Casio Python - get_pixel()

Casioグラフ関数電卓の Python を使ってみる
- リファレンス
<目次>
get_pixel()Python公式サイト:
初版:2020/10/28
追記・修正:2020/10/30
追記・修正:2020/10/30
[対応モデル] - fx-CG50 OS3.40 以降、fx-9750GIII / fx-9860GIII OS3.40 以降
引数で指定した座標の位置のピクセルの点を取得します。
書式:
get_pixel(x, y)
・(第1引数) x: 0 から始まる整数。液晶の横方向の座標、左端が 0。指定しないとエラー。
・(第2引数) y: 0 から始まる整数。液晶の縦方向の座標、上端が 0。指定しないとエラー。
・戻り値: タプル型 (R, G, B) のRGBカラー値を返します。
なお、RGB値 (0, 0, 0,) は黒、(255, 255, 255) が白です。
指定した座標値が液晶画面の範囲外の時は、 エラーにならずに None を返します。
・(第1引数) x: 0 から始まる整数。液晶の横方向の座標、左端が 0。指定しないとエラー。
・(第2引数) y: 0 から始まる整数。液晶の縦方向の座標、上端が 0。指定しないとエラー。
・戻り値: タプル型 (R, G, B) のRGBカラー値を返します。
なお、RGB値 (0, 0, 0,) は黒、(255, 255, 255) が白です。
指定した座標値が液晶画面の範囲外の時は、 エラーにならずに None を返します。
▶ この関数は、カシオ独自のモジュール casioplot に含まれる関数です。
このモジュールに含まれる関数を使うにはスクリプト冒頭に
from casioplot import *
と記述します。
このモジュールに含まれる関数を使うにはスクリプト冒頭に
from casioplot import *
と記述します。
スクリプト例: cpSample.py のダウンロード
from casioplot import *
for j in range (64):
for i in range (128):
set_pixel(i, j)
show_screen()
# (1)
for i in range(64):
set_pixel(i*2, i, (255, 255, 255))
show_screen()
# (2)
for i in range(1,1000):
draw_string(0, 0, str(i-1), (0, 0, 0))
show_screen()
draw_string(0, 0, str(i), (255, 255, 255))
show_screen()
# (3)
col = get_pixel(100, 0)
# (4)
clear_screen()
# (5)
draw_string(0, 0, '[EXIT]')
# (6)
print(col)
# (7)
for j in range (64):
for i in range (128):
set_pixel(i, j)
show_screen()
# (1)
for i in range(64):
set_pixel(i*2, i, (255, 255, 255))
show_screen()
# (2)
for i in range(1,1000):
draw_string(0, 0, str(i-1), (0, 0, 0))
show_screen()
draw_string(0, 0, str(i), (255, 255, 255))
show_screen()
# (3)
col = get_pixel(100, 0)
# (4)
clear_screen()
# (5)
draw_string(0, 0, '[EXIT]')
# (6)
print(col)
# (7)
動作:
実行結果は下記のようになります。
左にCGモデルの出力、右にFXモデルの出力を示します。
# (1) - 最初の for ループが終わったところ:
128 ドット × 64 ドットを (0, 0) から (127, 63) まで順に黒で塗りつぶし
左にCGモデルの出力、右にFXモデルの出力を示します。
# (1) - 最初の for ループが終わったところ:
128 ドット × 64 ドットを (0, 0) から (127, 63) まで順に黒で塗りつぶし


# (3) - 3つめの for ループが終わったところ:
左上に 0 から 999 まで1つづつ増やしながら逐次数値を描画
1つ前の数値を黒で描画(消す)したのち、白で描画しています。
FXモデルは液晶の応答性が悪いので、数字が変化するところは視認できません。


# (4) - (100, 0) のピクセルの色を取得して 変数 col に代入したところ:
col には タプル型の (0, 0, 0) = 黒 が代入される
# (5) - グラフィック画面を消去したところ:


# (6) - グラフィック画面右上に [EXIT] と描画したところ:
ここで、[EXIT] を押して下さい


# (7) - 変数 col を print(col) で、シェルl画面に出力したところ:
変数 col には タプル型の (0, 0, 0) が代入されている


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