハードウェア
 
 
液晶画面の応答性が悪い NEW!
fx-9750GIIIfx-9860GIII のモノクロ液晶の応答性が悪いと感じています。

GIII_GII_G 
左から、fx-9750GIIIfx-9860GIIfx-9860G の液晶画面

fx-9750GIII の液晶画面は、少し見づらい感じがしています。せめてバックライトがあれば視認性が向上する筈ですが、何故かバックライトの採用が見送られていて、非常に残念です。

これらのモデルでは、実験の結果から実際に液晶画面の応答性が悪いことが分かりました。
sentaro様が作成された C.Basic for FX で動作するプログラムを走らせると分かります。
※ プログラムのダウンロード:
  https://egadget2.web.fc2.com/archives/fx-9860GII/C.Basic/LCD_Test.html

  3つのプログラムを同梱しています;
  ・LCDBALL.g1m
  ・LCDGRAY.g1m
  ・LCDSCRL.g1m

LCDBALLの実行結果
  ボールが跳ね回るテストプログラム、64fps固定。


グラフィックス描画の見え方の比較です。右が一番古い fx-9860G、中央が fx-9860GII、左が一番新しい fx-9750GIII です。一番左の fx-9750GIII が最も残像が多くボールの移動が長く尾を曳くように見えます。そして一番右の fx-9860G が最も残像が少ないことが分かります。fx-9860GIIIfx-9750GIII とほぼ同様の結果になります。つまりモデルが新しくなるにつれて、液晶の応答性が悪くなっています。プログラムは 64fps で表示していますが、YouTubeにアップした動画は 30fpsなので実際の見え方を正しく再現してません。それでも残像の違いは顕著に分かります。

LCDSCRLの実行結果
 縦横スクロールで文字の見え方テストプログラム。
 一番速いのから順に128fps、64fps、32fps、16fpsとなってる。  


文字の見え方の比較です。Youtubeにアップした動画は 30fps なので、実際とはかなり違って見え、縦横スクロールでの文字の見え方の違いはとても顕著です。fx-9750GIII は残像が激しく文字が殆ど認識できない一方、fx-9860G は格段に文字を認識できます。

LCDGRAY
  4階調表示をしてみるテストプログラム。128 fps固定です。


YouTubeには 30fps でアップしているので、この画像では動きが殆ど見えません。実際は fx-9860G では動きが見えることから、一番古いモデル fx-9860G の応答性が最も高く、見やすいことが分かります。fx-9750GIII は残像が激しく、実際はちらつくだけに見えます。

撮影に用いたカメラが 30fps までなので、うまく動画をアップできませんでした。これらの古いモデルをお持ちの場合は、是非実際に試して頂きたいと思います。

fx-9750GIIIfx-9860GIII の液晶画面は、過去のモノクロモデルに比べて応答性が悪く、視野角を変えた時のコントラストの変化が大きく少し見づらいのにも関わらず、バックライトが無いという残念な仕様になっています。

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関数電卓としての機能

fx-9750GIII のハードウェアは fx-9860GIII とほぼ同じで、関数電卓としての機能も同じです。
fx-9860GIII の関数電卓としての機能 参照

[2020/05/31 追記]
fx-9750GIII には、これまでのグラフ関数電卓にない新しい機能が追加されています。
乗算記号を省略したときの優先度の扱いは、日本とアメリカや他の国では異なって教えられているようです。日本では省略した場合の優先度が高いのですが、アメリカでは省略しても × と同等の優先度だと教えていたようです。例えば、

6÷2(1+2)

は、日本では 6÷(2×(1+2)) = 1、アメリカでは 6÷2×(1+2) = 9 が正しいとされます。

これについては、面白い記事を紹介します ⇒ 関数電卓マニア - 関数電卓コラム 6÷2(1+2)?
この記事によれば、この優先度については、すでに決着がついているとのことです。しかし慣れ親しんだ優先順位は簡単に変えづらいのでしょう。アメリカ仕様の電卓を使うと、期待した計算結果にならないわけです。ならば切り替えられると良いわけです。

これまでの電卓では、乗算機能省略時の優先度はどちらかで決まっており、選択できませんでした。fx-9750GIII で初めてこの仕様を切り替えられるようになりました。

[SHIFT]-[MENU] (SETUP) で現れる設定画面の一番下の項目で、乗算記号省略時に優先度を上げる(On) か上げない(Off) かを設定できます。
Menu_Imp_Multi 

工場出荷時は、乗算省略時の優先度を高くする設定(On) になっています。
この設定の時、RUN・MAT モード(関数電卓の計算モード) で、6÷(1+2)を入力して [EXE] を押すと、括弧 ( ) が自動的に追加されて、計算結果が 1 となります。
equation Result_1 

Imp Multi を off にし、同じ計算をすると、括弧の自動追加は行われずに、結果が 9 になります。
Menu_Imp_Multi_off Result9 

この設定は、Casio Basic プログラムにも反映されます。この新機能に対応して、省略された乗算記号に優先度を On / Off する新たなコマンドも追加されています。
ImpMultiOn
ImpMultiOff 
但し、現在の設定値を返すコマンドは無いので、例えば以下のようなコードで On か Off かを判定する方法が考えられます。

4÷2(2)-4⇒"ImpMulti On":"ImpMulti Off"

If 4÷2(2)-4
Then "On"
Else "Off"
IfEnd

 
ちなみに、ヨーロッパ専用の fx-9860GIII は、6÷2(1+2) = 1 となります。他の fx-9860Gシリーズ、fx-CGシリーズ、fx-5800P も計算結果は 1 になります。

どちらにも解釈できる式を使わず、括弧 ( ) を使った表記にすれば問題はありません。
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Casio Basic の互換性

fx-9750GIII に搭載されている Casio Basic は、2006年に海外で発売された fx-9860G とそれ以降に発売されたグラフ関数電卓、そして fx-5800P に搭載さているものと同じカテゴリに属します。これらの Casio Basic は、構造化風コーディングができて意外に高機能です。当ブログでは、このカテゴリを新世代 Casio Basic と呼んでいます。

< 新世代Casio Basic搭載機 >
 - 2005年発売 fx-9860G (生産中止)
 - 2006年発売 fx-5800P
 - 2009年発売 fx-9860GII
 - 2010年発売 PRIZM fx-CG10 (北米のみ)、fx-CG20と同じ
 - 2012年発売 fx-CG20
 - 2013年発売 fx-FD10 Pro
 - 2017年発売 fx-CG50
 - 2020年発売 fx-9860GIII
 - 2020年発売 fx-9750GIII

新世代 Casio Basic については、Casio Basic の勧め を参考にしてください。

fx-9750GIII 搭載の Casio Basic は、fx-9860GIII と異なる点が見つからず、さらに fx-9860GII 搭載の Casio Basic とも完全互換と言って良いと思います。

 ⇒ fx-9860GII への移植 - 厄介な旧来の命令
 ⇒ Casio Basic 機種間の互換性

当ブログで公開している Casio Basic入門逆引きCasio BasicCasio Basicコマンドリファレンスプログラムライブラリ は、fx-5800Pfx-9860GII の違いを理解しておけば、そのまま fx-9750GIII に適用できます。
 
 
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カタログ機能

[SHIFT] [4] (GATALOG) を押すと、カタログ画面が現れます。

fx-9750GIII OS3.21fx-9860GIII OS3.21 では違いが認められません。
fx-9860GIII のカタログ機能 参照


プログラムリスト

ProgMenu 

fx-9750GIII のプログラムリストは、fx-9860GIII と変わっていません。fx-CGシリーズのように、アルファベットキーを押した時にそのアルファベットで始まるプログラム名にジャンプする機能は無く、fx-9860GII から進化していません。


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Casio Basic の処理速度

fx-9860G シリーズ用に作成したプログラムが そのまま fx-9750GIII で動作します。そこで、いくつかのプログラムの処理速度を fx-5800P、fx-9860GII、fx-CG50 と比較してみます。fx-9750GIII は g1m ファイルが動作します。

fx-9750GIII のCasio Basic 処理速度は fx-9860GIII とよりも速いという意外な結果が得られました。


 計算主体のプログラム

PRIME - 素因数分解

ダウンロード
- fx-5800P用 pdf ファイル
- fx-9860GIII / fx-9860GII 用 g1m ファイル
- fx-CG50 / fx-CG20用 g3m ファイル

※ 使い方やプログラムソースについては、fx-9860GII への移植 - 素因数分解 参照

プログラムを起動すると...

Prime_1  
数値を入力して [EXE] で素因数分解を始め、[EXE] を押しながら結果を1行ずつ表示させる。
このプログラムの実行中は、ビジーマーカー以外に表示の更新が無いので、計算速度の比較に向いています。今回は、以下の10桁の数の素因数分解の計算時間を比較します。

計算する数値: 7,849,516,203 = 32 x 9811 x 88897

fx-CG50 の画面は以下のようになります。

   Prime_2 Prime_3 

機種別処理時間の比較
fx-CG50fx-9750GIIIfx-9860GIIIfx-9860GIIfx-5800P
118 MHz59 MHz59 MHz29 MHz---
46秒61秒69秒89秒444秒
11.351.501.939.65
0.7411.111.447.16
0.670.9011.297.05
0.520.700.7818.73

fx-9950GIII の計算処理は、fx-9860GIII より 10% 程度速くなっています。
fx-9750GIII と fx-9860GIII で使っていた乾電池を交換しても、fx-9750GIII が速く、同じ結果になったので、速度の違いは電源電圧の盛況ではないことは確認しています。また、メインメモリの空き領域は双方とも 20,000バイト程度なので、メモリの影響も考得られません。上記の積分計算速度は差が無かったので、関数の処理速度に大きな差はありません。

OSバージョンは双方とも 3.21 と同じなので、fx-97500GIII が速い理由がよく分からないのが正直なところです。

  
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動きのあるテキスト出力プログラム

PYTHA - ピタゴラス数探索

ダウンロード

- fx-5800P用 pdf ファイル
- fx-9860GII用 g1m ファイル
- fx-CG50 / fx-CG20用 g3m ファイル

※ 使い方やプログラムソースについては、fx-9860GII への移植 - ピタゴラス数 を参照。

このプログラムを起動すると1つめのピタゴラス数を表示して一旦停止します 。
 [EXE] キーを長押しすると、連続的に次々とピタゴラス数が表示し続けます。
そして、500個のピタゴラス数を探索して表示するまでの時間を計って比較します。
    Pytha_1

このピタゴラス数探索プログラムは、テキスト表示が常に更新し続けます。
500個のピタゴラス数が見つかるまでの時間を、機種別に比較してみました。

機種別処理時間の比較
fx-CG50
fx-9750GIII
fx-9860GIII
fx-9860GII
fx-5800P
87秒
56.0秒57.2秒93秒
441秒
10.640.661.075.07
1.5511.021.667.88
1.520.9811.637.71
0.940.600.6214.74

fx-9750GIII は、fx-9860GIII より2%ほど速いことが分かりました。両方のモデルを並べて同時にプログラムを実行させると、何度やっても fx-9750GIII が速い結果になりますので、僅かではありますが処理速度の差はあります。
fx-9750GIII が速い原因がよく分かりません。
 
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動きのあるグラフィック出力プログラム

MONTECAR - モンテカルロ法による円周率計算

ダウンロード
- fx-9860GII用 g1m ファイル
- fx-CG50 / fx-CG20用 g3m ファイル

※ 使い方やプログラムソースについては、fx-9860GII グラフィックス - モンテカルロ法 を参照。この記事では、実際の画面の変化を動画で見られます。

 GIII_Monteca_1 GIII_Monteca_2

[EXE]
キーを押すと、ランダムに点を打ち始め、それが円内にある割合から円周率を求める、モンテカルロシミュレーションプログラムです。このプログラムは、グラフィックスの Textコマンドと Plotコマンドによる表示更新を頻繁に行うものです。そこで、Text と Plot を500回繰り返す時間を、機種別に調べて比較してみました。
機種別処理時間の比較 
fx-CG50
fx-9750GIII
fx-9860GIII
fx-9860GII
174秒87.3秒
87.5秒
135秒
10.500.500.78
1.9911.001.55
2.001.0011.54
1.20.650.651

fx-9750GIII は、fx-9860GIII より若干速いですが、ほぼ同じ結果になりました。双方を並べて同時にプログラムを実行すると、何度やっても fx-9750GIII が必ず速いことが分かりました。
fx-9750GIII が僅かでも速い理由がよく分かっていません。

 
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さらなる高速化

fx-9750GIII は、Casio Basicによる内部演算速度が速く、テキストならびにグラフィックス出力処理速度も少し速いことが分かりました。

プログラムをより高速化するには、現在のところ2つの方法があります。1つはチューンアップ (オーバークロック)ツール による高速化、もう一つはアドイン版 Casio Basic - C.Basic の利用です。

チューンアップ
これまで、fx-9860Gfx-9860GIIfx-9860GIII そして fx-CG10 PRIZM / fx-CG20 そして fx-CG50 に対応したオーバークロックツールが、sentaro様により提供されています。いずれも比較的安全性が確保されており、私も愛用しています。但しオーバークロックは、最悪ROM に記録されている内容が損傷をうけて電卓が起動できなくなってもメーカー保証を受けられないので、自己責任で利用しましょう。

fx-9750GIIIfx-9860GIII には、Ftune3 が提供されています。
 Casio グラフ関数電卓を限界までチューンアップ

当ブログでは、作者の sentaro様から直接サポートを受けられるように、以下の以下のエントリーを用意していて、そこでは Ftune3 のダウンロードと質問ができます。
グラフ関数電卓のオーバークロック - Ftune / Ptune -

安全に使う第一歩は、デフォルトの[F5]での設定を使うことです。

なお、チューンアップは、CPUコアクロックだけでなく、メモリバスクロック、I/Oバスクロック、ウェイトなどを機種に応じて調整します。
 
アドイン版 Casio Basic (C.Basic)
C.Basic は、fx-9750GIII や fx-9860GIII に加えて fx-9860Gシリーズ、そして fx-CGシリーズに対応しています。開発者はチューンアップツールと同じ sentaro様です。

C.Basic は、純正Casio Basic のソースをほぼそのまま実行可能で、特にグラフィック描画の高速化は目を見張るものがあります。
どのくらい速いかは、ここ にある動画を見れば一目瞭然です。開発開始以来、現在でも国内外のユーザーの要望に応えつつ、デバッグや機能追加によるバージョンアップが継続しています。

fx-9860G シリーズ用の C.Basic for FXfx-CGシリーズ用の C.Basic for CG が公開されており、fx-9750GIII には C.Basic for FX が対応しています。

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keywords: CasioBasicプログラム電卓、fx-CG50

テーマ : プログラム関数電卓
ジャンル : コンピュータ

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Re^12: fx-9860GIIIとfx-9750GIIIの違い

管理人様、sentaro様、こんにちは!

速度差、設定項目が原因ではないんですね。(^^;


>> ImpMultiON / ImpMultiOff コマンドが追加されてることに気がつきました。

> うわ、コマンドが追加されていたとは!

> 内部コードを調べると、
> 0xF9BE:ImpMultiON
> 0xF9BF:ImpMultiOff
> ということで、CGシリーズの、
> 0xF9BE:Back-Color
> 0xF9BE:Transp-Color
> と見事にかぶりました。(^^;

> これらはFX版では使用することの無いコマンドなので、FX版限定なら無問題ですが、
> CGシリーズとの互換性が悩ましいことになってしまいました。(^^;

中間コードで置き換えるという手もありますが、使用頻度の多いコマンドなので困りましたね。(^^;

純正でコマンドの追加があると被るケースはあるでしょうから、
こういう場合にどうするか決めておくのもありかもしれません。

[修正] Re^11: fx-9860GIIIとfx-9750GIIIの違い

sentaro様、Colon様、皆様、

管理人のやすです。


> >乗算記号省略時の住専度切り替え機能について、先ほど記事にアップしました。
>
> 拝見いたしました!
> 一目瞭然にすごく分かりやすいですね。(^^)

ありがとうございます。
もう少し分かりやすく修正し、新たに「解釈が分かれない式を使いましょう」という内容を追記しました(^_^;


> >ImpMultiON / ImpMultiOff コマンドが追加されてることに気がつきました。
> 内部コードを調べると、
> 0xF9BE:ImpMultiON
> 0xF9BF:ImpMultiOff
> ということで、CGシリーズの、
> 0xF9BE:Back-Color
> 0xF9BE:Transp-Color
> と見事にかぶりました。(^^;

わっ、やられましたね...


> これらはFX版では使用することの無いコマンドなので、FX版限定なら無問題ですが、
> CGシリーズとの互換性が悩ましいことになってしまいました。(^^;

> 互換性の面からC.Basicでもこの優先順位切り替えは実装しないといけないのですが、
> (優先順位処理をスキップするかしないかなのでこれは簡単に実装出来そうです。)
> 内部コードの問題をどうしようかというところです。

C.Basic for FX ではサポートするとして、
C.Basic for CG では、「純正Casio Basic の ImpMultiOn/Off には対応していません」、そして「C.Basic 独自の cImpMultiOn/Off を用意しています」といのは如何でしょうか?

頭に C.Basic の c を付記したコマンドです。

マニュアルでは、敢えて ImpMultiOn/Off の項目ももうけて、C.Basic for CG では 別コードの cImpMultiOn/Off を実装していること、その理由を説明するのです。

さらに、親切にするなら、6÷2(1+2) を例にして、除算記号省略時の除算の優先度が変われば結果が異なることの説明を追加するというのは、如何でしょうか?

おまけに、C.Basic では ( ) を使って2項演算にすると速度が上がる Tips も追加しておくと良いかも知れません。

如何でしょうか?

以上は、FX用の純正Casio Basicで作った ImpMultiOn/Off を含んだプログラムを for CG に移植した時の対策を想定した時の対策です。他の考えなければならないケースはありますでしょうか?


> >ただし例によって、現在の設定を返すコマンドが無いので、判定ルーチンの例も提示しました。もっと賢い方法があるかも、ですがとりあえず思いついたコンセプトを紹介しました。
> >4÷2(2)-4⇒"ImpMulti On":"ImpMulti Off"
>
> この判定は秀逸だと思います。(^^)

どうもありがとうございます。

自分で作った過去のプログラムをざっと調べて見ると、この優先度が問題になる式を意外にも使っていないことが分かりました。
最近 Colon様がコーディングされた SIR2 や SIR3 では、問題になる可能性のある式がありますが、乗算機能が省略されず正しく括弧が使われている極めてお行儀の良いコードになっていました。

私なら、乗算記号を省略するでしょうから、設定によって結果が変わるコードにしていたのは間違いありません。

なので、記事には、冒頭に申し上げたように、「どちらにも解釈できる式を使わず、括弧 ( ) を使った表記にすれば問題はありません。」と追記した次第です。



> >ところで、今日は朝から SpaceX と NASA のコラボで、9年ぶりにアメリカの機材でアメリカ国内から宇宙飛行士を宇宙(国際スペースステーション)に向けて打ち上げが成功したと、アメリカでは大騒ぎになっていて、NASAの動画を YouTube で見ています。YouTbeの視聴者が140万人ちかくになってます。
> >
> >次は、ISS とのドッキングで、この動画も楽しみです!
>
> 民間ロケットはすごいことですね。私も興味津々です。(^^)

これまで見たことのある宇宙船のコックピットは、スイッチや計器類が沢山ならんでいるものですが、今回のクルードラゴンは、タッチパネルが3枚あるだけのスッキリとしたものです。これに新時代を感じました。まるで StarTrek のコックピットみたいdすね!

Re^10: fx-9860GIIIとfx-9750GIIIの違い

管理人様、Colon様、皆様、こんにちは!

何か急に忙しくなって色々と遅れております。m(_ _)m

管理人様、
>乗算記号省略時の住専度切り替え機能について、先ほど記事にアップしました。

拝見いたしました!
一目瞭然にすごく分かりやすいですね。(^^)


>ImpMultiON / ImpMultiOff コマンドが追加されてることに気がつきました。

うわ、コマンドが追加されていたとは!

内部コードを調べると、
0xF9BE:ImpMultiON
0xF9BF:ImpMultiOff
ということで、CGシリーズの、
0xF9BE:Back-Color
0xF9BE:Transp-Color
と見事にかぶりました。(^^;

これらはFX版では使用することの無いコマンドなので、FX版限定なら無問題ですが、
CGシリーズとの互換性が悩ましいことになってしまいました。(^^;



>ただし例によって、現在の設定を返すコマンドが無いので、判定ルーチンの例も提示しました。もっと賢い方法があるかも、ですがとりあえず思いついたコンセプトを紹介しました。
>4÷2(2)-4⇒"ImpMulti On":"ImpMulti Off"

この判定は秀逸だと思います。(^^)

互換性の面からC.Basicでもこの優先順位切り替えは実装しないといけないのですが、
(優先順位処理をスキップするかしないかなのでこれは簡単に実装出来そうです。)
内部コードの問題をどうしようかというところです。



>ところで、今日は朝から SpaceX と NASA のコラボで、9年ぶりにアメリカの機材でアメリカ国内から宇宙飛行士を宇宙(国際スペースステーション)に向けて打ち上げが成功したと、アメリカでは大騒ぎになっていて、NASAの動画を YouTube で見ています。YouTbeの視聴者が140万人ちかくになってます。

>次は、ISS とのドッキングで、この動画も楽しみです!

民間ロケットはすごいことですね。私も興味津々です。(^^)


Re^9: fx-9860GIIIとfx-9750GIIIの違い

sentaro様、Colon様、皆様、

管理人のやすです。

> 二項演算は括弧を明示的に使わないといけないので、
> この乗算優先順位仕様の追加で計算結果が違ってくる影響は受けないと思うのですが、
> 省略による優先順位の仕様については記述しておく必要があるかもしれません。

はい、アメリカ人にとっては、重要かも知れません。


> ストップウォッチの結果は管理人様と全く同じです。(^^)

同じというのは、チョット安心します。


> で、Graph35+EIIのOSのバージョンが3.21ではなく3.30なので、
> 別のバージョンで試してみると、ストップウォッチ読みで
> 11.2s (3.10)
> 10.9s (3.30)
> となりました。
> OSのバージョンによって微妙に違うみたいです。(^^;

これは...
OSアップデートで速くなることもあるのですね!


> >すると、9860GIII よりも Graph35+EII が10%速いという可能性が示唆される結果ですね。
>
> これはプログラムによりけりかもしれません。
> いろいろ試す必要がありそうです。

細かいようでも、結構気になるところです。


> 機能的には全く同じといっていい仕様ですし、
> 目に見える違いはそれくらいしか見つけられないですね。
> 各国対応で微妙に仕様を変えるのが今時の戦略でしょうけど、
> 日本版がどういう仕様になるか興味津々ですが、そもそも発売されるかどうかが怪しいですね。(^^;

乗算記号省略時の住専度切り替え機能について、先ほど記事にアップしました。

ImpMultiON / ImpMultiOff コマンドが追加されてることに気がつきました。
ただし例によって、現在の設定を返すコマンドが無いので、判定ルーチンの例も提示しました。もっと賢い方法があるかも、ですがとりあえず思いついたコンセプトを紹介しました。


ところで、今日は朝から SpaceX と NASA のコラボで、9年ぶりにアメリカの機材でアメリカ国内から宇宙飛行士を宇宙(国際スペースステーション)に向けて打ち上げが成功したと、アメリカでは大騒ぎになっていて、NASAの動画を YouTube で見ています。YouTbeの視聴者が140万人ちかくになってます。

次は、ISS とのドッキングで、この動画も楽しみです!

Re^8: fx-9860GIIIとfx-9750GIIIの違い

管理人様、Colon様、皆様、こんにちは!

管理人様、

>一方、C.Basic の場合は乗算記号を意図的に用いて二項演算にすれば、速度工場の可能性があるので、乗算記号の意図的使用に関しては、マニュアルに記載すると良いかも知れませんね。

二項演算は括弧を明示的に使わないといけないので、
この乗算優先順位仕様の追加で計算結果が違ってくる影響は受けないと思うのですが、
省略による優先順位の仕様については記述しておく必要があるかもしれません。


>私のところでは、9860GIII が若干速い結果、1.6%程度の違いになりました。

>fx-9860GIII  12.1秒
>fx-9750GIII  12.3秒

>まぁほぼ同じというべきです。
>9750GIIIについては、sentaro様と私の個体がほぼ同じ速度のように見えます。

ほぼ同じですね。私の結果は-0.2秒引いてたということで、
ストップウォッチの結果は管理人様と全く同じです。(^^)

で、Graph35+EIIのOSのバージョンが3.21ではなく3.30なので、
別のバージョンで試してみると、ストップウォッチ読みで
11.2s (3.10)
10.9s (3.30)
となりました。
OSのバージョンによって微妙に違うみたいです。(^^;


>すると、9860GIII よりも Graph35+EII が10%速いという可能性が示唆される結果ですね。

これはプログラムによりけりかもしれません。
いろいろ試す必要がありそうです。


>この2機種の違いは、何があるでしょうか?
>試験モード絡みの違いくらいでしょうか?

機能的には全く同じといっていい仕様ですし、
目に見える違いはそれくらいしか見つけられないですね。
各国対応で微妙に仕様を変えるのが今時の戦略でしょうけど、
日本版がどういう仕様になるか興味津々ですが、そもそも発売されるかどうかが怪しいですね。(^^;

Re^7: fx-9860GIIIとfx-9750GIIIの違い

sentaro様、Colon様、皆様、

管理人のやすです。


> ということは、fx-9750GIIIだけの特別な機能になってるわけですね。
> プログラムで同じ数式を実行すると自動付加は無いですが、設定によって見事に結果が1と9に分かれますね。
> これは、従来からの互換性という意味では注意しないといけない場面が出てきそうです。(^^;

ここは、要注意ですね!

一方、C.Basic の場合は乗算記号を意図的に用いて二項演算にすれば、速度工場の可能性があるので、乗算記号の意図的使用に関しては、マニュアルに記載すると良いかも知れませんね。


> これは推測ですが、
> 9860GIIIと9750GIIIでは内部の処理が確実に違っていることから、
> SH4AではCPUの動作がより複雑になっているので同一のプログラムでないと同じ速度にならない可能性が大です。

C.Basic開発を通じた知見なので、説得力があります。


> この単純なループでテストするとGraph35+EIIの方が1割位速いです。
> 9860GIIIと9750GIIIではどうでしょうか?
> ---------------------
> For 1->I to 10000
> Next
> ---------------------
> Graph35+EII  10.7秒
> fx-9750GIII  12.1秒

私のところでは、9860GIII が若干速い結果、1.6%程度の違いになりました。

fx-9860GIII  12.1秒
fx-9750GIII  12.3秒

まぁほぼ同じというべきです。

9750GIIIについては、sentaro様と私の個体がほぼ同じ速度のように見えます。
すると、9860GIII よりも Graph35+EII が10%速いという可能性が示唆される結果ですね。

この2機種の違いは、何があるでしょうか?
試験モード絡みの違いくらいでしょうか?

Re^6: fx-9860GIIIとfx-9750GIIIの違い

管理人様、Colon様、皆様、こんにちは!

管理人様、
>fx-9860GIII のSETUPには、Imp Multi の項目がありませんでした。

ということは、fx-9750GIIIだけの特別な機能になってるわけですね。


>既にsentaro様はお試しになっているかも知れませんが、Imp Multi を off にして PRIMの処理時間を計ってみましたが、処理速度に差は見られませんでした。記事を書いた時には、62秒でしたが、今日測定すると、9860GIII と 9750GIII ともに 61秒でした。

1秒未満の微妙な誤差だったのかもしれないですね。


>RUN・MAT モードで 6÷2(1+2) を入力すると、
>9860GIIIのデフォルト と 9750GIII の Imp Multi = on の時は、ともに ( ) が自動的に付加されて、

>6÷(2(1+2)) となりますね。

プログラムで同じ数式を実行すると自動付加は無いですが、設定によって見事に結果が1と9に分かれますね。
これは、従来からの互換性という意味では注意しないといけない場面が出てきそうです。(^^;



>記事にある MONTECAR (モンテカルロ法)を 9750GIII で Imp Multi を off にして実行してみました。MONTECAR には、乗算省略が3箇所あります。500回のループで 1500回乗算省略が実行されるわけですが、これが on と off で比較しましたが、速度の有意差は得られませんでした。


>ということから、PRIME の実行で、9750GIII が10%も速くなるのは、Imp Multi の設定以外に原因がありそうです。

>そこで、SETUP の全ての項目を 9860GIII と 9750GIII で比較しましたが、記事の PRIM 測定を行った時の Imp Multi以外の全ての項目は、全く同じでした。この状態で念のため再測定しましたが、9750GIII がやはり10%程度速くなります。

>依然として謎です。

これは推測ですが、
9860GIIIと9750GIIIでは内部の処理が確実に違っていることから、
C.Basicのバージョンによって10~30%の速度差があることと同様の結果が生じている可能性がありますね。
SH3ではそのようなことはほぼ無かったのですが、
SH4AではCPUの動作がより複雑になっているので同一のプログラムでないと同じ速度にならない可能性が大です。


この単純なループでテストするとGraph35+EIIの方が1割位速いです。
9860GIIIと9750GIIIではどうでしょうか?
---------------------
For 1->I to 10000
Next
---------------------
Graph35+EII  10.7秒
fx-9750GIII  12.1秒

いろいろなプログラムで試してみる必要がありそうですね。(^^;

Re^5: fx-9860GIIIとfx-9750GIIIの違い

sentaro様、Colon様、皆様、

管理人のやすです。


大変お待たせしました。

fx-9860GIII のSETUPには、Imp Multi の項目がありませんでした。

そして、記事の PRIMEの処理速度計測を行った時は、9750GII のSETUPデフォルトの状態になっており、Imp Multi は on になっておりました。

既にsentaro様はお試しになっているかも知れませんが、Imp Multi を off にして PRIMの処理時間を計ってみましたが、処理速度に差は見られませんでした。記事を書いた時には、62秒でしたが、今日測定すると、9860GIII と 9750GIII ともに 61秒でした。

記事を 62秒から 61秒に訂正しておきます。

ところで、PRIMEPRIMEのソースを改めて調べますと、除算を省略した記述はありませんので、Imp Multi の on/off の影響が無いのも納得できます。

RUN・MAT モードで 6÷2(1+2) を入力すると、
9860GIIIのデフォルト と 9750GIII の Imp Multi = on の時は、ともに ( ) が自動的に付加されて、

6÷(2(1+2)) となりますね。


記事にある MONTECAR (モンテカルロ法)を 9750GIII で Imp Multi を off にして実行してみました。MONTECAR には、乗算省略が3箇所あります。500回のループで 1500回乗算省略が実行されるわけですが、これが on と off で比較しましたが、速度の有意差は得られませんでした。


ということから、PRIME の実行で、9750GIII が10%も速くなるのは、Imp Multi の設定以外に原因がありそうです。

そこで、SETUP の全ての項目を 9860GIII と 9750GIII で比較しましたが、記事の PRIM 測定を行った時の Imp Multi以外の全ての項目は、全く同じでした。この状態で念のため再測定しましたが、9750GIII がやはり10%程度速くなります。

依然として謎です。


Re^4: fx-9860GIIIとfx-9750GIIIの違い

管理人様、Colon様、皆様、こんにちは!

Colon様、
>"Input/Output" の "M/M" は 9750GIII のみと明記されており、この機能は試験モードに関わっているようです。

>また、試験モードの説明ページに 9750GIII のみに当てはまる説明というのがあったので、
>欧州と北米との試験に関する違いが 2 つのモデルの違いにも反映されていそうですね。

実機でいじくってみると、これは自然入力において三角関数などの結果を常に少数出力するモードではないかと思われます。
分数のみの計算では分数出力なので、そこのあたりが試験用ということなのでしょう。(^^)


>"Imp Multi" は入力された式の計算順序を変更する項目のようですが、
>9860GIII に「ある」と読み取れる箇所と「ない」と読み取れる箇所があるので、これは説明書のミスだと思います。

>実機ではどうなっているでしょうか?

管理人様がずばり回答されているとおり、乗算記号の省略での優先順位の切り替えでした。(^^)
乗算の優先順位が変わらない北米仕様ならではという感じがしますね。


>CG シリーズでは、この式を入力すると自動で括弧が補われるようですね。
>例: 6÷2(1+2) → 6÷(2(1+2))

9750GIIIでも優先順位付きの場合は括弧が補われるようになった模様です。


>もしも "Imp Multi" の設定が 9750GIII にあって 9860GIII に無いということであれば、機種間で構文解析が異なるということなので、積分計算は速度差なし・プログラムで速度差あり、という現象の説明になるかもしれません。

これは管理人様待ちですね。(^^)


>私が CG20 を普段使いしていて気になる点は次のような感じです。

>・ 液晶とアクリル板 (?) の間にゴミが入りやすい (持ち運び時とか)
>・ カーソルキーの入力時に、思った方向への入力にならないことがある (キーが 1 つにまとまっているので)
>・ キーの横並びに角度がついているので、慣れないとブラインドタッチが難しい (慣れれば平気)
>・ 冬に持ち運んでいると、建物や車の中に入ってすぐはアクリル板の内側が曇って画面が見えない (寒い地域なので)

これらの欠点がCG50でどうかと言われれば、液晶を覆うアクリル板が無くなったのでそこは確実に改善されたとしかいえません。(^^;




管理人様、
>2つのモデルで、SETUPに違いがあるとは気づいていませんでした。

私も全然気づくこともなく、ベンチマークで10%違うという比較記事を見て、
内部に何か違いがあるのでは?と思ってみたら見つかった次第です。(^^;


>9860GIII の実機を見てみないと分からないのですが、この設定が違っていることで計算速度に差が出るというのなら、とっても納得するところです。

以前より、9750GIIの方が9860GIIよりもプログラムの実行速度は若干速かったかと思うのですが、
これは9750GIIには自然入力がなく機能がシンプルな分、高速なんだろうと理解していました。
今回、もしこの機能が9750GIIIだけにあるとしたら、それは速度差の大きな要因としてあり得ると思われます。
優先順位処理は結構手間がかかるので、それがあるとないとでは計算時間が変わる可能性がありますね。

ということで、
管理人様の9860GIII再チェックを待ちたいと思います。(^^)

Re^3: fx-9860GIIIとfx-9750GIIIの違い

管理人様、

> OSアップデートにより、内部処理が増えて遅くなるのは仕方ないとして、ライバルとのバランスから積極的に速度を抑えていると考えられるケースもあるように聞いています。

なるほど、そんな事情が……。(^^;


> それ以上に、最近のカシオは、新モデルを発売すると、必ず何か1つ残念な設計があるのが悪い癖になっているようです。

> ・9860GII では、カーソルキーが筐体に接触してギシギシと異音が出るし、
> ・ハードウェア上で特に問題のないCG20はとにかく遅いし、
> ・CG50ではキーの端を押すと接点が入らず入力できない設計だし、
> ・CG500 / CP400 は、言語が構造化Basicになったものの、恐ろしく遅いし言語仕様の筋が悪くて使いづらい、
> ・9860GIII / 9750GIII は、液晶の視認性が悪いし、
> .....

私が CG20 を普段使いしていて気になる点は次のような感じです。

・ 液晶とアクリル板 (?) の間にゴミが入りやすい (持ち運び時とか)
・ カーソルキーの入力時に、思った方向への入力にならないことがある (キーが 1 つにまとまっているので)
・ キーの横並びに角度がついているので、慣れないとブラインドタッチが難しい (慣れれば平気)
・ 冬に持ち運んでいると、建物や車の中に入ってすぐはアクリル板の内側が曇って画面が見えない (寒い地域なので)

> 6÷2(1+2)が 1か9かは、有名な問題ですよね。
> 私としては、これを選択できるようにしたのは大正解で、電卓メーカーとして何故もっと早くこれを実装しなかったのか?とすら思います。

CG シリーズでは、この式を入力すると自動で括弧が補われるようですね。
例: 6÷2(1+2) → 6÷(2(1+2))

地域などにより見解が変わるものには四分位数の計算方法もありますが、これは既に設定項目にありますね。

設定で切り替えられればどの地域で販売しても通用すると思います。

> 9860GIII の実機を見てみないと分からないのですが、この設定が違っていることで計算速度に差が出るというのなら、とっても納得するところです。

> 明後日まで待って下さい。

はい、よろしくお願いします。(^^)

Re^2: fx-9860GIIIとfx-9750GIIIの違い

Colon様、sentaro様、

管理人のやすです。


sentaro様、

2つのモデルで、SETUPに違いがあるとは気づいていませんでした。

緊急事態宣言が、今日解除される見通しで、お客様の素早い要望により明日早朝からの仕事が入り、今夜はホテル泊まりです。
今は、fx-9750GIII を普段使いにして、まだ気づいていない機能や癖を見つけるフェーズです。

で、さすがに fx-9860GIII まで持ち歩いていないので、実機での確認は明後日になります。

今のところ、労働基準に適合している事務所では、できの悪い液晶でも問題無く使えています。喫茶店や倉庫、工場などでは、見づらいこともありますが、それも若い人には無縁な問題かも知れません。

なので、とりあえずは fx-9750GIII は普段使いで問題はありません。1つ前の 9860GII よりも確実に小さく・薄くなっているのは、持ち歩きにはポイント高いですね。


Colon様、

> 液晶の視認性・応答性の悪化ですが、
> 9860G シリーズの新しくなるほど遅くなる現象を彷彿とさせますね。(^^;

OSアップデートにより、内部処理が増えて遅くなるのは仕方ないとして、ライバルとのバランスから積極的に速度を抑えていると考えられるケースもあるように聞いています。

それ以上に、最近のカシオは、新モデルを発売すると、必ず何か1つ残念な設計があるのが悪い癖になっているようです。

・9860GII では、カーソルキーが筐体に接触してギシギシと異音が出るし、
・ハードウェア上で特に問題のないCG20はとにかく遅いし、
・CG50ではキーの端を押すと接点が入らず入力できない設計だし、
・CG500 / CP400 は、言語が構造化Basicになったものの、恐ろしく遅いし言語仕様の筋が悪くて使いづらい、
・9860GIII / 9750GIII は、液晶の視認性が悪いし、
.....




> "Input/Output" の "M/M" は 9750GIII のみと明記されており、この機能は試験モードに関わっているようです。
>
> また、試験モードの説明ページに 9750GIII のみに当てはまる説明というのがあったので、
> 欧州と北米との試験に関する違いが 2 つのモデルの違いにも反映されていそうですね。

はい、このあたりがおフランス発の 9860GIII と北米仕様の 9750GIII との違いの原因になる可能性が気になります。



> "Imp Multi" は入力された式の計算順序を変更する項目のようですが、
> 9860GIII に「ある」と読み取れる箇所と「ない」と読み取れる箇所があるので、これは説明書のミスだと思います。
>
> 実機ではどうなっているでしょうか?

マニュアルの2-4ページに実例が載っています。

6÷2(1+2)が 1か9かは、有名な問題ですよね。
明示的に乗算記号を使うか省略するかで演算順序が変わる場合と変わらない場合です。
我々日本人は省略しても乗算の優先度は変わらないと教えられますが、米国では優先順位が変わるように教えるようです。
また数学者によっても解釈が分かれる問題のようです。
http://teamcoil.sp.u-tokai.ac.jp/calculators/column/111005/index.html

私としては、これを選択できるようにしたのは大正解で、電卓メーカーとして何故もっと早くこれを実装しなかったのか?とすら思います。


> もしも "Imp Multi" の設定が 9750GIII にあって 9860GIII に無いということであれば、機種間で構文解析が異なるということなので、積分計算は速度差なし・プログラムで速度差あり、という現象の説明になるかもしれません。

9860GIII の実機を見てみないと分からないのですが、この設定が違っていることで計算速度に差が出るというのなら、とっても納得するところです。


明後日まで待って下さい。


Re: fx-9860GIIIとfx-9750GIIIの違い

管理人様、sentaro様、こんにちは!

液晶の視認性・応答性の悪化ですが、
9860G シリーズの新しくなるほど遅くなる現象を彷彿とさせますね。(^^;

> 一番上のInput/Outputで
> Graph35+EII(OS3.30)ではMathとLineだけに対して、
> 9750GIII(OS3.21)では[F3](M/N)が増えています。

> さらに、一番下の項目で
> 9750GIII(OS3.21)ではImp Multiが増えています。

英語版のマニュアルをダウンロードしてみました。

"Input/Output" の "M/M" は 9750GIII のみと明記されており、この機能は試験モードに関わっているようです。

また、試験モードの説明ページに 9750GIII のみに当てはまる説明というのがあったので、
欧州と北米との試験に関する違いが 2 つのモデルの違いにも反映されていそうですね。


"Imp Multi" は入力された式の計算順序を変更する項目のようですが、
9860GIII に「ある」と読み取れる箇所と「ない」と読み取れる箇所があるので、これは説明書のミスだと思います。

実機ではどうなっているでしょうか?


もしも "Imp Multi" の設定が 9750GIII にあって 9860GIII に無いということであれば、機種間で構文解析が異なるということなので、積分計算は速度差なし・プログラムで速度差あり、という現象の説明になるかもしれません。

fx-9860GIIIとfx-9750GIIIの違い

管理人様、皆様、こんにちは!

おそらく、いや間違いなく世界初のfx-9860GIIIとfx-9750GIIIの比較記事をありがとうございます!
私的には知りたいところが網羅されているのでとても役に立つ記事ですね。(^^)

そして、LCDの比較動画もありがとうございます!
動画で見ると一目瞭然ですが、残像の具合はBALLとスクロールが分かりやすいでしょうか。
グレーは表示タイミングに若干のプログラムのタイミング修正の余地ありですね。(^^;

液晶の品質は、一番コストダウンしてはダメな箇所だけに残念というところです。
せめてバックライトがあれば、というところですが、CGシリーズがある今はあえて差をつける戦略なのでしょう。(^^;


それから、処理速度の件ですが、
同じバージョンで速度差が10%も生じる原因としては、
これはもう内部のソフト的に若干ではない違いがあると言わざるを得ません。(^^;

手元のGraph35+EIIと9750GIIIと比較すると、純正機能のRun-Matrixで
セット・アップ項目に少し違いを発見しました。

一番上のInput/Outputで
Graph35+EII(OS3.30)ではMathとLineだけに対して、
9750GIII(OS3.21)では[F3](M/N)が増えています。

さらに、一番下の項目で
9750GIII(OS3.21)ではImp Multiが増えています。

このあたりは9860GIIIではどうなっているでしょうか?
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やす (Krtyski)

Author:やす (Krtyski)
since Oct 30, 2013


プログラム電卓は、プログラムを作って、使ってナンボ!

実際に触って気づいたこと、自作プログラム、電卓プログラミングについて書いています。

なお管理人はカシオ計算機の関係者ではなく、Casio Basicが面白いと感じる1ユーザーです。


写真: 「4駆で泥んこ遊び@オックスフォード郊外」

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