番外編 - Let's note 中古改造PC

番外編
e-Gadget

初版 2021/07/28
ネットセレクタLite の記述を追記 2021/07/29
TPM 2.0 へのファームウェアアップデートを追加 2021/07/30
新品大容量バッテリーの使用感を追記 2021/08/01
記事の整理と目次追加 2021/08/09


Panasonic Let's note 中古改造PC

今メインで使っているPCの緊急バックアップ用PCが不調になって、その代わりを新品・中古品の両方で探していました。今回アマゾンで良さそうな中古改造PCがあったので、それを入手しました。中古を入手するのは初めてです。

 独り言:DELL Inspiron 3148 (Core i3-4030U, 4GB RAM, 500GB HDD) がどうにも普通に使えないレベルまで遅くなったので、初期化するかSSD換装+RAM 8GB化をするかを考えていたところ、同様な改造をした中古品で Core i5-5300U を搭載したコスパの良いモノがあったので、そちらへ日和ってしまったというのが正直なところ...

         CF-NX4

さて、中古PCが 2015年1月モデルの Let's Note CF-NX4 (Windows7 Professional プリインストール、Core i5-5300U (第5世代),  RAM 4GB, HDD 320GB、無線LAN搭載機、12.1インチ液晶) のままであれば、入手する気にはなりません。

入手する気になったのは、以下の条件によります;
Core i5-5300U (第5世代 i5) - オリジナルと同じ
8GB RAM - オリジナルの4GB から増設
・新品 512BG SSD への換装 - これが最大のポイント
・無線LAN - オリジナルと同じ、いまどきこれが無いと問題外
Win10 Pro プリインストール - これもポイント
・バッテリーが簡単に脱着できること - 中古品にはかなり重要

Core i5-5300U 搭載で、Windows 10 ProSSD4GB 増設で 8GB RAM というのはコスパが良さそうです。但し、液晶の具合、外装の傷、そしてバッテリーの劣化度合いは、実際に入手しないと判らず、リスクはありますが、初めての中古品を試しに購入してみました。

中古品はどうしてもアタリハズレがありますが、今回は幸運にも比較的良い買い物だったと思います。
自分自身のための記録のために以下をまとめますが、中古 Let's note を入手した方の参考になれば良いと思います。

なお、SU 桜 というセラーがアマゾンで出品していたPCですが、その後セラーの名前が SU に変わっています。セラーへの連絡が取れない可能性があります。サポート窓口の日本の修理センターのメールアドレスが書かれた保証書が添付されていましたが、問い合わせをしても返事がありません。今回は比較的良い製品に当たりましたが、何かあってもサポートは受けられない覚悟が必要で、こういうPCを購入するのは、賭けに近いかも知れません。



Windows 10 Pro が再インストールされ、Let's note 独自のドライバやアプリが殆どインストールされていない状態だったので、Windows Updateした後、基本機能の確認、Let's note 独自のドライバやアプリをインストール&アップデートし、性能確認を行いました。


目 次

 最初の作業

 外観・液晶画面の確認
   外装の傷
   キーボード
   パームレスト
   液 晶
  
 機能の確認
   メインストーレージ
   RAM
   ACアダプタ警告
   バッテリー
   [Fn] と [Ctrl]
   ホイールパッド
   バッテリー容量
   "不明なデバイス"
   ネットセレクタ

 Let's note 専用ドライバの追加とアップデート
   CF-NX4 マニュアル類の閲覧と入手
   バッテリー診断・制御プログラム
   Let's note 専用ドライバ・アプリのリストとインストール順序
   ドライバのアップデート
   最新ドライバアップデートページの確認方法
  
 イメージバックアップ

 回復ドライブの作成 

 おまけの 32GB USB フラッシュメモリ

 添付の中古バッテリー動作

 新品の大容量バッテリー動作




最初の作業

簡易だが確実な梱包で、次のものが到着しました。

CF-NX4_Top
 AC_SX425 USB_Flash
CF-NX4EHCS             ACアダプタ        32GB USBメモリ

各種確認をする前に、まずは以下の作業をしました。

1. 梱包状態と内容物の外観チェック ⇒ 特に問題なさそう
  ・PC本体: Panasonic Let's note NX4 (CF-NX4EDHCS) - 品番から法人モデルだとわかる。
   ただし、大容量バッテリー(L)でなく軽量バッテリー(S) 付属。
   軽量バッテリー(S) は 220 g、バッテリーを含めてPCの重量は実測で 1.00 kg、軽い。
  ・ACアダプタ: Panasonic純正 (CF-AA6412C M2) - 新品時の型番ではない。
  ・おまけの 32GB USB3.0 フラッシュメモリ - これはハズレ (後述)

2. ネット接続を確立 ⇒ 無線LAN接続

3. Windowsセキュリティ ⇒ Microsoft Difenderの設定
 ※ スタートメニュー [設定]-[更新とセキュリティ]-[Windowsセキュリティ]

4. Windows 10 の確認Windows Update の実行
 ※ Windows 10 Pro、21H1 (19043.1110) Windows Feature Experience Pack がインストールされていました
 ※ Windowsのインストールは購入日の1ヶ月ほど前の日付でした (Start Menu - 設定 - システム - 詳細情報)
 ※ Windows Update を実行すると最新の状態でした。

5. Adobe Acrobat Reader のインストール
 ※ PDFを開くアプリがインストールされていなかった。(マニュアルや手順書を読むのに必要)

6. この時点で SSD をイメージバックアップ (Acronic True Image 2019 使用) 

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外観・液晶画面の確認

外装の傷
マグネシウム合金の外側は、思っていたよりも傷が少なかった。

NX4_Scratched_Top

NX4_Scratched_Left  

上記以外にも細いひっかき傷がいくつか有りますが、ほとんど気にならないレベルでした。
外側のマグネシウム合金についた傷はぼやけた感じで、遠目に糊やグリースなどが付着しているような感じです。
 
<目次に戻る>
 

キーボード
キーボードはそれなりに使い込んだらしく、特定のキートップにテカリがあります。テカリ以外は傷も汚れもなく、キートップの文字の薄れや欠損はありません。いくつかのキートップを外してみたところ、汚れもなく内部は綺麗でした。そこで消毒用エタノール (濃度70%程度) でキートップの清掃だけしました。

NX4_Keyboard
 
<目次に戻る>
 

パームレスト
パームレストはキズや汚れが全く見あたらず、表面の細かいザラザラ感も残っていて、とても綺麗な状態です。

PalmRest_Left PalmRest_Right
 
<目次に戻る>


液晶
液晶画面はドット欠けはなく、不均一に見えるところもなく、良好な状態です。
額縁部分は、キズ一つなく、表面の微細な凹凸(意匠)もしっかりと残っています。

Display
※ 最低限のセットアップをした後の画面

外観は、それほど程度が悪くなく十分許容範囲。液晶ディスプレイは全く問題なくきれいな表示です。
企業ユースでかなり丁寧に使われていたことが覗われます。
 
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CF-NX4_Top
CF-NX4_Inside

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機能の確認

基本的に、快適に動作します。
Windowsの起動は速く、Visual Studio Community 2019 のビルド作業もストレスなくできます。
冒頭の "独り言" のぼやきはほぼ解決されました。 

具体的に確認した内容を以下にまとめます。

NX4_Part_NumberPC裏側に貼ってあるラベルで品番が確認できます。
この品番に対応する構成を以下で確認できます。
CF-NX4E のカタログ

入手したPCは、BIOS でも型番 CF-NX4EDHCS が確認できるので、マザーボードレベルで CF-NX4EDHCS だとわかります。
 
このPCの世界遍歴! ===
ところで、品番の末尾が [S] の場合は企業向けレッツノートです (CLUB PANASONIC に説明あり)。ネットで中古 NX4 の改造記事をよく見かけますが、その多くが CF-NX4EDHCS です。企業からの廃棄品を整備改造する対象として、数多く出回っているのでしょう。このPCも企業向けでした。

このPCにインストールされている Windows 10 Pro で Microsoft Account にサインインすると、PC名からこのPCの最後の登録地がアフリカの都市だとわかりました。日系企業のアフリカの事務所で使われ、そこで登録されたものが回り回って私の手元にやってきたのかも知れません。
================================

機能確認の具体的な内容をまとめます。

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メインストレージ

 (元は320GB HDD)

: Wise Advanced の 512GB SSD (新品) に換装されているのを確認

CrystalDiskInfodispaly
使用時間と電源投入回数をチェックすれば、新品のSSDだと確認できます。

Serial ATA は NVMe よりは遅いので、どのくらいのアクセス速度かを見てみます。
NVMe の半分以下ですが、2.5インチ HDD に比べたら4倍以上速くて良いです。
CrystalDiskMark_display

RAM

 (元は4MB?)

: 8MB を確認


元はスロット1に 4GB、スロット2はメモリが無い状態。そこで スロット2に
4GB メモリを簡単に増設したと思われます。
Setup_System_1
なお BIOS でも 8GB RAM を確認できます。 

ACアダプタ警告

: 同梱されていたバッテリーは警告が出る

同梱されていたPanasonicのロゴ入りACアダプタを繋いで電源を入れると
 "製品に同梱されているACアダプターをご使用ください。
 
製品に同梱されているACアダプターを使用時にこのお知らせが表示された場合は、
  ACアダプターがパソコン本体に正しく奥まで挿し込まれていない可能性があります。
  一度パソコン本体よりACアダプタを抜いてから奥まで挿し直してください。

  何かキーを押すと続行します。"

というメッセージが表示され、起動するためにワンアクション余計に要求。

AC_Adapter
同梱されていた 純正ACアダプタ CF-AA6412C M2 (Output 16V, 4.06A)

この CF-AA6412C M2 では 警告が出ないというブログもあるのですが...??
Let's note R7 で使っていた純正ACアダプタでも同じ警告が表示されます。
ちなみに、NX4 用の正規ACアダプタは CF-AA6412CJS です。


バッテリー

 (元はLパック?)

: 本来は大容量バッテリーパック(L) が付属するはずが、軽量バッテリーパック
  (S)が付属。幸運なことに 90%程度の劣化であった。


劣化が進んだ大容量バッテリーパックよりは良い。ラッキー!
大容量バッテリーパック(L)は 430g、軽量バッテリーパック(S)は 220gなので、
持ち運びには軽量バッテリーの方が軽くて良い。

※ Lパックは公称放電容量 13,600 mAh (9時間)、Sパックは 6,800 mAh (18時間)
※ 設計容量は Lパックで 93 Wh、Sパックは 47 hW とラベルに記載
※ Battery report の結果は Lパックで 92,16092,160 mWh、Sパックは 46,080 mhW

今回のPCに付属していたバッテリー CF-VZSU75JS はリコール対象の
可能性があり(発火事故)、ロット番号により判別可能対象です ⇒ リコール社告
新品に交換して貰える可能性に期待しましたが、残念なことに対象外でした。
Panasonicでは、対象バッテリーの交換と同時に、充電を80%に抑える「充電制御
ユーティリティ」を提供しています。

さて、Windows に標準で用意されている電源管理ユーティリティ powercfg.exe に
含まれる Battery Report 機能を使ってこのバッテリの評価を行います。
詳しい使い方は以下が参考になります。
【Windows】ノートPCのバッテリー容量などの情報を確認する方法
WindowsノートPCのバッテリー寿命/劣化具合を調べる ~ 

BatteryReport_Result

新品時の設計容量 (DESIGNED CAPACITY) が 46,080 mWh
現在フル充電できる容量 (FULL CHARGE CAPACITY) が 41,470 mWh

現在のバッテリー容量は新品に対して 89.99% に低下していました。
へたり具合が 90% 程度というのは、程度の良い中古バッテリーパックです。

余談ですが、上の結果の中で SYSTEM PRODUCT NAMEPANASONIC 
CORPORATION CFSX4-1
と表示されています。メインボードレベルでは、
CF-SX4 のバリエーションの1つが CF-NX4 となっているようです。

[Fn] と [Ctrl]


 

BIOS で入れ替えた


普段使っている複数のPCは、[Ctrl] キーが左端にあるが、Let's note は [Fn] キー
が左端にあるため、手が覚えている [Ctrl] の位置に [Fn] があって頻繁に押し間違
えます。
※ BIOS に [Fn][Ctrl] を入れ替える機能があるので、入れ替えました。
※ キートップのサイズが異なるため、キー自体の入れ替えはできませんでした。

ホイールパッド


 

: 上下左右のスクロール機能、拡大/縮小機能が使えない

 Let's note 専用ドライバの追加とアップデートで対応
 

バッテリー管理

: 残り時間の表示が不安定で不正確

 Let's note 専用ドライバの追加とアップデートで対応
 

"不明なデバイス"

: デバイスマネージャーで "不明なデバイス" が10個以上ある

 Let's note 専用ドライバの追加とアップデートで対応
 

ネットセレクタ

: ネットセレクタがインストールされていない

2008年頃に Let's note R7 を購入して使っていたが、Let's note 専用アプリの
ネットセレクタは非常に秀逸でこれなしでは困るくらいに愛用していた。

 Let's note 専用ドライバの追加とアップデートで対応
 

 


Let's note 専用ドライバの追加とアップデート

Let's note 専用のデバイスドライバは、ほとんどインストールされていませんでした。
新品のSSDにWindows 10 をクリーンインストールしたようです。そこで専用ドライバをインストールすれば、上に挙げた "ホイールパッド"、"バッテリー管理"、"不明なデバイス"、"ネットセレクタ" の問題は解決すると考えました。

Let's note NX4 は発売当初 Windows 8.1 に変更可能な状態で Windows 7 も選択できる仕様になっており、Windows 8.1 対応のドライバが準備されていました。さらにその後 Windows 10 への無償アップデートに対応して、Windows 10 に必要なアップデートが用意されていました。

ネットで調べたところ、ちょうど良い情報があったので、それを参考にしてドライバとアプリをインストールしました。
Panasonic レッツノート CF-NX4 に Windows 10をクリーンインストールする&不明なデバイスのデバイスドライバ

ドライバやアプリの多くは、インストールの手順書が PDF で提供されており、ジックリと読んでから作業を行いました。


 CF-NX4 のマニュアル類の閲覧と入手


バッテリー診断・制御プログラム
 ※ これは既にインストールされていました。
 ※ 不良バッテリーが劣化すると発火の恐れがあるため、バッテリーのリコール対応がまだ続いています。
 ※ リコール対象のバッテリー交換だけでなく、"バッテリー診断・制御プログラム" のインストール推進キャンペーンも継続。
  "バッテリ診断・制御プログラム" インストール促進策
  ノートパソコン「バッテリー診断・制御プログラム」インストールのお願い
 2018年3月に発表したリコールに対して、2020年10月 になっても対応を継続しているとは、
 さすが panasonic ですね。

<目次に戻る>


Let's note 専用ドライバ・アプリのリストとインストール順序
このページで download をクリックしても管理人の環境のセキュリティ条件では exeファイルのダウンロードが受け付けられない。この場合は、右クリックして「リンクのアドレスをコピー」を選択し、ブラウザの新たなタブを開いてアドレスバーに [Ctrl] + [V] でペーストし [Enter] を押してダウンロードします。

 ※ #21ホイールパッドユーティリティ をインストールするため
   #1 から #21 までは、順序通りに全てインストール 

 ※ #37ネットセレクタLite をインストールするため
   必須のもの #24#30 を順序通りに全てインストール
なお、私が入手した機種は、非接触ICカードリーダー、スマートカードリーダー、ワイヤレスWAN (スマホのSIMカード組み込み) はないので、#31#35 はインストールしません。 

デバイスマネージャでの不明のデバイスが全て消えました。
 
ホイールパッドユーティリティーを新たにインストールした直後は、ホーイルパッドはまだ使えません。
スタートメニューの [Panasonic] - [ホイールパッドユーティリティ] をクリックして有効化すると、上下左右のスクロールや拡大/縮小ができるようになりました。
スタートメニューの [Panasonic] - [ホイールパッドの設定] で細かい設定を行います。
特に問題ないので、デフォルトのままにしています。
 
実は、ネットセレクターLite の設定を行う前に、下記の ドライバーのアップデート を先に実施しています。特に [4] Windows 10用、無線ドライバー、Bluetoothドライバーアップデートプログラム による影響を回避する目的で、このようにしました。

切り替えて使いたいインターネットアダプターの設定を ネットセレクターLite に登録し、これらの間で簡単に切替えができることを確認しました。バージョン V1.10L12 がWindows 10 で問題なく動作しています。

NetSelectorLite_inOperation

ネットセレクター Lite のマニュアルが簡単に見つかりません。そこで実際に触って設定を行いました。このアプリは、一旦保存しておいたネットワークアダプターの設定を使って切り替えるものであり、それ以上でも以下でもないという点を理解して使ってみれば、個々の動作は理解できて、設定は難しくありません。

なお [プリセット無線LAN] と [プリセット有線LAN] のプロファイルはそのまま残しておくほうが良いかも
知れません。

上の画像は、無線LANのネットワークアダプター設定を2通り登録し、自動適用モードにしているところです。「DHCP接続の設定」と「IPアドレスを設定した接続」を自動で切り替えます。

自動適用モードはとても便利な機能です。というのも、接続したい無線LANのSSIDを選ぶか、有線LAN のケーブルをPCに接続するだけで、それに対応したアダプター設定に自動的に切り替えてから接続してくれます。つまり、自動適用モードではネットセレクターLite を直接操作しないで、文字通り自動接続します。
これがやりたかったのです!

秀逸なアプリだと思います。
この利便性は、Let's note 専用アプリの ネットセレクター以外のアプリで見たことが無いので、もしあれば是非教えていただきたいところです。他のPCでも是非とも使いたい機能です。
 
以上で当面の目的は達成されました
次は、セキュリティ上の脆弱性に対応したアップデートを行います。

<目次に戻る>


ドライバのアップデート (CF-NX4EDHCS の場合) このページは随時更新されます
このページにはアップデートするドライバがインストール順のリストになっていて、必要なものだけをアップデートします。必要かどうかは以下のようにして判断しました。
1. 上記の ドライバアップデートのページの各項目ごとに確認します
2. リストの上にあるものが新しいアップデート情報。
  ※ リストの下に Win8.1 / 7 用の同じドライバのアップデートがあれば、それは不要
  ※ 搭載されていないハードウェア機能に関するものは不要
3. 各項目のページにジャンプし、手順書をダウンロードしよく読む
  ※ 手順書をよく読み、Windows 10用であるか、アップデートドライバのバージョンが新しいかを確認
  ※ ドライババージョン確認には、上でインストールした "PC情報ビューアー" が必要なことがある

  [3] Windows 10、Windows 8.1用 タッチパネルドライバアップデートプログラム
  [4] Windows 10用、無線LANドライバー、Bluetoothドライバーアップデートプログラム
  [8] CF-SX4、NX4シリーズ BIOSアップデートプログラム
  [9] インテル(R) ラピッド・ストレージ・テクノロジーインストールプログラム (14.8.16.1063)
[10] Intel(R) MEファームウェア アップデートプログラム (10.0.60.3000)
・[12] Windows 7, Windows 8.1, Windows 10用 TPM 1.2 ファームウェア更新ツール
・[16]
 Windows 10用 ビデオドライバーアップデートプログラム (2019.15.4835)

[7] Windows 7/8/10用 セキュリティ改善ユーティリティ 201909A は、適用すると 不具合が発生。Windows Update を適用して不具合が回避された。従ってこのアップデートの適用性は疑問。ただし一度適用して Windows Update を適用するのが正しいのかもしれないが、その真偽は不明。

[2021/07/30 追記]
[12] Windows 7, Windows 8.1, Windows 10用 TPM 1.2 ファームウェア更新ツール は、TPM 2.0 へアップデートする。将来Windows 11 へアップデートする場合は、TPM 2.0 が条件の1つになりそうなので更新して見たが、Windows 11 へのアップデートはできないことが判った。なお TPM 2.0 へのアップデートは、サインインにPINを設定している場合は無効にしておかないと、更新後PINを設定できなくなる問題があり、さらに BitLocker を "無効化" あるいは "中断状態" にしておかなければ更新できないので、要注意! 途中で3回再起動するが、そこで英文での説明画面で [F12] を押すなど、事前に手順書を十分読んで理解しておかないと混乱する可能性がある。手順が煩雑なので、慎重に作業を進める必要がある。
=== 追記ここまで ===

それぞれのアップデートに関して、必ず手順書のPDFをダウンロードし、しっかりと内容を理解しながら、記述に従って進めるようにします。BIOSのアップデートなど、複数のアップデートファイルが提供されているので、CF-NX4EDHCS 用の正しいものを間違いなく選んでダウンロードします。

USB接続機器を取り外して作業を進めるように指示される場合は、マウスが使えずにホイールパッドを使わないといけないので、1つ前の「各種ドライバのインストール」でホイールパッドのデバイスドライバのインストールをして、ホイールパッドが確実に動作する状態にしておくと良いでしょう。

無線LANドライバー、Bluetoothドライバのアップデートは、手順が煩雑なので、手順書通りに注意深く作業を進めます。時間の余裕のあるときに作業をすると良いと思います。

<目次に戻る>


 最新ドライバアップデートページの確認方法
1. Panasonic サイトの "パソコンサポート トップ" > “ダウンロード" ページにアクセス
2. ページの一番上にある検索ボックスで、正しい型番を入力して検索
 ※ 今は CF-NX4EDHCS と入力して [検索] クリック
これで、最新のドライバアップデートリストが表示されます。

このページで [新着情報] を念のために確認しましたが、CF-NX4EDHCS 用のアップデートはありません。NX4 は古くてサポートが終了しているので新着情報には含まれないと思います。

ここまでの一連のドライバ・アプリの適用を行うと、システムドライブ (C:¥ など) に展開用フォルダが作成され、合計で 3GB 以上の容量が使われていました。

<目次に戻る>



イメージバックアップ
専用ドライバの導入とアップデートはそれなりの注意力と時間を要したので、ここまでの状態でストレージ (SSD) のイメージバックアップをしました。Acronis True Image 2019 のPC 3台インストール対応版を持っていて、1台分余っていたので、これを使いました。

ちなみに、512GB SSDは以下のようになっています。
NX4ディスクの管理

<目次に戻る>



回復ドライブの作成
32GB のUSBフラッシュメモリに回復ドライブを作成しました。

<目次に戻る>



おまけの 32GB USBフラッシュメモリ
USB_Flash

VETESA と金属表面にレーザマーキングされています。VETESA は格安パソコンのメーカーだと思うのですが、USBメモリも作っているのでしょうか? ひょっとしてプロモーション用のアメニティかも、と思って Amazonで調べてみると全く同じデザインのものが見つかりました。金属表面に様々なレーザマーキングをして販売しているようです。ということで、VETESAのアメニティグッズがおまけてついてきたようです。

USBポートに挿しても認識されないことが結構な割合で発生します。やはりそれなりのモノなのでしょう。一時的なデータのやりとりに使ってその場で確認するような使い方には良いですが、大切なデータを保存するのはチョット怖くて使いたくないですね。

ちなみに、書き込みが結構速いです。
32GB USB Memory


ドライブを調べてみると、プライマリパーティションになっていました。
NX4_USBDrive_ディスクの管理

<目次に戻る>



添付の中古バッテリー動作
添付されていた中古バッテリーは、軽量バッテリーパック(S) CF-VZSU75JS (G45G-50475) で、劣化90%程度でした。
これは 220g 程度と軽く、本体に取り付けてもはみ出さず持ち歩きが楽で、バッテリーを含む重量は 1.0 kgです。この中古の軽量バッテリーで実際に使ったときの印象は、やはり駆動時間は作業内容で大きく異なるということです。

バッテリーメーターに表示されるプランを "パナソニックの電源管理" にし、ディスプレイの明るさを 40% に設定しました。

電源モード "最大のバッテリー残量" のとき
軽い作業
ネットでいろいろと調べてブログ記事を書く程度なら、満充電から4時間で 20% まで低下、6時間程度で 9% まで低下しました。
中程度の作業
Visual Studio Community 2019 をダウンロード&インストールしたときは、2時間程度で80%から10%までの70%程度低下しました。このときは、この中程度の作業以外は軽作業で、トータルで5時間程度で満充電から10%まで低下しました。

電源モード "より良いバッテリー" のとき
中程度の作業
ファイルのコピー、設定変更に伴う多くの再起動を行い、それ以外はOfficeアプリやブラウザでブログの作成を行ったときは、4.5時間程度で満充電から10%まで低下しました。

Let's note 専用アプリの "PC情報ビューワー" を起動し、"バッテリー使用状況" タブを開くとバッテリーの使用履歴がわかります。
Battry_Status
 
積算充電指数 - ほぼ空から満充電までの充電に相当する充電 - が64回分しか無いことがわかります。この中古のバッテリーは、あまり使われていなかったようです。このアプリは内部で  PowerCfg を使って情報をとっているのだと思います。

<目次に戻る>



新品の大容量パッテリー動作 [2021/08/01 追記]
大容量バッテリー CF-VZSU76JS (J87K-10403) を購入しました。これでほぼ一日バッテリーのみで使えると思います。
430g と軽量バッテリーの倍近い重さで、本体に取り付けるとはみ出します。このバッテリーを取り付けるとPCがずっしりと重く感じます。

バッテリーメーターで表示されるプランを "パナソニックの電源管理" にし、ディスプレイの明るさ 40% に設定しました。

電源モードが "より良いバッテリー" のとき
中程度の作業
大量のファイルコピー、アプリのインストール、各種設定変更に伴う多くの再起動を行い、Officeアプリを使った資料作成、ホームページ更新、ブログ更新を行いました。約11.5時間で、満充電から容量 10% まで低下しました。
軽い作業のみ、そして電源モードを "最大のバッテリー残量" にすると、間違いなく12時間以上、おそらく13時間程度使えると思われます。

電源負荷の多い作業を行うと残り時間が一時的に短くなり、しばらく軽い作業を続けると残り時間が長くなるという変動がみられます。合理的な表示だと思います。

<目次に戻る>



今後、気付いたことや更新内容があれば、随時追加します。



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なお管理人はカシオ計算機の関係者ではありません。いつでもどこでもプログラミングができるプログラム電卓が好きな1ユーザーです。


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