FX-502P/602P/603P のプログラム
学生時代の荷物の片付けをしていたら、カシオのプログラム関数電卓: FX-502P 、FX-602P、fx-603P で作ったプログラムライブラリが出てきました。A6程度のサイズの「京大カード」に、1プログラム1枚で、書き留めていました。
FX-603P は、2007年に fx-5800Pを購入するまで使っていました。
手帳サイズで、プログラムを作れる関数電卓 FX-502P は、おそらく個人が入手可能な世界最初の携帯プログラミングツールだったのではないかと思います。この製品により、世界中で多くのカシオファンが生まれたようです。
私が生まれて初めて作ったプログラムが、FX-502Pで作った「反射ゲーム」でした。
出てきたカードには、以下のように書かれていました。FX-603P は、2007年に fx-5800Pを購入するまで使っていました。
手帳サイズで、プログラムを作れる関数電卓 FX-502P は、おそらく個人が入手可能な世界最初の携帯プログラミングツールだったのではないかと思います。この製品により、世界中で多くのカシオファンが生まれたようです。
私が生まれて初めて作ったプログラムが、FX-502Pで作った「反射ゲーム」でした。
反射ゲーム
P0,
LBL 3, INV RAN#, x, 9, =, INV INT, INV x=0, GOTO 3, Min0, 0,
LBL 1, INV PAUSE, INV DSZ, GOTO 1,
LBL 2, INV ISZ, MR0, GOTO 2
操作 | 表示 | Memory | |
1. | [P0] | 0 (zero) | M0: 回数制御 |
2. | (ランダム数秒後) | - | M1:結果表示 |
3. | "-" 表示直後に[HLT]キー押す |
[P0]キーを押すとプログラムが起動し、0(ゼロ)が何回かランダム回数点滅し、表示が - に切り替わったところで、[HLT]キーを押し、反応が速ければ小さい数が表示される、という単純なものです。
FX-502Pのプログラム記法はかなり忘れてしまったので、ここでは説明しませんが、CasioBasicに比べるとまるで暗号文ですね。
反射ゲーム以外にも、
・ピタゴラス数: x2 + y2 = z2 となる (x, y, z) を次々と計算して表示するプログラム
・1~N個の順列: S = NN + NN-1 + NN-2 + ・・・ + N2 + N を計算するプログラム
・分子量計算: C,H、O、N、P、Si、Mg、Zn、Cl、Br、I、Ga、As、Al、In、などの個数を入力すると、分子量が表示され、メモリに格納するプログラム。メモリに格納された数を利用して、実験用の仕込み量をさらに計算する、といった使い方をしていました。。後年、半導体を触るようになって、Gaなどを追加しています。fx-603P専用。
などに加えて、主に技術計算用のものばかりです。
改めて、CasioBasicの良さ、そしてfx-5800P と言えども、十分なプログラム領域と広いディスプレイを実感します。
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